６月。

６月。妊娠５ヶ月～６ヶ月目くらい。

安定期に入って、体調の不安定さは残るものの、ほぼ通常どおりの生活が送れるようになりました。

体調面ではまず、やたらと疲れやすくなります。いつもと同じことをしているだけで、ぐったり疲れて起き上がれなくなっていました。
電車に乗って通勤して、仕事をして、また電車で帰ってくると、それだけで体力を消耗してしまって帰宅後は何もできなくなってしまいます。買い物や料理はちょくちょくさぼって、帰宅後はすぐに寝たりしていました。いくら寝ても眠くて、休日はほぼ一日中寝ていた日もあったと思います。

それと、腰痛になりました。でも、この腰痛がずっと続いたら辛いなぁと思っていたら、６か月目の１か月間くらいでおさまってしまったのでよかったです。妊娠後期でお腹が重くなってから腰痛になったりするかと思っていたんですけど、それは全くなく。６か月目の腰痛は、お腹が急激に大きくなっていたからか、ホルモンのせいか、とにかく一時的なものでした。
これ、私にとっては人生初めての腰痛だったので、どういう体勢が楽なのか分からず、横になってみたり正座してみたり体操してみたり、いろいろ試していました。結局、ゴロゴロと寝転がったり、ソファにもたれかかるのは腰痛をさらに悪化させることが分かって、常に背筋を伸ばしてまっすぐ座るのが一番楽、ということに。でもまぁ、腰痛がおさまってからは、またゴロゴロしてたんですけど。

ツワリはほぼなくなりましたが、それで食欲激増ということもなく、むしろ胃の圧迫感と息切れに悩まされて妊娠前よりも少食になりました。
それでもツワリ期よりは食べるようになったので、あからさまに体重に反映されます。食べられなかった反動で吸収しようとするからか、妊娠中は太りやすくなるのか。
とにかく、何もせずに食べているとどんどん太るので、なるべく運動するように心がけました。休日や平日の夜に歩いたり、プールに通ったりしてました。

胎動を感じるようになってきて、ゴロゴロと動くのがおもしろくて、ずっとお腹を触ってました。特に、私が食事をすると動き出すことが多かったです。よく体験談で聞くような「ポコポコ」とか、泡が弾ける感じ、というのは私にはなくて、もっとふてぶてしい感じに「ゴロンッ」「グルンッ」という動きが多かったですね。

６ヶ月目までは検診は月に１回で、これまでは１か月間ずっと「生きてるのか？」と不安でしたが、胎動を感じ始めてからは、とりあえず生きていることは分かるので、少し安心でした。
検診では性別も分かり、見た目はどんどん人間っぽくなってきます。こちらとしては性別が気になるところですが、医者にとっては性別はどうでもいいらしく、「サービスで教えてあげる」という感じでした。（別に、医者が恩着せがましかったわけでも、感じが悪かったわけでもなく、単に医者にとって検診で注視すべきポイントではなさそうだった、ということ。）

６ヶ月目に入ってからようやく、友人とご飯を食べに行ったり、夜に外出したりできるようになって、今になって振り返ると一番妊娠生活を謳歌していた時期だったなーと思います。