忍者ブログ
Live
[41]  [42]  [43]  [44]  [45]  [46]  [47]  [48]  [49]  [50]  [51
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

日々が流れて過ぎ去っていく。
瞬間瞬間が100%を超えている。


6月12日は当たり日だった。
知人は皆、渋谷O-EASTか高田馬場AREAにいました。どちらかに。

そんな中、私はO-Crestでした。
ダウナーの1周年ライヴ、かつ、1stワンマンに。

(ダウナーって、マダラとかルテナとか、そういう前があるバンドです。)



センスが足りないな。

ってことを何度も感じながらライヴ見てた。

音楽(曲)を構成する要素として、音の配置やつなぎはたぶんとても大事。
原曲がどれだけよくてもそれだけではダメで、それをどうやって魅せてどうやって聞かせるか、そういったところの狙いを持って創り上げていかないと、曲にはならないんだわ。
たぶん。
ド素人の意見としては。

硝子さんの音楽偏差値は確実に上がっている!
硝子さんは「アレンジ」の重要さを学んだ!

私は、Sugarの篤人というミュージシャンを知ったことで、アレンジ作業がどれだけ大きく作用するものなのか知りました。
それとRe-Trickの敏さんも。

Sugarのインタビューで篤人が「自分は今はもうプレイヤーとしてよりもアレンジャー志向の方が強い」と言っていたことが、強く強く印象に残ってる。

曲の見せ方って、大事よね。
どこにどの音を足すか、どこにタメを作って、どこでテンポを上げるか、どこに静寂を作るか・・・
それがものすごく魅力的だったのが、Sugarの音だった。ライヴで、生音で、それを体感した時は、本当に鳥肌が立ったよ。脳みそが痺れた。

そういったものは、センスの有無によるものなんじゃないか。

そしてそのセンスは、バンドにとって致命的になるのではないか。

ある程度大きくなってくればいいアレンジャーやミキサーにお願いすることもできるだろうけど、それでも結局はミュージシャン自身のセンスによるところが大きいのだろうし。
それに、ライヴの時にステージで生演奏するのはミュージシャン自身なので、センスのない人たちの演奏はやっぱりセンスがない。


転げ落ちるような音の洪水が起きた後、ピタリと止まって一瞬の静寂があって、そこでボーカルの声のみが入って、それからまた演奏が重なる。

っていうの、客は好きでしょ。特にバンギャルは好きでしょ。私は好き。
聞いている者の耳と脳みそと精神を揺さぶるような強引なステージが、好きでしょ。
ただダラダラと演奏をなぞっているだけのステージなんて見る気も起きない。それならいつもどおり部屋に引きこもってヘッドホンで音源聞いてるわ。


そして、

「私が好きなヴィジュアル系」というのは、
強烈なコンプレックスと自意識とプライドを内包して、行き場もなく鬱屈しているもの、なんです。

ブサイクでスタイル悪くてものっすごくダサくて、モテないし金ないし友達いないし特技ないし、でも実はそれ全部が自意識過剰とプライドの高さによるもので、それがコンプレックスで、だから他人とまともに向き合うことができなくて・・・という負のループが延々と続く。
吐き出す場所はライヴしかねぇ!
立てる場所はステージしかねぇよ!

というのが、好きです。
そもそも私自身が音楽を聴くようになった原点がそこだから。

今はそんなこと四六時中考えてるわけじゃないし、折り合いの付け方も学んできた。
けれど、それでもやっぱり、「音楽を聴く」という自分にとっての余暇には「傷の舐め合い」みたいなものを求めてしまう。

