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またしても、東京ラブストーリーにはまっています。
東京ラブストーリー再考、みたいなことをして、アレコレ考えたり影響されたりしていたんだけど、改めて読み返すとおもしろいなぁ。やっぱりおもしろい。
(だからDVDボックスがほしいよぅ。)
あの時代(東京ラブストーリーの時代)と今とでは、我々の生き方も、メディアから提示される生き方も、異なる。双方のどちらが先かというのは鶏と卵で。
あの時代は、「役を生きる」という側面が強い。与えられた役を生きる。分相応。
彼氏として。
彼女として。
夫として。
妻として。
四大を出て大手企業に就職したサラリーマンとして。
短大を出て一般職に就職したOLとして。
自分で選んだ選択肢の、その先には、「当然こうあるべきもの」という未来があった。
その未来を見据えながら選択をして、想定していた未来を生きて、現実との違いに苦しんで、また選択をして・・・という繰り返し。
今、
仮面を奪われて自由を押し付けられた。
自分の身一つで「自分を生きること」を強制される。
自分らしさ
自己実現
自己表現
自己アピール
個性
やりたいこと
私はなんだか、その風潮にさえ飽きてしまって、「人生は一度きりなんだから、やりたいことをやらなければ」という、本来は希望にまみれた(満ち溢れた)言葉さえも煩わしい。・・・煩わしいというより、恐怖感かな。「やりたいこと」を強制されている気持ちになる。
「少し先」でも「ずーっと先」でもいいんだけど、未来を想定できるというのは幸せだよね。それはもはや、能力だと思う。
未来を想定できる人っていうのは、もちろん今でもいる。そして私はそういう人が眩しいです。
何をするにしても、まずは未来を想定して、期待しないと、何も始まらないじゃないか。
目標があるから達成することができるわけだし。
「これとそれが欲しい」と言えるのなら、「これ」と「それ」を手に入れれば幸福感を得られるでしょ。でも、「全部を7割くらいの本気度で欲しい・・・かな」なんて言ってると、まず「何を」手に入れればいいのか分からん。「何か」を手に入れたところで、それが「何」なのか分からん。よって、幸福感に確信を持てない。
傍から見たら偽りの幸せでも、その一時、自分が「あぁ私は幸福だ」と実感できるのなら、それが全てじゃないか?たかが人間、動物一匹の脳細胞が感じ取るアドレナリンだぜ?「人生一度きり」なら、その吹けば飛ぶようなアドレナリンを燃やしてみせろよって話だ。
何を手に入れても「こんなもんか・・・なぁ?」という感触しかない私は不幸である。
というのが今の私の気分であるけれど、実はそれはただの気分で、こんな私でも「あれが欲しい」と狙いを定めて猪突猛進することがあるのだ。
だから、一人の人間の中にはたくさーーーんの人間がいるわけだよ。
私の中にはリカとさとみとカンチと三上がいる。そういうこと。
ドラマの方では、有森成実の怪演と鈴木保奈美の魅力ばかりが印象に残った。(実際、リカの役が美しく演出されすぎだよな。)
人間性が異なる4人について、誰に共感して誰が嫌いか、ということでまずは盛り上がるんだけど、結局のところ、自分の中に4人がいるんだなぁ。そう思わせるキャラクター構成って、すごいよなぁ。
10代の頃にドラマを見た時は(さすがにリアルタイムではない!)
