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人間の行動力の原動力は妬みである。
「こうありたい自分」と「現実の自分」との差。

重々に承知していても、そういった場面に出くわすとそれなりにダメージを受ける。

「あなたのためにやった」と言っていることに、「それ自分のためでしょ」と突っ込みたくなることはよくある。
「○○のために」とか、「常識として間違っている」とか、そういう・・「義憤に駆られて」というようなことを言う場合、たいていはその人の利益が何らかの形で侵害されている。でも「自分の利益が侵害されたから文句をつける」とは言いにくいから、他に理屈を付けて声を上げるわけだ。

なんでだろうね?

「私はこれだけ損害を受けた!悔しい!なんとかしてくれ!」とは言えない風潮は。
おそらく、特に日本では、お金のことで主張することは「はしたないこと」と忌み嫌われるようで
お金のこと以外でもその傾向は強くて。
「みんなで一緒に苦しみに耐えましょう」という牽制に従わなければいけない。
従わずに「私はもっと!」と主張する人は軽蔑される。
というか、軽蔑することで「私たちとは違う」という差別化を図るんだ。差別化を図ることで自分を安全地帯に置いて、その人の比較対象から外れる。自ら。だって客観的に比較されたら「劣っている」と判断されるかもしれないから。
「私はもっと!」と声を上げて行動を起こした人は、大抵の場合は本当にもっと上に行く。
金を稼ぐ人だけが偉いわけじゃない。でも金を稼ぎたいと願って、その願望のために努力することは悪いことじゃない。


たとえば、

仕切りがいるバンドがあったとします。
仕切りグループ以外のファンがどれだけ早番を持っていようと、仕切りが入るので最前(ベスポジ)には入れません。
他のファンは非常に不満を持っていますが、仕切りグループはそんなこと意に介しません。疎まれても気にしません。
そんなある日、仕切りグループの中で仲違いがあり、その中の一人が仲間を外されました。
外された人は「仕切りグループの一人」から「その他の客」に変わりました。
それによって、今まで当たり前のように入っていた位置に入れません。
その人は、「自分の利益が侵害された」と感じました。
そして、「仕切りなんておかしい!」と声を上げました。


この人は悪い人ですか?
それともただの痛い子ちゃんですか?
悪いのはその人ではなく仕切りグループですか?



何かに怒ったり、文句を言ったりしている人について、「それつまり妬みでしょ?」と思う時ほど興醒めなものなし。

(これはライヴとは関係のない人間関係での経験に基づくものだったけど。)

V盤のライヴなんかに行っていると、「なぜか叩かれてしまう人」って必ずいるもので
今はネットの掲示板という分かりやすいものがあるから、「あ。叩かれてますね」と確認できてしまう。

叩かれる人って、妬まれる何かを持ってる。

「美人」とか「おしゃれ」とか「胸出してる」とか、そういうことだけじゃない。
大してかわいくなくても叩かれる人はいる。
すごくかわいいのに叩かれない人もいる。


某バンドのファンに、ほぼ全通で、ライヴ来る時はいつも化粧してて、露出度の高い服を着ていて、顔もそこそこかわいくて、目当てのメンバーに必死な人がいる。
でも叩かれない。
ファンの中でもこの人のことを悪く言っているのを聞いたことがない。

それがなぜなのか?ってことを、理屈っぽい私は考えた。(んなもん考えてどーするって思われても、そういうの考えるのが好きだから。)

この人はね、あくまでも「ファンとして」必死なんだよね。「客として」必死。
そのメンバーのことをものっすごい好きなのは明らかなんだけど、「ファンとして」ステージの上を見てる。

実際のところは知らないけど。
私の目が曇りまくっていたらスミマセンだけど、たぶんそう。

そういうのって、視線で分かる。
そのファンの人が好きなメンバーを見ている時の視線は、そのメンバーのことを見てる。
それに比べて、「バンドマン」という肩書きが付いていれば何でも獲物にするような繋がりちゃんは、やっぱりそれなりの目付きになってるんだよー。視線が違う。


妬まれる原因って、

「女が出ているか」

これだね。きっと。

「今日はいっぱいKaryuと目が合った!」とか
「今日はKaryuにいっぱい構ってもらった!」とか
そういうこと言う人は、まず叩かれるね。

(Karyuさん・・・引き合いに出して申し訳ない。)

ライヴに来てりゃ誰でも1回くらい目合うよ。とか
勘違い。とか
そういう突っ込みがあるだろうし

実際には目が合ったのかもしれない。
構われたのかもしれない。

でも「んなこと関係ねーよ!」って態度をとるのがライヴマナーってものじゃないか。

そんなことを言っている客が一般的なセンスに照らしてかなり外れたところにいる外見だったら、たぶん大して叩かれない。
「女としてそこそこセーフ」だと、ダメなんだろうねぇ。

嫉妬してもしょうがないじゃないか。とも思うけど、実際には繋がりと呼ばれる制度もあるようですし、簡単には割り切れないものなのかな。

「熱心なファンの一人」であり続けることが、結局は一番正解なんだと思うがなぁ。


それと、欲しいものは欲しいと主張しておいた方がよい、とも思ってる。
「好き」とか「欲しい」とか「悔しい」とか。
そういうものは、きちんと主張してみると、自分が恐れていたほど恥ずかしくない。


自虐キャラは自意識過剰でプライドが高い人がそれをごまかして取り繕って自分を傷つけないためにやってるものであることが多い。

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