だから、そういった後ろめたさがないバンドには魅力を感じない。入り込めない。

私は幅広くバンドを見る方ではないので何とも言えないけど、最近はそういうものを抱えているバンドが少ないよね。

でもそれは「最近のバンドはダメ」というものではなくて、以前と今とでは「負」の在り方が違うだけなんだ。たぶん。
(世代だけで「今は」「昔は」と分けるのもどうかと思うけど、)今若い人たちだっていろいろと悩んでるんでしょ。こんなお先真っ暗な世の中で、明るく振る舞えるだけの処世術を身に付けて。
ただ、以前と今とでは、抱えている悩みの内容や悩み方が違うの。
だから私にとってはしっくりこない。

今の若手バンドマンを見てると、「あなたたちはすっぴんもそれだけかっこよくて、明るくて話もうまくて、私服もけっこうオシャレで、それなのになんでヴィジュアル系?」と思うことがある。
(まーそんなのは表面的な見え方だけで、実はいろいろあったりもするけど。)

ヴィジュアル系の在り様が着実に確実に変わってきてるんじゃなかろうか。

だからSugarには10代の客がほとんどいないんじゃないか。

Sugarが抱える「負」の属性を共有できる世代が、ファンになっているんじゃないか。
名古屋系とかdeadmanとか、そういうものだけじゃなくて。

GRAPEVINEが「HERE」を出した頃、田中さんは「現実的に幸せになればなるほど不幸を感じる人」と評されていた。
明るい陽だまりにいればいるほど寒気がする人。

その不安感、
焦燥感、
いたたまれなさ、
自分の存在への懐疑、
そういったものに共感するからこそ、好きだったんだ。
(今も好き。)

人格もそうだった。
今にも死にそうな悠希に自分を重ねて、ライヴの最後に拍手をしながら「今日も生き延びた」と安堵する。


暗いと言われようと、
痛いと言われようと、
私にはそういった要素が必要で
ディスパで頭振って叫んでいても、クラブジャズに騒いでいても、お酒飲みながらピアノを聞いていても、それは同じこと。





そんな感じで
ダウナーのライヴの感想でした。

ダウナーとSugar(の楽器陣)はほぼ同年代。



<セットリスト>
白背景
鬼火燈
グリッターゲージ(新曲)
-MC-
エンゼルブルークリスマス
君、夏乞ウ花火
シャラク
-MC-
キリヲウカ
code:[DIVE](新曲)
(メンバーコール)
デジアナ
ヘビィロウディ

EN
皐月香る花と雨
マインドスイマー
セカンドヘッドバンキング

拍手[0回]

PR
10月1日のCCレモンについて、ラジオで熱く語る歪。

H「ぶっちゃけね。ライヴハウスでばっかりやってきたじゃん。実際そこを求められてるかとは思わないんだよね、ホールでライヴって。でもやっぱ、こっち側、アーティスト側としてはさ、曲をもっとよく見せたいし。いろんな演出もしやすい。そういう、なんか、こう、意地というか。だから、もっと深く曲に入れるような状況をつくってあげたいな、と思います。」



歪の熱さに

ついていけるかぁぁぁぁぁーー!!!
いけるかぁぁぁーーー!
いけるかぁぁぁぁぁーーーーー!!

い゛け゛る゛の゛か゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁーーーーー!!!

拍手[0回]

渋谷の街中で流れてた。

なんで日本語になるとおかしいのかなー
訳が変なのか、日本語が下手なのか




拍手[0回]

人間の行動力の原動力は妬みである。
「こうありたい自分」と「現実の自分」との差。

重々に承知していても、そういった場面に出くわすとそれなりにダメージを受ける。

「あなたのためにやった」と言っていることに、「それ自分のためでしょ」と突っ込みたくなることはよくある。
「○○のために」とか、「常識として間違っている」とか、そういう・・「義憤に駆られて」というようなことを言う場合、たいていはその人の利益が何らかの形で侵害されている。でも「自分の利益が侵害されたから文句をつける」とは言いにくいから、他に理屈を付けて声を上げるわけだ。

なんでだろうね?

