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着いたらアンドだった。
噂のViViDTHE KIDDIEは見逃した。見たかったよ。見たかった。

先に来て見ていた人達によれば、両方とも「アリスナインっぽい」らしい。
・・・見たい!
「アリスナインっぽい」って言われても、そのアリスナインを知らないけれど。





アンド

ガゼットのコピバンである、という前知識はあった。見るのは3回目くらい。
「ガゼットの」コピバンだよ。ディルのコピバンではなく。時代は回る。

ボーカルの歌い方がガゼットに似ているバンドだ、と思っていたら、ツインギターの組み方(?)も似ているような気がしてきた。
ボーカルは相変わらず初期の流鬼と同じヘアメイクで。あそこまで貫かれると、「俺はあいつの真似してんじゃねぇ!ただこのヘアメイクが好きなんだ!」ってことなのか・・しら・・?
顔面レベルはガゼットのが上でしょう。

ラストかラスト前の曲がルナシーだった。イントロがルナシー。

真っ赤の衣装で、髪が真っ赤の人もいて、派手。

あんまり印象に残らなかったなぁ。





lynch.

この日のリンチはダメだったらしい。ファンの人たちが言うには。メンバーが疲れきっちゃってて、つまらなさそうだった、と。

いやいやいや・・・なんだよその理由。何年バンドやってるんだ。


私がリンチを見るのは久しぶり。前に見た時から大きく変化していた。見るたびに変化してる、このバンドは。

「轟音、シャウト」という共通項は変わらないんだけど、今の曲の方が変態だ。わざとツボを逸らしてる。
「次、こうくるだろう」「次はこうやってシャウトして盛り上げるだろう」と予想させるところで、アッサリそれを裏切る曲構成にしてる。盛り上がっていきそうなところで収束させたり、単調なフレーズをわざと繰り返したり。聞いていて心地よくない曲。私にはそう聞こえた。

だから難しいんだ。一発目で盛り上がるのが難しい。
なんだってそんな難しいトリックをしかけるのか・・・単純思考の暴れギャの受けは悪くなりそう。

こういう、「轟音、シャウト」が特徴のバンドはそこばっかりに注目されがちだから、今のlynch.みたいなアプローチは珍しくておもしろくてよろしいじゃないでしょうか。偉そうに評すれば。
(ファン層に狙いを持っているのか知らないけど、)こういうバンドは、バンギャ歴が長くて妙に耳が肥えちゃった客か、変態曲ばかりを好むマイノリティには受けそう。
つまり、
動員は増えなさそう。

関係者受けするバンドは売れない。
という法則に乗って。

ただ単に「暴れたい!」「ヘドバンしたい!」「轟音に酔いたい!」という目的だけで来ていた客は、ちょっとづつ離れていきそう。

どっちにしても、この日のリンチはダメダメだったらしいので、これだけで判断するのはよろしくないかな。
葉月は髪切ったって言ってて、肩くらいの長さの茶髪だった。内側を刈り上げ。
れおさんは金髪と黒のツートン。お疲れだった。
ドラムはインディアンみたい。
ゆうこりん(って呼ばなきゃだめ?)、かわいかった。ほっそーーーーい。黒髪パーマで、おでこ。たつろうのようだ。
メンバーみんな、衣装が冬だった。革ジャンにストールって・・・。

ラストの曲がADOREって曲だったらしい。
ラスト前にやったパルスなんとかって曲は聞いたことがある。かっこよかった。

会場の客席はトリの23区動員がほとんどで、ステージにいるのはリンチなのに客席はキャバ嬢風バンギャとか白ロリとか女子高生(制服)とか、そんな客がいっぱい。みんな素直に音楽に乗るので、リンチで背ダイとか手振りがあった。こういう異業種交流はとても好き。





少女-ロリヰタ-23区

トリは23区。
お客さんいっぱいだ!

