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当然のことながら、その薬は毒でした。
プリンセス・ロキが薬と日本酒を飲み干した途端に、どこからともなく自腐のメロディが流れ始め、そのメロディに合わせてプリンセス・ロキがクルクルと回ります。
苦しみながら、もがきながら、自分で自分の首を吊りながら、踊り狂います。
そしていざ、間奏で・・・
バターーーーーン!!!
お約束どおり、倒れ込んだのです。
倒れた衝撃で地は鳴り、木々は倒れ落ち、川の流れは2つに割れました。モーセ!モーセ!
それほどまでに大きな衝撃が、地面を走ったのです。
計画がうまくいった継母・殊は、一目散に城へ帰りました。酒が嫌いだったからです。
さて。
その間、ド・アークたちはどうしていたのでしょう?
ご想像どおり、寝ていたのです。
しかし、さすがのド・アークたちも、プリンセス・ロキが倒れる音で起きないはずがありません。
寝ていたところを起こされて不機嫌になったド・アークたちは、半ギレで外に出てきました。
ド・アークたち「ちょっとぉ~ロキさぁ~ん・・・勘弁してくださいよぉ~~」
目をこすりながらそう言ったド・アークたちでしたが、目の前に半ケツで倒れているプリンセス・ロキを見て眠気は吹き飛びました。
揺すっても起きません。
蹴っても起きません。
コッソリとグーで殴ってみました。
起きません。
コッソリと「歌、練習しろよ」と囁いてみました。
起きません。
酔い潰れたのでしょうか。
失神したのでしょうか。
半ケツがズリ上がって全開になりつつあるプリンセス・ロキの姿を見ながら、ド・アークたちは溜め息をつきました。
「どうしていつも俺ばっかりこんな被害にあうんだ・・・」
それもこれも、自腐が間奏で止まっているのが原因かと考え、ド・アークたちはBメロを叩いてみました。
が、それでもプリンセス・ロキは目を覚ましません。
プリンセス・ロキの横たわる巨体を前にして、ド・アークたちはしばし考え込みました。
アツト「・・・めんどくせぇ・・・」
ド・アークたちは倒れたプリンセス・ロキをそのままにして借家に戻り、また眠りにつきました。
季節はそろそろ冬。ド・アークたちが冬眠する季節です。
ド・アークたちは何日も眠り続け、その間ずっと、ずっと、プリンセス・ロキは放置されました。
時は流れ、そろそろプリンセス・ロキの顔色が白塗りから土気色に変わり始めた頃、一人の美しい人が現れました。
黒い森の中をさすらう、Kayaです。
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