「私はこれだけ損害を受けた!悔しい!なんとかしてくれ!」とは言えない風潮は。
おそらく、特に日本では、お金のことで主張することは「はしたないこと」と忌み嫌われるようで
お金のこと以外でもその傾向は強くて。
「みんなで一緒に苦しみに耐えましょう」という牽制に従わなければいけない。
従わずに「私はもっと!」と主張する人は軽蔑される。
というか、軽蔑することで「私たちとは違う」という差別化を図るんだ。差別化を図ることで自分を安全地帯に置いて、その人の比較対象から外れる。自ら。だって客観的に比較されたら「劣っている」と判断されるかもしれないから。
「私はもっと!」と声を上げて行動を起こした人は、大抵の場合は本当にもっと上に行く。
金を稼ぐ人だけが偉いわけじゃない。でも金を稼ぎたいと願って、その願望のために努力することは悪いことじゃない。


たとえば、

仕切りがいるバンドがあったとします。
仕切りグループ以外のファンがどれだけ早番を持っていようと、仕切りが入るので最前(ベスポジ)には入れません。
他のファンは非常に不満を持っていますが、仕切りグループはそんなこと意に介しません。疎まれても気にしません。
そんなある日、仕切りグループの中で仲違いがあり、その中の一人が仲間を外されました。
外された人は「仕切りグループの一人」から「その他の客」に変わりました。
それによって、今まで当たり前のように入っていた位置に入れません。
その人は、「自分の利益が侵害された」と感じました。
そして、「仕切りなんておかしい!」と声を上げました。


この人は悪い人ですか?
それともただの痛い子ちゃんですか?
悪いのはその人ではなく仕切りグループですか?



何かに怒ったり、文句を言ったりしている人について、「それつまり妬みでしょ?」と思う時ほど興醒めなものなし。

(これはライヴとは関係のない人間関係での経験に基づくものだったけど。)

V盤のライヴなんかに行っていると、「なぜか叩かれてしまう人」って必ずいるもので
今はネットの掲示板という分かりやすいものがあるから、「あ。叩かれてますね」と確認できてしまう。

叩かれる人って、妬まれる何かを持ってる。

「美人」とか「おしゃれ」とか「胸出してる」とか、そういうことだけじゃない。
大してかわいくなくても叩かれる人はいる。
すごくかわいいのに叩かれない人もいる。


某バンドのファンに、ほぼ全通で、ライヴ来る時はいつも化粧してて、露出度の高い服を着ていて、顔もそこそこかわいくて、目当てのメンバーに必死な人がいる。
でも叩かれない。
ファンの中でもこの人のことを悪く言っているのを聞いたことがない。

それがなぜなのか?ってことを、理屈っぽい私は考えた。(んなもん考えてどーするって思われても、そういうの考えるのが好きだから。)

この人はね、あくまでも「ファンとして」必死なんだよね。「客として」必死。
そのメンバーのことをものっすごい好きなのは明らかなんだけど、「ファンとして」ステージの上を見てる。

実際のところは知らないけど。
私の目が曇りまくっていたらスミマセンだけど、たぶんそう。

そういうのって、視線で分かる。
そのファンの人が好きなメンバーを見ている時の視線は、そのメンバーのことを見てる。
それに比べて、「バンドマン」という肩書きが付いていれば何でも獲物にするような繋がりちゃんは、やっぱりそれなりの目付きになってるんだよー。視線が違う。


妬まれる原因って、

「女が出ているか」

これだね。きっと。

「今日はいっぱいKaryuと目が合った!」とか
「今日はKaryuにいっぱい構ってもらった!」とか
そういうこと言う人は、まず叩かれるね。

(Karyuさん・・・引き合いに出して申し訳ない。)

ライヴに来てりゃ誰でも1回くらい目合うよ。とか
勘違い。とか
そういう突っ込みがあるだろうし

実際には目が合ったのかもしれない。
構われたのかもしれない。

でも「んなこと関係ねーよ!」って態度をとるのがライヴマナーってものじゃないか。

そんなことを言っている客が一般的なセンスに照らしてかなり外れたところにいる外見だったら、たぶん大して叩かれない。
「女としてそこそこセーフ」だと、ダメなんだろうねぇ。