超満員のWESTで、トリの段階でここまでお客さんが残ってると思わなかった。ライヴが始まってしばらくしたら、ファンはみんな前に押し寄せたから、客席の後ろの方はすいてたけど。

最近の曲の中で、この「DOLLS」って曲が好き。




この曲、相変わらず歌詞は・・・だけど、曲はとてもよいと思うんだ。
曲全体の流れが、いい。流れがきれいなの。

こういう「きれいにまとまった曲」って、面白みがないとも言えるけど。
初期の頃の曲は「いかにもマイナー盤!」っていう曲ばかり。
どちらも捨てがたいけど、いつまでもどちらかに偏ってはいられない。


ライヴでは1曲目がこのDOLLSだった。
私は曲をほとんど知らないので、知ってる人にあとから聞いたところでは、未完成サファイアとRedRoomとスーパーノヴァとCarnival of JULIAと?(曲名忘れた)と新しい曲のどれかをやったらしい。聞いてもどれがどれだったか分からん。

激しい曲ばかりで固めたセットリスト、でした。
ここまでやらなくても・・って思うくらい、暴れ曲だけで固めてた。
7~8列くらいが逆ダイする光景なんて、久しぶりに見たよ。WESTの前半分くらいがギュウギュウに詰まって暴れてる。すげー。なんかすげー。


23区って

「その他大勢」に含まれてたマイナー盤
→ 独特の世界観(主にベースが書く歌詞)で注目を集める
→ 電子音を多用する曲調に転向
→ メイクと衣装を抑えめにきれいに
→ ファン大量獲得で、若手バンドの群から一歩抜き出る
→ そして今、メンバー個々の進む方向がバラバラで、まさかの迷走

というバンドであると認識している。


こういうバンドについて、いまいち落としどころを見つけかねる、というか
「で?どこで笑ったらいいの?」と問い詰めたい気持ちになる。
バンド側から「どうぞ、ここで笑ってください」「どうぞ僕をネタにしてください」と提供されるものがないので、こちら側で勝手にツボを決めて笑うんだけどさ。
(例えばSugarならボーカルの衣装が「バンド側から提供されたネタ」だけど、「笑っちゃうのに・・・なぜか痺れる」というオチがある。SIZNAの挙動も「バンド側から提供されたネタ」だけど、「笑っちゃうのに・・・なぜか演奏はものすごく上手い」というオチがある。)

このバンド・・・例えば「ボーカルが下手」と突っ込みたい。でも突っ込んでおもしろいほど下手でもない。
下手だ下手だと言う人もいるけど、あまりにも下手すぎて下手であることがネタになるレベルなら、それは強みに変わるでしょ。そこまでの下手さじゃないんだ。バンド内の相対関係として下手である、というだけで。
少なくとも、声はいいと思う。しゃべってる声はすごくいいと思うんだよなぁ。独特で。

それ以外にも突っ込みどころとしては
・ボーカルの書く歌詞が小学生の作文並み。
・ボーカルが中二。
・下ギの音が聞こえない。存在の意味はあるか。
・ベースの存在感が大きすぎて、そこから脱却しきれてない。
・上ギは上ギのくせに華がない。
・ドラムがペットからオスになった。

笑えない!どこも一つも笑えないよー!


私の素人耳には、メンバー個々の演奏力は上がってるみたい。
ベースの人も、初めて聞いた時はひどいと思ったけど、普通に弾けてた(ような気がする)。

ライヴが始まって、次の瞬間に下手ギターの弦が切れた。弦を変えるために姿を消す下手ギター。それなのに(ほぼ)つつがなく曲が進んでいくのはなぜ。ギターが2人いたらこういうミラクルも起こせるのか?


ボーカルのMCがかわいかった。

Vo「今日ねー、待ち時間の時、そこの階段のとこにいたの(クスクス・・・」
Vo「そしたらねー、蚊!蚊が、すっごいの!(吹き出し笑い)」
Vo「すっごい噛まれたー!ほら、見て。ここらへん(腕のあたり)」
Vo「だからー、こうやって!(手で蚊をつかまえる振り)」
Vo「でもねーすぐ逃がしちゃったキャハハ!(笑)こうやって!(蚊を離すフリ)アハハハ!」
客「そうさま優しいーーーー!!」
Vo「ふふふふふっっ!!」

どうよ。
どうよこの「イイイイイイイイイイ!」ってなるMCは。
自分の背中の真ん中をかきむしりたい。むしろ殴りたい。あいつを。

私ね、初めてこのボーカルの魅力が分かった気がする。

この人ダメだわ。
とてもダメな人だ。

ライヴでボーカル見てると、「なんでそこで?」ってとこで動いたり立ち止まったり、突然に動きが止まったりするの。演出ではないみたい。

私という人間の軸とはあまりにもズレたところにいるから、まるで違う星の生物を見ているような気分になる。

褒めてます。
しまったなぁ。このボーカル、おもしろいわ。好きじゃないけど。殴りたいけど。
何かを少し掴んでしまったような気がする。



次のツアーの予定も発表されておらず、
次のライヴは渋谷が大変のみで、
音源の発表予定もなく、

不安だ。


大人たち、がんばってください。

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