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日々が流れて過ぎ去っていく。
瞬間瞬間が100%を超えている。
6月12日は当たり日だった。
知人は皆、渋谷O-EASTか高田馬場AREAにいました。どちらかに。
そんな中、私はO-Crestでした。
ダウナーの1周年ライヴ、かつ、1stワンマンに。
(ダウナーって、マダラとかルテナとか、そういう前があるバンドです。)
センスが足りないな。
ってことを何度も感じながらライヴ見てた。
音楽(曲)を構成する要素として、音の配置やつなぎはたぶんとても大事。
原曲がどれだけよくてもそれだけではダメで、それをどうやって魅せてどうやって聞かせるか、そういったところの狙いを持って創り上げていかないと、曲にはならないんだわ。
たぶん。
ド素人の意見としては。
硝子さんの音楽偏差値は確実に上がっている!
硝子さんは「アレンジ」の重要さを学んだ!
私は、Sugarの篤人というミュージシャンを知ったことで、アレンジ作業がどれだけ大きく作用するものなのか知りました。
それとRe-Trickの敏さんも。
Sugarのインタビューで篤人が「自分は今はもうプレイヤーとしてよりもアレンジャー志向の方が強い」と言っていたことが、強く強く印象に残ってる。
曲の見せ方って、大事よね。
どこにどの音を足すか、どこにタメを作って、どこでテンポを上げるか、どこに静寂を作るか・・・
それがものすごく魅力的だったのが、Sugarの音だった。ライヴで、生音で、それを体感した時は、本当に鳥肌が立ったよ。脳みそが痺れた。
そういったものは、センスの有無によるものなんじゃないか。
そしてそのセンスは、バンドにとって致命的になるのではないか。
ある程度大きくなってくればいいアレンジャーやミキサーにお願いすることもできるだろうけど、それでも結局はミュージシャン自身のセンスによるところが大きいのだろうし。
それに、ライヴの時にステージで生演奏するのはミュージシャン自身なので、センスのない人たちの演奏はやっぱりセンスがない。
転げ落ちるような音の洪水が起きた後、ピタリと止まって一瞬の静寂があって、そこでボーカルの声のみが入って、それからまた演奏が重なる。
っていうの、客は好きでしょ。特にバンギャルは好きでしょ。私は好き。
聞いている者の耳と脳みそと精神を揺さぶるような強引なステージが、好きでしょ。
ただダラダラと演奏をなぞっているだけのステージなんて見る気も起きない。それならいつもどおり部屋に引きこもってヘッドホンで音源聞いてるわ。
そして、
「私が好きなヴィジュアル系」というのは、
強烈なコンプレックスと自意識とプライドを内包して、行き場もなく鬱屈しているもの、なんです。
ブサイクでスタイル悪くてものっすごくダサくて、モテないし金ないし友達いないし特技ないし、でも実はそれ全部が自意識過剰とプライドの高さによるもので、それがコンプレックスで、だから他人とまともに向き合うことができなくて・・・という負のループが延々と続く。
吐き出す場所はライヴしかねぇ!
立てる場所はステージしかねぇよ!