嫉妬してもしょうがないじゃないか。とも思うけど、実際には繋がりと呼ばれる制度もあるようですし、簡単には割り切れないものなのかな。

「熱心なファンの一人」であり続けることが、結局は一番正解なんだと思うがなぁ。


それと、欲しいものは欲しいと主張しておいた方がよい、とも思ってる。
「好き」とか「欲しい」とか「悔しい」とか。
そういうものは、きちんと主張してみると、自分が恐れていたほど恥ずかしくない。


自虐キャラは自意識過剰でプライドが高い人がそれをごまかして取り繕って自分を傷つけないためにやってるものであることが多い。

拍手[0回]

<アンコール>

ラヴパレード登場。
珍しく零さんがMCした。

Z「今回のツアーで結成したトリオバンド、ラヴパレードです。インストバンドです。しかし残念なことに、ラヴパレードは、ここ新木場をもって、冬眠します。獣の俺らには「冬眠」って言葉がピッタリだと思います。」

Z「最後に何の曲をやろうかなと考えました。ここは新木場。新木場。シンキバー、シンキバーッ、シンキバーッス、ミッキーマーーウス。ってことで・・」
マ「えええええええ!!」
Z「・・・うん。そう思ったから、もう一つ考えてきた。」
マ(拍手)
Z「君たちが僕らのことを「ゼロォォォ!」とか「カリュゥゥゥ!!」とか呼ぶでしょ。」
(デスヴォのことらしい。零さんがやったのはデスヴォじゃなくてシャウトだったけど。)
Z「そういうところも作ったから。ミ゛ッキ゛マ゛ァーウ゛ス゛!!(シャウト)」

そんな感じで始まったのはミッキーマウス・マーチ。
無粋な心配だけど、権利関係だいじょうぶなのかしら。版権にはうるさいけど曲のコピーはおっけいなのかな。
ま、私は客なのでそんな心配は要らないか。

つかっさんのカウントで始まったミッキーマウス・マーチ。
Karyuさんが両手をキツネの形にして頭に乗せてた。ミッキーマウスのつもりらしい。でも顔が笑ってないんですけど。かわゆいな。

D'espairsRayらしいミッキーマウス・マーチ。
「ミッキーミッキーマウス♪」のところはつかっさんが歌ってた。わざと裏声で歌ったり、こぶしをきかせたり。
これがやたらとおもしろくて、久しぶりにつかっさんに崩れ落ちた。笑いで。

ツアーファイナルなのに適当に曲決めたっぽくて、それがまたディスパっぽい。「舞浜近いね」「ミッキーやりたい」くらいのノリだったんだろうなぁ。


それから手拍子が始まってHollow。歪が登場。
今回は赤いツアーTだった。だから・・・赤は・・・

Hollowで3回煽るところ。いつもは上手→下手→センターで〆、なんだけど、上手行った後になぜかドラム台に上る歪。つかっさんの後ろに立って何かやりたかったらしいけど、特に何もやることなくて、上り損だった。一応スティック持ってシンバルでも叩こうとしてたっぽいけど。



H「ここでメンバーMCやりまーす。誰からいこうか。・・・じゃぁ、ゼロくん。」


Z「ほんとに・・・このツアーはいろんなことがあった。・・・ま、そんな辛いことはなかったんだけど。大変なこともあったし、泣きたくなるようなことも・・」
マ「なにーーー?」
Z「えぇ?」
(下手客から歓声。)
Z「いろいろあったけど、ここまで来れたのは、ほんとに、みんなのおかげです。今日も、あと残りわずか。パレードは今日で終わるけど・・・「パレード」って名前じゃなくても、D'espairsRayはこれからもどんどん続きます。これからもどんどん進んでいくので、みんなで一緒に、進んでいきましょう。」

