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風俗スカウトマンの栗野(成宮寛貴)は女に声をかけ、囲った女を部屋に連れ帰っては一晩中セックスの相手をする日々。そんな栗野の階下の住人・杉山は、栗野の女のあえぎ声でオナニーをするのが日課だった。ある夜杉山は声優志望の太った女・小百合(村上知子)と出会い、久々のセックスにハマる。しかし小百合はデブ専の裏DVD販売を生業としており、杉山との情事も隠し撮りしているのだった……。

風俗専門スカウトマン、売れない対人恐怖症のフリーター、アニメ声優志望のデブ専AV女優、風俗の世界へと堕ちていく元OL、カラオケボックスでバイトするSFオタク青年、そしてゴミ屋敷の主の淫乱主婦と、いずれ劣らぬダメ人間たち。そんな彼らのダメな生活ぶりをポップに描き出した群像劇がこの作品だ。都会の底辺でしたたかに生きる登場人物たちの姿はこっけいだが、どこか愛しい。成宮寛貴は風俗スカウトマンをキザな演技で表現。その他森山中の村上知子や平成ノブシコブシの吉村崇、大人計画の皆川猿時など個性的な出演者が顔を揃えた。原作は奥田英朗の同名小説。監督の宮野雅之は本作が長編デビュー作となる。


監督:宮野雅之
原作:奥田英明(「空中ブランコ」、「サウスバウンド」)
脚本:中島哲也(「下妻物語」)
出演:成宮寛貴、村上知子、中村ゆり、吉村崇、皆川猿時、濱田マリ



なんか・・・
あんまりよく分からなかった。

最底辺の人間を描いていると言われれば、まぁ、確かにそうなのかもしれないけど。

「下品になること」って、そうそうできないもんだね。
人間は品を捨てることはできない。

例えば中村ゆりは、「バカで、すぐに騙されてAV嬢に転落していく女」を演じていても、その目には意志が出てしまう。頭の中にちゃんと考えがあることが、見ている人に分かってしまう。一瞬の間、逡巡、考察していることが、顔に出てる。
そういう役なのかなぁ・・・わざとなのかもしれん。

村上知子のいやらしさの方が、見ていて爽快だったよ。
隠し撮りしたビデオを流しながらお菓子を食べる表情とか、ラストシーンで栗野のことを笑う表情とか、見ていてイライラーーーっとするほどムカつく。


下品で下世話な作品だと言ってしまえばそれまでで、私が見た限りではそれ以上でもそれ以下でもない。


成宮くんがね、けっこう好き。
デビューした時に、二丁目出身だってことをまるで隠さなかったところが、おもしろかったから。

人それぞれ、大事にするところとどうでもいいところ、気にするところと気にならないところとが、あると思うのね。それぞれ異なると思うの。
私にとっても、大事なことと、「そんなんどーでもいいでしょ」ってことがあって、その分け方が似てる人とはすぐに仲良くなれる。もしくは、分け方が似てそうだなと思う人とは仲良くなりやすい。

例えば。
私が男の人と2人で飲みに行って、電車がなくなったからそのまま朝まで飲んで、眠くなったからその人の家に行って2人で同じ布団に入って寝ました。
ということがあった時に、「そんなのおかしいよ!」と騒ぎ立てる人とは、感覚が違うんだなーって思う。
いや、そりゃね、いろいろあると思うよ。付き合ってる人がそれぞれにいたら、付き合ってる相手に失礼になるとか、心配かけるとか、いろいろと。でも、それはそれで、これはこれでしょ。これ自体の事実には、何の事件性もないわけで。
こういうことについて説教してくる人って、男女問わず、「お前にゃ関係ねーよ!」って人ばっかりだ。
男と女が一緒にいると好きだ嫌いだとかやったやらないとかいう関係にしかなりえないと信じ込んでる人は早く発情期を脱した方がよいと思います。

同様に、「女の子は煙草吸わない方がいいよ」と諭してくる化石のような男も、早く鎖国時代を脱した方がよいかと思います。


えーと
なんだっけ

そう、つまり、
オカマさんとは仲良くなりやすいね!って話。
もしくは、連れてる女が毎日替わるような男とも、仲良くなりやすいね!
仲良くなるだけ・・・それだけ・・・。

成宮くんがそうだと言いたいわけじゃない!

