Live
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今更そんなこと言われてもさ
どう反応していいのか分からない。悲しんだらいいのか、ショックを受けるのか?
聞いて、はじめに思ったのは、「なんで今?」ってことで。
思い返せば2年前の春におかしくなって、それでも騙し騙しやってきて、活動のペースが落ちて、聞いていられないようなライブして、ゆっくりゆっくりと落ちていって、ゆっくりと止まって、それで最後に「終わります」だもんなぁ。
今更だよ。
自分の気持ちをどこに持って行けばいいのか分からずにダラダラと過ごしてきたけれど、あえてこの区切りで振り返ってみると、
残っているものは「楽しかった」の一言に尽きる。
本当に、楽しかった。
過去形にしてしまうのが悔しいな!
でも本当に、すごく楽しかった。
楽しいことばかりだった。
D'espairsRayは楽しいバンドなのか?というと、なんだかそれは違うような気がするけれど、それでも楽しかったんだよ。
ライブも楽しいし、ライブに来ている人たちも楽しい。
マニアの、あの、人を食ったようなニヤニヤ笑いが好きだった。
ライブの流れを読んで、次にヘドバン曲が来ると分かったときの、あの「キタキタァー!」っていう臨戦態勢が好きだった。
他とは違うことをしようとして、本当にズレてしまって、むしろ滑っている。そういうバンドだったように思う。
ピントがずれているメンバーのことが好きだった。
しゃべっては滑り、ファンのためによかれと思ってやることがことごとく的外れなところも好きだった。
それなのにステージは
こちら側にいる私を圧倒する迫力があって。
その存在感と迫力に飲み込まれて、脳みそが沸騰したもんだ。
普段のヘタレキャラとステージのかっこよさのギャップがよかったなぁ。
D'espairsRayがやっていたことは特別に変わったことではなかった。たぶん。
他と同じようなことをしていても、他よりも少しだけクオリティが高い。それが魅力だったように思う。クヴァールのタクさんがブログに書いていて、すごく納得した。
メンバーの見た目も、全員が平均点以上でバランスが良くて、でもそれがかえって印象を薄めていた。そこをメイクと衣装で特徴付けることでバランスを崩しておもしろさを出していた、と思ってる。私は。
いろいろとひっくるめて、「かっこいいバンド」だったなぁ。
自分の気持ちの上では、ひずみさんがまともに歌えなくなってしまった時が今よりも大きなターニングポイントだったけれど、バンドという形が区切りを迎えた今はそれとは違う、「諦め」みたいなものがある。
冬の寒い日に半袖で開場待ちしたこととか、広島のライブで意識が薄れたこととか、3か月に1回くらい九州に行ってたこととか、
いろんな思い出があるなー。いろんなところに行った。
バンギャルならではのこと、オイタというか悪さというか、そんなこともいい思い出だ。
言いたいことはあれこれあっても、一番には、「楽しい思い出をありがとう!」だな。
だって本当に楽しかった。
D'espairsRayが解散するっていうのは、ヴィジュアル系業界にとっても大きな区切りなんじゃないかな。
一つの時代が、また終わった。みたいな!
確かにここで一区切りだけど、執念深い私はあまり諦めていないんだな。
未来はある。
PR
この記事にコメントする
プロフィール
HN:
硝子
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
硝子の箱
本、ライヴ、映画、靴、洋服
GRAPEVINE
D'espairsRay
Sugar
SUICIDE ALI
Re-Trick
g.o.d
1TYM
G-dragon
UNBILICAL
BELLY BUTTON
LOGAN
硝子の箱
本、ライヴ、映画、靴、洋服
GRAPEVINE
D'espairsRay
Sugar
SUICIDE ALI
Re-Trick
g.o.d
1TYM
G-dragon
UNBILICAL
BELLY BUTTON
LOGAN
カレンダー
05 | 2025/06 | 07 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |
アーカイブ
最新コメント
カテゴリー
カウンター
アクセス解析
忍者アナライズ