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ビートルズの曲だけで構成されたミュージカル映画です。


ものすごく、よかった。
好きだー。

ミュージカル映画だけど、映画であることの強みを最大限に生かしているところがよかったわ。
「舞台ではできないけれど、映画(映像)ではできること」をフル活用しているの。

映像も華やかできれいだし、幻想的なシーンも見応えがあるし。

何よりもやはり、ビートルズですよ。
誰もが口ずさめる名曲が次から次へと出てくるから、退屈してる暇はない!

ボノが「I Am the Walrus」を歌うシーンが好きですねー。
あの流れから言って、私が好きな「Lucy in the Sky with Diamonds」が来ると思ったんだけど・・・違った。
私、語れるほどビートルズ聞いてないけど、一番好きなアルバムは「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」なのです。


映画のストーリーは大したことないです。男の子と女の子がくっついて離れて、またくっついてハッピーエンド、という。
でもそんなことはあんまり関係ない。
だってミュージカルだから。

ほんと、映像がきれい。

DVD出たら買ってこようー。

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中国の東北地方から北京の大学へ入学したユー・ホンは、「ずっと夢に見続けてきた理想の男性」であるチョウ・ウェイに出会う。しかし、1989年の天安門事件を機に恋人たちは離ればなれになってしまう。遠く離れていてもお互いを忘れることができない二人は・・・


というと、なんだか恋愛映画のようだけど。
実際のところは、恋愛映画という印象は受けなかった。

日本でもそうだけどさ、学生時代に学生運動が盛んだった世代というのは、「時代」というものについて一家言あるよねぇ。
「僕らの時代は!」とか「僕らの少し上の世代は!」って。
年齢で言うと、1960年代後半に青年時代を過ごした世代、つまり今の50~60代ですね。

世代について論じたがるのに、なぜか不思議と、この世代の方々って「最近の若いもんは!」と言わないような気がする。言ったとしても、「最近の若い子たちは、かわいそうだね」というニュアンス。

この世代、学生時代に激しいことをやっていた人ほど、独特の退廃感を身に纏っていると思うんだ。
大切な何かを失ってしまった空虚感、みたいなもの。
正確に言えば、「大切な何かを失ってしまった」と思い込んでいる空虚感。
徹底して反体制、反主流を貫いて、「まっとうであること」を拒否する姿勢に、かえって弱さを感じたりもする。



この「天安門、恋人たち」を見ても、私には身を持ってこの国のこの時代を感じることはできないけれど、想像することはできる。
同じ空気を纏った若者は、かつての日本にもいただろうなぁって。

特に、主人公ユー・ホンの、美しく虚ろな目つき。
地に足を付けて生きていくつもりなのに、どうしてだか根無し草になってしまう自分への懐疑、苛立ち、諦め、怠惰。


激動の時代、プラス学生運動。
そこに欠かせない要素は、愛と性!ですねー。





ロウ・イエ監督の最新作です。
この監督、1965年生まれ。
1989年には・・・24歳だったんですね。

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セルゲイ・パラジャーノフ監督の初期代表作、ですね。

セルゲイ・パラジャーノフ
アルメニア人の両親のもと、1942年にグルジアのトリビシで生まれた方。


映画の内容は、
18世紀アルメニアの詩人サヤト・ノヴァの生涯を、宮廷や修道院を舞台に、台詞の殆どない映像言語で綴ったもの。


映画の途中までは、「分かんねー分かんねぇぇーーーなーんーだーこーーれーーー」と悶々としてたわけですが、
後半近くになって、ふいに、世界に引きずり込まれた。

分からないことに変わりはないんですがね。

東欧諸国の歴史や文化について知識があれば、もっといろいろ理解できたのかも。


「動く絵画」と表現されているけれど、これはやはり映画だと思うよ。映画であることの意義を感じる。
絵が美しいかと言えば、そうでもないし。


一つ一つが深い。

動きの一つ一つ、
色使いの一つ一つ、
視線の動き、
手の動き、
聞こえる音と聞こえない音、

想像に忙しくて頭はフル回転よ。


天使の背中に羽が一つしかないことがツボだった。


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シャマラン監督の作品は、けっこう見てるのです。
作品を観るだけで、「あ、これはシャマランだね」と分かるのが好き。

今回の「The Happening」も、私は好きですね。

あの終わり方について「えええ???」と思う人がいるのも分かるけれど、この映画が言いたいことは、そこにはないんじゃないかと。

「ハプニング」には「ヴィレッジ」みたいな明確なオチはなくて、もっと大きなトラップがあるの。
だって、いろんな可能性を想像できるでしょ。

行き着くところ、というか、根底にあるのは「自然への畏敬の念」みたいなものだと、私は感じました。
だから、映画の中の残虐なシーンや、怖さ、不気味さは確かにあるけれど、見終わった後に総じて考えてみると、とても大きくて温かい気持ちになれる。
大きな川の流れに身を任せてる、みたいな。

「今一歩!」、「どこかが残念!」と感じさせるところも、シャマランだと思うのよね。
そこがかえって魅力になってしまってる、という。


人が殺されるシーンよりも、アルマ(妻)役の女優の表情の方がホラーだった。

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ゲンナリ吐き気がするほどつまらんかった。



学校の先生が選ぶ、「夏休みに見てほしい映画」百選!

みたいな映画です。


オトナが好きそう。

ハァゲンナリ・・・


不登校になった子どもに対する接し方。
思春期に入った少女が、大人の男性に抱く嫌悪感。
子どもに対して死生観をどう教えるか。

道徳の教材ビデオか!!??


主人公の女の子が、全くかわいくなかったことは、特筆もの。
顔の造作の問題じゃなくて、表情や雰囲気がね。
ふとした瞬間にハッとするような可愛らしさを見せる女優って、いるじゃないですか。そうゆうのが、ない。キラリと光るものが、ない。
「かわいくねー!」、「イラつくー!」と思いながら見てました。

でもあれは、思春期の女の子特有の「面倒くささ」とか「いやらしさ」を表現した、素晴らしい演技力の賜物である!と思えば、まぁ、許せるかな、、、。


毛嫌いされてたキム兄がかわいそすぎる。


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