というのが、好きです。
そもそも私自身が音楽を聴くようになった原点がそこだから。
今はそんなこと四六時中考えてるわけじゃないし、折り合いの付け方も学んできた。
けれど、それでもやっぱり、「音楽を聴く」という自分にとっての余暇には「傷の舐め合い」みたいなものを求めてしまう。
だから、そういった後ろめたさがないバンドには魅力を感じない。入り込めない。
私は幅広くバンドを見る方ではないので何とも言えないけど、最近はそういうものを抱えているバンドが少ないよね。
でもそれは「最近のバンドはダメ」というものではなくて、以前と今とでは「負」の在り方が違うだけなんだ。たぶん。
(世代だけで「今は」「昔は」と分けるのもどうかと思うけど、)今若い人たちだっていろいろと悩んでるんでしょ。こんなお先真っ暗な世の中で、明るく振る舞えるだけの処世術を身に付けて。
ただ、以前と今とでは、抱えている悩みの内容や悩み方が違うの。
だから私にとってはしっくりこない。
今の若手バンドマンを見てると、「あなたたちはすっぴんもそれだけかっこよくて、明るくて話もうまくて、私服もけっこうオシャレで、それなのになんでヴィジュアル系?」と思うことがある。
(まーそんなのは表面的な見え方だけで、実はいろいろあったりもするけど。)
ヴィジュアル系の在り様が着実に確実に変わってきてるんじゃなかろうか。
だからSugarには10代の客がほとんどいないんじゃないか。
Sugarが抱える「負」の属性を共有できる世代が、ファンになっているんじゃないか。
名古屋系とかdeadmanとか、そういうものだけじゃなくて。
GRAPEVINEが「HERE」を出した頃、田中さんは「現実的に幸せになればなるほど不幸を感じる人」と評されていた。
明るい陽だまりにいればいるほど寒気がする人。
その不安感、
焦燥感、
いたたまれなさ、
自分の存在への懐疑、
そういったものに共感するからこそ、好きだったんだ。
(今も好き。)
人格もそうだった。
今にも死にそうな悠希に自分を重ねて、ライヴの最後に拍手をしながら「今日も生き延びた」と安堵する。
暗いと言われようと、
痛いと言われようと、
私にはそういった要素が必要で
ディスパで頭振って叫んでいても、クラブジャズに騒いでいても、お酒飲みながらピアノを聞いていても、それは同じこと。
そんな感じで
ダウナーのライヴの感想でした。
ダウナーとSugar(の楽器陣)はほぼ同年代。
<セットリスト>
白背景
鬼火燈
グリッターゲージ(新曲)
-MC-
エンゼルブルークリスマス
君、夏乞ウ花火
シャラク
-MC-
キリヲウカ
code:[DIVE](新曲)
(メンバーコール)
デジアナ
ヘビィロウディ
EN
皐月香る花と雨
マインドスイマー
セカンドヘッドバンキング
瞬間瞬間が100%を超えている。
6月12日は当たり日だった。
知人は皆、渋谷O-EASTか高田馬場AREAにいました。どちらかに。
そんな中、私はO-Crestでした。
ダウナーの1周年ライヴ、かつ、1stワンマンに。
(ダウナーって、マダラとかルテナとか、そういう前があるバンドです。)
センスが足りないな。
ってことを何度も感じながらライヴ見てた。
音楽(曲)を構成する要素として、音の配置やつなぎはたぶんとても大事。
原曲がどれだけよくてもそれだけではダメで、それをどうやって魅せてどうやって聞かせるか、そういったところの狙いを持って創り上げていかないと、曲にはならないんだわ。
たぶん。
ド素人の意見としては。
硝子さんの音楽偏差値は確実に上がっている!
硝子さんは「アレンジ」の重要さを学んだ!