リカ→不本意だけど、共感する。
さとみ→憧れ。
カンチ→関わりたくないタイプ。
三上→友達にはなれそう。
という印象だった。
今は、妙にカンチに親近感を覚える。手の中の幸せを大切にしたい、という気持ちが。
そして今なぜか、さとみが嫌いだー。「男に媚びる女」として嫌いなのではなく、自分の気持ちを客観的に見過ぎているところが苦手。三上が言うところの、「優等生的」な言動が。
原作では、軸にあるのは「完治とさとみの物語」なのだけど、ドラマから入っていると、どうしてもリカ中心に見てしまうのよね。リカ以外の登場人物が語るリカ、というのもおもしろい。終始みんなが、「リカとは何なのか」という謎を解き明かそうとしている。
原作で一番好きな台詞は、カンチが言う、「僕はリカに負けたんだ」、です。
私がリカだったら、こんなこと言われたら悲しいだろうな。好きな男に「負けた」なんて言われたら。
東京ラブストーリー再考、みたいなことをして、アレコレ考えたり影響されたりしていたんだけど、改めて読み返すとおもしろいなぁ。やっぱりおもしろい。
(だからDVDボックスがほしいよぅ。)
あの時代(東京ラブストーリーの時代)と今とでは、我々の生き方も、メディアから提示される生き方も、異なる。双方のどちらが先かというのは鶏と卵で。
あの時代は、「役を生きる」という側面が強い。与えられた役を生きる。分相応。
彼氏として。
彼女として。
夫として。
妻として。
四大を出て大手企業に就職したサラリーマンとして。
短大を出て一般職に就職したOLとして。
自分で選んだ選択肢の、その先には、「当然こうあるべきもの」という未来があった。
その未来を見据えながら選択をして、想定していた未来を生きて、現実との違いに苦しんで、また選択をして・・・という繰り返し。
今、
仮面を奪われて自由を押し付けられた。
自分の身一つで「自分を生きること」を強制される。
自分らしさ
自己実現
自己表現
自己アピール
個性
やりたいこと
私はなんだか、その風潮にさえ飽きてしまって、「人生は一度きりなんだから、やりたいことをやらなければ」という、本来は希望にまみれた(満ち溢れた)言葉さえも煩わしい。・・・煩わしいというより、恐怖感かな。「やりたいこと」を強制されている気持ちになる。
「少し先」でも「ずーっと先」でもいいんだけど、未来を想定できるというのは幸せだよね。それはもはや、能力だと思う。
未来を想定できる人っていうのは、もちろん今でもいる。そして私はそういう人が眩しいです。
何をするにしても、まずは未来を想定して、期待しないと、何も始まらないじゃないか。
目標があるから達成することができるわけだし。
「これとそれが欲しい」と言えるのなら、「これ」と「それ」を手に入れれば幸福感を得られるでしょ。でも、「全部を7割くらいの本気度で欲しい・・・かな」なんて言ってると、まず「何を」手に入れればいいのか分からん。「何か」を手に入れたところで、それが「何」なのか分からん。よって、幸福感に確信を持てない。
傍から見たら偽りの幸せでも、その一時、自分が「あぁ私は幸福だ」と実感できるのなら、それが全てじゃないか?たかが人間、動物一匹の脳細胞が感じ取るアドレナリンだぜ?「人生一度きり」なら、その吹けば飛ぶようなアドレナリンを燃やしてみせろよって話だ。
何を手に入れても「こんなもんか・・・なぁ?」という感触しかない私は不幸である。
というのが今の私の気分であるけれど、実はそれはただの気分で、こんな私でも「あれが欲しい」と狙いを定めて猪突猛進することがあるのだ。
だから、一人の人間の中にはたくさーーーんの人間がいるわけだよ。
私の中にはリカとさとみとカンチと三上がいる。そういうこと。
ドラマの方では、有森成実の怪演と鈴木保奈美の魅力ばかりが印象に残った。(実際、リカの役が美しく演出されすぎだよな。)
人間性が異なる4人について、誰に共感して誰が嫌いか、ということでまずは盛り上がるんだけど、結局のところ、自分の中に4人がいるんだなぁ。そう思わせるキャラクター構成って、すごいよなぁ。
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カンチ→関わりたくないタイプ。
三上→友達にはなれそう。
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そして今なぜか、さとみが嫌いだー。「男に媚びる女」として嫌いなのではなく、自分の気持ちを客観的に見過ぎているところが苦手。三上が言うところの、「優等生的」な言動が。
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