もっと感動的な言葉をいっぱい言ってた。途中で声が詰まったりしていて。泣いてたのかどうかは分からなかったけど、零さんが感極まってるのは伝わってきた。


H「ありがとうございます。なんか・・・締めの言葉みたいだね。最後の方がよかったんじゃね?次にしゃべるの、しゃべりづらいよねぇ。・・・じゃ、つかっさいこうか。」


T「新木場ぁぁぁ!」
マ「ヴォオオオオオイ!!」
T「新木場と言えば、何かなーって考えたんだけど。思いつかなかった!」
マ「・・・!!えええええええ!!!」
T「それでね、ディスニーランド。」
マ「はぁぁぁぁぁ!!??」
T「ディズニーランドに初めて行ったのが、中学生の修学旅行。でも俺、熱出したんだよねぇ。いるでしょ、学年に一人か二人、必ずいたでしょ、そういう奴。」
マ「いたー!」
T「それ、俺。」
マ(笑)
T「でも俺、どーーーしてもディズニーランドだけは行きたかったから、病院に行って点滴打って、フラフラになりながら行った。それが思い出。」
マ「舞浜!舞浜!」
(ディズニーランドは新木場じゃなくて舞浜だ!と指摘してたらしい。)
T「え?」
マ「舞浜!」
T(聞こえないらしい)「俺、耳遠い。」
マ「はああああああ!!??」
T「メンバーにも、「え?」って聞き返して、キレられるんだよねぇ。そして俺の母ちゃんも耳が遠い。母ちゃんはヤカンのピーが聞こえない。反対に俺は、低音が聞こえづらいんだよね。聴力検査(ちょうりきけんさ、って言ってた)でも・・・って、、なーんでこんな話してんだぁ!」
H「知らねーよ!(笑)」
T「こういうのだったら話広がるのになぁ。」
マ(笑)
T「いいかみんなぁぁぁ!!!」
マ「ヴォオオオオオイ!!」
T「一人一人がが主役なんだぞおおお!!!」
マ「!!!!!」
T「みんな、一人一人が主役だぁぁぁぁあああ!!!」
マ「ヴォオオオオイ・・・!!!」


H「ありがとうございましたー。では最後に、Karyu。」


K「・・・ハァァ(溜め息)。気持ちいいなぁぁ~~。」
マ「・・・」
K「す・・・っっごい開放感。」
マ「げすやろう。」←と言った人がいたらしい。
そしたら歪がいきなり吹き出して爆笑。
H「今「げすやろう」って聞こえた(笑)」
K「・・・。ちょっと!後で楽屋に来てください。殴ります。」
マ(笑)

K「今回のツアーは、ほんとにトラブルがいっぱいで。トラブルのなかった場所はなかったんじゃないかってくらい、トラブルが毎回あった。でも、すごい成長できたなーって思うんだよね。バンドがすごく成長した、強くなったと、思います。それを、すごい感じるんだよね。」
マ(拍手)
K「それもこれも、ここにいるメンバーのおかげです。・・・最高のメンバーです。」
歪がヘコヘコしながら後頭部をかいてた。禿げ上がるかわいさ。
K「・・・愛してるよ。」
歪がさらに後頭部をかく。
K「・・・愛してるぜ。」(客に向かって)
マ(拍手)
K「ここにいるみんな、愛してる。今日はこの愛を持って帰って下さい。」


Karyuさんありがとう。頭かいてる歪がかわいすぎる。Karyuさんのおかげだよ。愛してる。
歪のリアクションがいちいち時代遅れで愛しい。


H「今回のツアーは、僕が体調を崩したりもしたんですが。でもこうやってまた戻ってくることができました。それも、素晴らしいメンバーと(メンバーを見回す)、スタッフ(袖を見る)、・・・そして、ここにいる全てのマニアたちのおかげです。感謝しています(ペコリ)。」