 

映画は、どーせならもっと下品にしちゃえばよかったのに!と思った。
それと、哀愁が足りない!
下妻物語には哀愁があったよ。
 

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見に行きたい映画たち



そして、私たちは愛に帰る

もうモーニングショーしかやってないから、起きられたら見に行く。でも起きられる気がしない。



ララピポ

中村ゆりが出てる。
本読んでない。
映画も・・・あんまりおもしろくなさそうだけど、悪くもなさそうだから、フラリと見に行くかも。
期待値が低いと「意外とよかった!」ってことになる・・・かも。



ロストガール

見に行くつもりだったけど、予告編を見て怖気づいてる。
これを正視するのはかなりの精神力を要するでしょう。たぶん。



悲夢

イ・ナヨンが好き。
キム・ギドク監督といえば、「魚と寝る女」。
インディー好きに好かれそうな映画っぽいなぁー



ロルナの祈り

これは、ぜひ見たい。



遭難フリーター

イラスト描いてるのが真鍋昌平ってことに惹かれた。むしろ、それのみ。
それと曽我部恵一も。



ピンク映画

見てみたかった映画がいくつかあるんだよ!
こんな企画やってくれるとはねぇ。
女が一人で見に行っていいものなのか不安・・・

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(あらすじ)

ベイルートの小さなエステサロンに集う5人の女性たち。結婚を前にフィアンセに過去を打ち明けられないイスラム教徒のニスリン。不倫の恋に振り回され、結婚を期待する親に嘘をついていることに悩むオーナーのラヤール。長い髪の美しい顧客に心惹かれるリマ。毎日サロンに通うジャマルは、オーディションを受け続けるが上手くいかず、年を重ねる自分を受け入れられない。そして、ローズは年老いた姉を抱え、すでに自分の人生を諦めていた。そんなとき、素敵な老紳士と出会うのだが…。ニスリンの結婚式を前に、それぞれの人生が動き始める。
本作を手がけたのは、新鋭ナディーン・ラバキー。主演、監督、脚本までをこなしたアラビアン・ビューティ、ラバキーは、本作の成功でアラビアン・ビジネス誌の“世界で最もパワフルなアラブ人100人”で女性としてはトップの5位に選ばれた。

監督・脚本 : ナディーン・ラバキー
出演 : ナディーン・ラバキー 、 ヤスミーン・アル=マスリー 、 ジョアンナ・ムカルゼル 、 ジゼル・アウワード 、 シハーム・ハッダード


ラヤーン
妻子あるバカ男と不倫中。男の都合のいい時だけ呼び出されて、それ以外はほっとかれっぱなし。常に待っている。それでも好きだから携帯電話を握りしめて連絡を待つ。家族からはいつ結婚するのかと期待されているが、口が裂けても不倫しているなどと言えず、家族を裏切っている自分を後ろめたく思っている。

ニスリン
もうすぐ結婚するが、結婚相手が初めての相手ではないことに悩んでいる。結婚初夜にそのことが相手にバレてしまったらヤバいと心配して、膜再生手術を受けた。

ジャマル
自称・元女優。年老いていくことを受け入れられず、外見を磨きあげることに執念を燃やす。目尻にテープを貼って皺を伸ばし、毎日のようにオーディションを受けに行く。家には子どもが二人。旦那は愛人と浮気中。閉経していることを隠すために生理を装う。

リマ
常にヘッドホンを付けて音楽を聞き、服装は常にパンツスタイルで短髪でボーイッシュ。長くて美しい髪の女性が好みで、好みの女性を見かけるとニヤニヤする。

ローズ
ボケている姉のリリーと二人暮らし。洋裁店を営む。洋裁と姉の世話をすることだけで年老いた。髪を整えることもなく、恋愛することもなく、このまま一生終えるのか・・・?と思っていたところにチャンスが到来する。が。


強くて弱くて、おもしろくて儚い、そういう女ってものを今風に描いた映画。
間違いなくおもしろくて、笑えて、ところどころにジーンとします。

舞台となっているベイルートでは「女性は男性の付属物」という感覚が今でも当たり前の世界で、そのことをサラリと描いているけれど、これはきっと痛烈な批判なのだろうなぁと思う。
朗らかに華やかに生きている女たちも、誰か男性(父親なり夫なり)に所有されていなくては生きていけない世界。

そういった枠組みはありつつも、登場する女性たちはみんな生き生きとしてる。

まぁ、単純に見れば
映画に登場する男はみんな薄らバカで女性は美しくて生きている。
でも、その女性たちは薄らバカの男に従属することなしには生きていけない。

だから女って楽しいよねーというお話。

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鏡よ鏡 この世で一番美しい人はだれ?



