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子ども嫌いの継母・殊がプリンセス・ロキの面倒を見ることはなく、子育ては乳母にまかせきり。
殊はご飯を食べずにお菓子ばかり食べていたので、料理は全くできません。

そして継母・殊は、「世界で最も美しいのは、僕。」と信じ込んでいました。

ところで、継母・殊は一人称に「僕」を使いました。
なぜでしょう。
実は、殊もプリンセス・ロキと同じく、魔女に呪いをかけられていたのです。
二十歳までに上がることができなかった殊は、死ぬまでドロワースを脱ぐことを許されず、V系以外の音楽を聞くことができません。
自らの身を儚んでプリンセス・ロキを逆恨みした殊は、「あいつにも僕と同じ人生を背負わせてやる!」と、プリンセス・ロキのヘアメイク担当に、プリンセス・ロキのメイクを日々濃くするように、プリンセス・ロキの露出をどんどん過激にするように、きつく命じておりました。


ある日のことです。衣装に着替えてメイクを終えた継母・殊は、いつものように鏡の前に立ちました。
その鏡はSIZNAという名前で、継母・殊が故郷(Fuck-oui)から一緒に連れてきたものです。

殊「シズナよ、シズナ?」

シズナ「Yo!コーヒー!Yo!」

殊「黙りなさい。」

シズナ「チャーハン!Yo!」

殊「違います。」

シズナ「フフフフフフフフフフェンダー!!!」

殊「いい子にしていたら新しいアンプを食べさせてあげるから。さぁ、僕を映しなさい。」

シズナ「イイヨ!」

シズナの中に、ぼんやりと殊が映り始めました。

殊「今日もぼちぼちかな・・・どう思う、シズナ?」

シズナ「スケッチ!」

殊「ありがと。念のため聞くけど、この世で一番美しいのは、誰?」

シズナ「シラネ!」

継母・殊はおもむろにベースを手に取り、もう一度シズナの前に立ちました。

殊「もう一度聞くよ。この世で一番美しいのは、誰?」

シズナ「シラネ!スケッチ!シラネ!!」

ベースを下ろした継母・殊は、今度はシズナの新しいギターを手に取り、空高く振り上げて打ち下ろそうとしました。

シズナ「チョチョチョチョチョチョチョチョオオオォォォォォォ!!!!!」

ギターを振り上げたままで殊は聞きました。

殊「この世で一番美しいのは、誰?」

シズナ「ロキ!デッカイノ!ロキ!」

その瞬間、怒りのあまり、殊のメイクが崩れました。怒りでファンデが割れたのです!

殊「ロキ・・・だとぅ・・・・?」

シズナ「ロキ!デッカイノ!ロキ!ロキ!デッカイノ!ロキ!ロッキ~!Yo!ロッキ~!Yo!」

茫然自失の継母・殊は、シズナのギターを放り投げて一目散に部屋を出て行きました。
殊は大急ぎでプリンセス・ロキのところへ向かい、その首根っこを掴んで引きずり、王国の果てのシュヴァルツヴァルト(黒い森)へ連れて行きました。


黒い森は名古屋系バンギャルの巣窟です。



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