私は、Sugarの篤人というミュージシャンを知ったことで、アレンジ作業がどれだけ大きく作用するものなのか知りました。
それとRe-Trickの敏さんも。
Sugarのインタビューで篤人が「自分は今はもうプレイヤーとしてよりもアレンジャー志向の方が強い」と言っていたことが、強く強く印象に残ってる。
曲の見せ方って、大事よね。
どこにどの音を足すか、どこにタメを作って、どこでテンポを上げるか、どこに静寂を作るか・・・
それがものすごく魅力的だったのが、Sugarの音だった。ライヴで、生音で、それを体感した時は、本当に鳥肌が立ったよ。脳みそが痺れた。
そういったものは、センスの有無によるものなんじゃないか。
そしてそのセンスは、バンドにとって致命的になるのではないか。
ある程度大きくなってくればいいアレンジャーやミキサーにお願いすることもできるだろうけど、それでも結局はミュージシャン自身のセンスによるところが大きいのだろうし。
それに、ライヴの時にステージで生演奏するのはミュージシャン自身なので、センスのない人たちの演奏はやっぱりセンスがない。
転げ落ちるような音の洪水が起きた後、ピタリと止まって一瞬の静寂があって、そこでボーカルの声のみが入って、それからまた演奏が重なる。
っていうの、客は好きでしょ。特にバンギャルは好きでしょ。私は好き。
聞いている者の耳と脳みそと精神を揺さぶるような強引なステージが、好きでしょ。
ただダラダラと演奏をなぞっているだけのステージなんて見る気も起きない。それならいつもどおり部屋に引きこもってヘッドホンで音源聞いてるわ。
そして、
「私が好きなヴィジュアル系」というのは、
強烈なコンプレックスと自意識とプライドを内包して、行き場もなく鬱屈しているもの、なんです。
ブサイクでスタイル悪くてものっすごくダサくて、モテないし金ないし友達いないし特技ないし、でも実はそれ全部が自意識過剰とプライドの高さによるもので、それがコンプレックスで、だから他人とまともに向き合うことができなくて・・・という負のループが延々と続く。
吐き出す場所はライヴしかねぇ!
立てる場所はステージしかねぇよ!
というのが、好きです。
そもそも私自身が音楽を聴くようになった原点がそこだから。
今はそんなこと四六時中考えてるわけじゃないし、折り合いの付け方も学んできた。
けれど、それでもやっぱり、「音楽を聴く」という自分にとっての余暇には「傷の舐め合い」みたいなものを求めてしまう。
だから、そういった後ろめたさがないバンドには魅力を感じない。入り込めない。
私は幅広くバンドを見る方ではないので何とも言えないけど、最近はそういうものを抱えているバンドが少ないよね。
でもそれは「最近のバンドはダメ」というものではなくて、以前と今とでは「負」の在り方が違うだけなんだ。たぶん。
(世代だけで「今は」「昔は」と分けるのもどうかと思うけど、)今若い人たちだっていろいろと悩んでるんでしょ。こんなお先真っ暗な世の中で、明るく振る舞えるだけの処世術を身に付けて。
ただ、以前と今とでは、抱えている悩みの内容や悩み方が違うの。
だから私にとってはしっくりこない。
今の若手バンドマンを見てると、「あなたたちはすっぴんもそれだけかっこよくて、明るくて話もうまくて、私服もけっこうオシャレで、それなのになんでヴィジュアル系?」と思うことがある。
(まーそんなのは表面的な見え方だけで、実はいろいろあったりもするけど。)
ヴィジュアル系の在り様が着実に確実に変わってきてるんじゃなかろうか。
だからSugarには10代の客がほとんどいないんじゃないか。
Sugarが抱える「負」の属性を共有できる世代が、ファンになっているんじゃないか。
名古屋系とかdeadmanとか、そういうものだけじゃなくて。
GRAPEVINEが「HERE」を出した頃、田中さんは「現実的に幸せになればなるほど不幸を感じる人」と評されていた。
明るい陽だまりにいればいるほど寒気がする人。
その不安感、
焦燥感、
いたたまれなさ、
自分の存在への懐疑、
そういったものに共感するからこそ、好きだったんだ。
(今も好き。)
人格もそうだった。
今にも死にそうな悠希に自分を重ねて、ライヴの最後に拍手をしながら「今日も生き延びた」と安堵する。
暗いと言われようと、
痛いと言われようと、
私にはそういった要素が必要で
ディスパで頭振って叫んでいても、クラブジャズに騒いでいても、お酒飲みながらピアノを聞いていても、それは同じこと。
そんな感じで
ダウナーのライヴの感想でした。
ダウナーとSugar(の楽器陣)はほぼ同年代。
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エンゼルブルークリスマス
君、夏乞ウ花火
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本、ライヴ、映画、靴、洋服
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