シアターイメージフォーラムで開催されている、「幻視の美学・松本俊夫回顧展」を見てきました。

今回見たのは「薔薇の葬列」。
「ドグラ・マグラ」も見たいな。


(あらすじ抜粋)

「ジュネ」のオーナー権田(土屋嘉男)とエディ(ピーター)のめくるめく情事で映画は始まる。
二人の密会を権田の愛人でもある「ジュネ」のママ、レダ(小笠原修)が見ていた。ベッドの中で権田はエディにささやいた。「もう少しの辛抱だ。レダを必ず辞めさせる。そうしたらお前は『ジュネ』のママじゃないか」。幼いエディを残し家を出ていった父。母の手一つで育てられたエディは孤独な少年だった。そんなある日、母の情事を目撃したエディは母を発作的に殺してしまう。ベトナム戦争帰りの麻薬の売人トニーと一夜を共にするエディ。フーテンのゲバラ(内山豊三郎)たちとのマリファナと乱交パーティの世界に引き寄せられていくエディ。
1960年代末期の新宿、六本木、原宿を舞台に、ピーターとゲイボーイたちのコミカルなドラマは血の惨劇へと変わる。





フライヤーの写真(ピーターの顔)がLokiに見える。
090204_2_edited.jpg










「鏡よ鏡 この世で一番美しい人はだれ?」って台詞はLokiが言ったらピッタリだと思う。

ゲイバーのママの名前がレダで、DELUHIを思い出した。


人間の目って、メイクで何倍にも大きくなるんだね!

美しい顔、もしくは美しいと人に感じさせる顔というのは、目じゃなくて口元なんだわ。
口元(顎含む)が美しい人が、美人。
だって、目はいくらでも盛れるから。
夏目雅子が美人なのは、あの口元のせいだと思う!目はいじってるもんね。そう、目はいくらでもいじれるんだよー。夏目ナナは夏目雅子に似てるけど、そういえば口元がそっくりだ。ちょっといじればあの顔になれるのかな。


映画はきれいでした。
1コマ1コマが絵のように構図がきれい。
感覚にしっくりくる構図なの。
顔のアップも、屋上から地面を見下ろした俯瞰も、画面がカッチリしてるので、見ていて気持ちよいです。

ゲイバーの様子や、ゲイバーを取り巻く業界人たちや、60年代後半の世相もおもしろいし、メイクや服装もかわいくて見応えがある。

まぁとにかく、好みなんだわ。全てが。
だって、
薔薇で、
ゲイバーで、
60年代だよ!

ピーターかわいい。


松本俊夫は名古屋系。



映画の最後に字幕で出た言葉が好き。


個人の精神は
相つぐ否定によって
自分自身の
絶対に達する



 

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マドンナの初監督作


(あらすじ抜粋)

ロンドンの片隅。ウクライナ移民のAKはミュージシャンとしての成功を、ホリーはバレエの舞台で踊る日を、ジュリエットはアフリカの貧しい子供たちを救うことを夢見ながら、理想からは程遠い現実を生きている。コインの表裏のように一体である“filth=堕落”と“wisdom=賢明”のあいだを彷徨いながら、いつ叶うとも知れない夢を追いかける毎日。何をしてもうまくいかない。でも、努力する姿はきっと誰かの心に届いている。希望の光は、暗闇の中でこそ見出せるもの――。
マドンナ自身を投影させた3人の若者を主人公に、成功への渇望や家族との確執といった普遍的な青春の葛藤と、多民族社会や貧困問題といった今日的なテーマを鮮やかに描き出した本作は、気鋭作家によるインディペンデント作品が集うベルリン国際映画祭パノラマ部門で初披露され、舌鋒鋭い批評家たちから喝采を受けた。「ただの映画監督としてデビューしたかった」というマドンナの夢がまたひとつ、実現したのだ。




wonderlustって、欲望とか、そういう意味かな。
wanderlustではなくてwonderlust
wonderlust kingは「欲望の王」と訳がついていた。

