忍者ブログ
Live
[872]  [871]  [870]  [869]  [868]  [867]  [865]  [866]  [863]  [862]  [861
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


バンドはセンスだ。


演奏が上手いとか顔がきれいだとか暴れ曲が多いとか、そういったウケる要素を多数持っていれば客はつくか?
つく可能性はある。うむ。

でもバンドはセンスだ。

この「センス」には、「賢い」ということも含まれるんじゃないかと思った。

こないだツイッターで流行っていた、ダメなバンドの特徴みたいなものの中に、「パクっているバンドが「影響を受けたバンド」に入っていない」とあった。
例えばそういうこと。

Aというバンドは明らかにBというバンドのパクリだとする。バンギャルならば、ライブを一目見れば「あー。影響受けてるんだな。」と気付くほどに。
しかしAのインタビューにおける「影響を受けたバンド」欄に、Bの名前はない。それどころか「他の奴らは関係ない。誰かの真似はしたくない。俺たちにしかできないことをする。その挑戦だけが、活動のルールだ。」などと言ったりする。
うひー。カッコ悪いよー。

そういうのを、センスがない、と思うんだ。
嫌な言い方をすると、「頭が悪い」とも思う。

目を大きく見せるような派手なメイクをして、ライトがんがん当てて、左斜め45度上から撮ったアー写。そういう、顔!顔!顔!なアー写を晒しておいて「顔ファン厳禁」みたいなことを言うこととか。

パクリであることを隠さなければ「パクリ」ではなく「リスペクト」だと見なしてもらえる(かもしれない)のに。
顔のいいメンバー揃えたから、まずは顔で釣って動員増やして、それから音楽で引っ張るんだ。という戦略なら、ある程度は通用するかもしれないのに。

まぁそんな低レベルな次元での「センス」だけではなくてね。

ヴィジュアル系なのだから。

メイクも衣装も小道具も、ギターの構え方も弾き方も、ドラムスティックの持ち方も、マイクスタンドのさばき方も、セトリの組み方も、曲のつなぎ方も
ぜーーーーーんぶ、ぜーーーーーーーんぶ、こだわればいいのに。というかこだわってくれ。
私は、メイクにおける眉毛の描き方から、付け睫毛のボリューム、ギターのストラップの長さ、間奏の間のボーカルの目線の置き方などなどに至るまで、そういった細かいところを見たいし、気付きたい。
バンギャルってそういうものなんじゃないか。

そしてそういったセンスは、つまりはそのバンドの「意図」であって、「意志」であって、その意味が私に伝わってくるからこそ心に響く。
このバンドがこういうことをしているのは、きっとああいったことを意識して、ああいったものをイメージしているんだな。おもしろい。そしたら次のライブでは何をしてくれるんだろう?
で、またライブに行く。

その「センス」ないし「意図」がないバンドは論外だし、それがカッコ悪いバンドは好きになれない。

センスの有無を判断するのは私だけどね。



ドクターモルモット

こないだAREAで見たときと、セトリや構成が同じだった。たぶん。
ファンの人が、右手におたま、左手にミニフライパンを持って、打ち鳴らしたりフリしたりする曲。客の鳴らす音が大きくて、演奏の一部になっているよ。
こないだより客多かった。2列くらいあった。
こないだより、ステージの人の動きにキレがあった。

こないだはなんだったのか。



Dunkelheit

物販で売られていた音源のジャケ写がディスパのに似てた。
と、ライブ前に思っていたら
ライブが始まってみると、これがもう、出してくるもの全てが「何かっぽい何か」の連続。
ここの歌い方は○○っぽい。ここの動き方は○○っぽい。このギターフレーズは○○っぽい。
繰り出される連打に疲れてしまって、結局このバンドが何たるかが全く分からなかった。



The CANDY SPOOKY THEATER

これはこれで、一つのShow。
一つも欠けることなく、一つも余分はない。
好きな人にはたまらないだろうけど、理解できない人はとんと興味を持たない。

私は、とてもとてもかっこいいと思う。けれど、月に何度も見たいとは思わないかな。そういうところはクヴァールと同じ。



Xodiack

お目当てはゾディアックだったのです。おもしろいよと誘われて。
結果的には、この日のゾディアックはそれほど・・という感じだったけれど。

そこらへんによくある若手暴れ系バンドです。と言ってしまえばそれまでだけど、
客を二手に別れさせて「せーの」でモッシュする。しかもその間にボーカルが立っていて、客がボーカルに向かって本気でぶつかる。
というのがエンターテイメントとしてすごいらしいので。

ボーカルのエロスは体がすごかった。
そして歌っている姿がヒズミさんに似ていました。くすん。



SUICIDE ALI

どんな風になってるんだろう?と思ってた。心配、というわけではなく。
思っていたよりもスイアリはスイアリだった。

曲がかっこいいのと、客のノリが激しくてフリが揃っているのがおもしろいことと、メンバーがイケメンだ。
それは伝わった。
でも、「なんか変なことやってるバンド」というのは伝わらなかった。この日のライブでは。
私は通いでもないし、たまに都合が合うと見るだけだけど、その程度の立ち位置の客から見ると、この日のスイアリは「ほほう。かっこいいな!」というバンドだったように思うよ。

セトリが全曲激しくて、客はずっと頭振ってた。だいじょうぶか。

あと、私のバロメーターとして、ラビシャンが「俺もう薬飲む演技は嫌だ!」と言い出したらやばいと思うんだ。



 

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
プロフィール
HN:
硝子
性別:
非公開
自己紹介:

硝子の箱


本、ライヴ、映画、靴、洋服


GRAPEVINE
D'espairsRay
Sugar
SUICIDE ALI
Re-Trick
g.o.d
1TYM
G-dragon

UNBILICAL
BELLY BUTTON
LOGAN
メッセージ
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
最新コメント
[07/21 微☆少女戦士さくや]
[02/06 微☆少女戦士さくや]
[09/21 後藤]
[08/29 微☆少女戦士さくや]
[05/27 藤汰ゆき(仮)]
最新記事
(11/01)
(10/29)
(10/29)
(10/25)
(10/25)
カウンター
アクセス解析
忍者アナライズ
バーコード
twitter@yurisangja
忍者ブログ [PR]