５月。

５月。妊娠４ヶ月～５ヶ月目くらい。安定期に入りました。

この時期、まだ胎動も感じないし、妊娠初期は検診が月に一度なので、お腹の中で生きてるのかどうか分からず不安になっていました。
検診で見てもらうと、脚を曲げたり伸ばしたりして、結構激しく動いてるのが分かるんですけどね。こんなに動いてるものが自分のお腹に生きてるなんて、不思議だなーといつも思ってました。

お腹が大きくなり始めたので、マタニティ用の服やガードルなどを買いました。お腹が大きくなってきたといっても、この時期はまだ普通の服も着られる程度でしたが、締めつけられると苦しくなったり気持ち悪くなったりしたので、早めに準備することに。出産まで着ることを考えれば、早めに買っても損はないかなとも思って。
買ったのは、マタニティ用のパンツ（通勤にも使えるよう、黒のスキニーパンツ）、マタニティ下着、ガードル、骨盤ベルト、ヒールのない靴、などです。

５月の間に、お腹はどんどん大きくなって、下旬には見た目にも分かるようになってきました。

ツワリはまだ一進一退といった調子で、日中は普通に出かけられても夜にダウンしたり、ご飯を食べようとしても気持ち悪くて食べられなかったり、日によってムラがありました。

この頃、無性に食べたくなる食べ物ブームがあって、食べたくなると我慢できなくてあちこち買いに行ったりしていました。
一時期はマフィンにはまりました。甘いものは受け付けなかったのに、なぜかマフィンのあのしっとりもふもふした感じを欲してならなかったり。
それからフローズンヨーグルトにもはまりました。食事がとれなくても、レモンやキウイの味のフローズンヨーグルトを少しづつ食べて気分を紛らわしていました。

体調は少しづつ良くなってきて、安定期（５ヶ月目）に入ると何だか安心して、自分の気分としても安定してきたような気がします。実際には、安定期に入ったからといって何をしても安全ということはなくて、気をつけなければいけないことに変わりはないんですけどね。このことはお医者さんにも釘を刺されました。

前月に悩まされた便秘は一転、解消して、この後の妊娠期間はずっと快調でした。むしろ快調過ぎるくらいで。

それに代わって辛かったのが息切れです。夜にツワリが辛かったのはだんだんおさまってきましたが、ツワリに代わって息切れや息苦しさが辛かったです。特に、ご飯を食べた後に息が苦しくてたまりませんでした。これは貧血の症状の一種らしいですけど、私は血液検査では貧血ではなかったんです。
この息苦しさは、この後もずーっと続いて辛かったです。

安定期に入って、安産祈願にも行きました。
安産祈願というものに行ってみたかったんです。どんなものか見てみたかったし。これは行ってみて正解でしたね。お祈りしてもらって安心感もあるし、いただいた腹帯やお守りなどは興味深くて、いちいち感心してました。

体調の回復とともに、少しづつ運動も始めました。
近所を歩いたり、プールでウォーキングしたり。特にプールでの水中ウォーキングは気に入って、マタニティ用の水着も買って、週に１～２回は通ってました。ただ歩くよりもお腹の重さを感じない分だけ楽だし、３０分くらい歩くだけで脚のむくみがとれるのもよかったです。

また、出産する病院をどうするか、里帰りするか、実家に帰るか、などといったことを検討していました。近くにある病院を調べたり、出産経験のある友人に聞いてみたり。
自分がどういうお産をしたいか、出産後にどういう生活をしたいか、どんな子育てをしたいか、ということを、自分の中であれこれ考えました。いろいろとアドバイスしてくれる人もいたし、「こうすべきだ」といった調子で話してくる人もいましたが、やっぱり自分がどうしたいのかをはっきりと持つことが、まずは大事かなと思います。