この映画、とにかくオシャレ。
ひたすらにオシャレ。
これでもか!ってくらい、オシャレ。

AK役のEugene Hutzはオシャレ業界のアイコンらしく、確かにかっこいい。
田中さんに似てる。
モテそうだ。
画像探して眺めてたら・・・
eugene01.jpg






eugene02.jpg










あ・・・なんかほんとにかっこいいわ。
目がきれー。
うわーかっこいいよー目とか体型とかすごいかっこいいー
鼻が田中さんに似てるんだな。
うん。かっこいい。


この映画って・・・「辛くても希望を持とう」っていう単純な話?でいいのか?
ラストで突然にハッピーエンドになっちゃってるけど?

台詞もね、小泉劇場みたいなワンフレーズでかっこよく決まっていて、そういうところもキャッチーでオシャレだ!
「何かをゼロから創り出せ!」という訳がついていた言葉が気に入ったんだけど、stick at nothing?だと思っていたらよく考えると意味違うよなぁ。なんて言ってたんだろ。


登場人物みんな、何かしらこだわっていることがある。
そのこだわりによって辛い思いもするけれど、それでも何かを期待してこだわり続ける。
そういうことについて、「それでも(こだわっていても)いいんだよ」と優しく言ってくれるのが、マドンナです。アメリカです。

いやだから・・・それでいいのか?


とりあえずオシャレなんで、オシャレを見たと思えば損した気分にはならないと思う。


AKがやってるジプシーバンドがかっこよかった。
(実際にユージーンがやってるバンドらしい。)

劇中で歌ってる「Wonderlust king」の歌詞を読んでたら、映画よりもこっちのがツボだった!
Let me out!Let me be gone!!


コレ


Gogol Bordello
"Wonderlust King"


Back in the day, yo, as we learned
A man was not considered to be
Considered to be fully grown
Has he not gone beyond the hills
Has he not crossed the seven seas
(Yeah, seven seas at least!)

Now all them jokers kept around
Just like the scarecrows in hometown
(Yeah, scarecrows in hometown)
From screen to screen they're traveling
But I'm a wonderlust king

I stay on the run
(The run!)
Let me out
Let me be gone
In the world's beat up road sign
I saw new history of time
New history of time!

Dadadadada dadadadada dadadadada dadadada oh!
Dadadadada dadadadada dadadadada dadadada oh!
Dadadadada dadadadada dadadadada dadadada oh!
Dadadadada oh! Yeah yeah yeah yeah yeah!

Through Siberian woods
Breaking up their neck
(Breaking up their neck!)
Chinese moving in, building discoteques
(Building discoteques!)
Trans-Siberian sex toys and what-not
(Yeah, and why not?)
Well at least it's something different
From what they got in every other airport

Ja ne evrei, no koje-chto pohozge
Sovrat ne dast ni Yura ni Seryozga!
Simple because I'm not a total gadjo
Da ja shut, ja tziratch, nu tak stozge?

I traveled the world
Looking for understanding
Of the times that we live in
Hunting and gathering first-hand information
Challenging definitions of sin

I traveled the world
Looking for lovers
Of the ultimate beauty
But never settled in
Hay-eh-ya, hay-eh-ya, hay-eh-ya
I am a wonderlust king!

I stay on the run
(The run!)
Let me out
Let me be gone
In the world's beat up road sign
I saw new history of time
New history of time!

Dadadadada dadadadada dadadadada dadadada oh!
Dadadadada dadadadada dadadadada dadadada oh!
Dadadadada dadadadada dadadadada dadadada oh!
Dadadadada dadadadada dadadadada dadadada oh!

And presidents
And billionaires
And generals
They'll never know
What I have owned
What I have owned

Hay-eh-ya, hay-eh-ya, hay-eh-ya
Hay-eh-ya, hay-eh-ya, hay-eh-ya

I am a wonderlust king!







エンドロールに流れる名前が多種多様。
日本人の名前もいくつもあった。
国境や人種を越えて思考するところが、いかにも今の流行りらしい。そこらへんがマドンナ。今流行りの女の考え方!という感じで。

メイクアップはShu Uemuraだったよ。




硝子さんは!Eugene Hutzが!めちゃくちゃ好みです!!


 

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プロフィール
HN:
硝子
性別:
非公開
自己紹介:

硝子の箱


本、ライヴ、映画、靴、洋服


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