H「そんな君たちに朗報があります。次の予定です。9月9日。この日は、何かやります。まだ詳しいことは言えないんだけど、いろいろと・・・準備しています。ので、楽しみにしていてください。そして、その次のライヴ。10月1日、C.C.LEMONホール。10周年を越えて、次の年へ、という意味を込めて、10月1日という日を選びました。」


CCレモンは確かに突っ込みどころだったんだけど、そんなことよりも。

歪が「僕」って言った。珍しい。

そして私が毎回気になっている、感謝の言葉の言い方。メンバー→スタッフ→→→マニアというのは、この人(もしくはこの人たち)の中にある確固たる順位なんだろうなぁって、いつも感じる。ファンのことを大事に思ってるだろうけど、どうもその感覚には双方のズレがあって。それはつまり、「それと、マニアたち」というのが付け加えのように聞こえる、という話なんだけど。
ディスパは丸くなった。ファンに対して優しくなった。優しさが態度に表れるようになった、というのか。以前は、「分からない奴は分からなくていい」、「好きになれないなら好きにならなくていい」、「むしろ嫌ってくれ」という態度で、客を突き放したステージだった・・・ような気がする。そしてそれが「マニア向け」という意味だったのだろうし。今となってはもはや記憶が朧げなんだけど。ディスパのメンバーって、もっと客に冷たかったよなぁ。近付きがたい雰囲気があって、気安く話しかけるなんて以ての外、みたいな。私がライヴに行くようになったのは既に転換期の後だったから、それ以前のことは何とも言えないんだけど。それでも、最初に観た頃のメンバー、特に歪は、もっと頑なで壁があった。世界を拒絶してた。MCでしゃべると寒いのは今と変わらないんだけどねぇ。いつからだろ、この人たちがこんなに優しい顔するようになったのは。ライヴ中にすごい優しい顔で客のことを見てる時があって。今ではそれがいつもどおりの光景なんだけど、時々違和感がある。
それでね
確かに態度は丸くなったんだけど、根本的なところは変わってないんじゃないかなーと。その一端が、感謝を伝える時の言葉選びに表れてるような気がする。
この人たち(というか歪)の言い分って、

俺はお前を愛してる。
でも俺がお前を愛するためには、まずは俺自身が存在しなければいけない。
だから俺はお前よりも俺自身をより愛してる。

という構成になっているのでは。

マニアあってのD'espairsRayだ
けど、D'espairsRayあってのマニアだろ?

っていう。


そして困ったことに、私はそういう考え方が大好きなんです。



ともかくもCCレモン。
楽しみだな。ホールでワッショイ。

楽しみっちゃー楽しみなんだが・・・
この時の告知を聞いて一番強く思ったのは、9月までライヴないのか!ってことだった。

9月・・・
3か月ライヴなしか・・・
キツい・・・

これから3か月、ディスパを見られない。
そう思ったら、このライヴの残り時間、1分1秒でも長く眺めておきたいと
目を皿のようにして見続けた。
ヘドバンするのがもったいないとも思ったり。

入園したばっかりの幼稚園児みたいだな。
朝、帰ろうとするお母さんに泣いてすがる子。
またあと数時間後には会えるのに、その数時間の別れが嫌でダダをこねる。
今は泣いていても、お母さんの姿が見えなくなって、先生が抱っこしてくれたり友達と遊んだりしているうちに、お母さんがいないってことすら忘れてしまうくせに。それでいて夕方にまたお母さんが迎えに来たときには「ぎゃぁぁぁお母さぁぁぁん!!!」ってなるんだわ。

歪が、ダダをこねる子どもをあやしてるみたいだった。
あぁぁあああ・・・



H「いけるかぁぁぁ!サ  ブ! リ  ミ! ナ  ル!!!!!」

何度聞いてもこの煽りにはテンション上がる!サブリミナルは特に好きな曲じゃないけど、この煽りだけは。

で、歪さん。サブリミナルでスキップしてた。
Everybody singing dance!でスキップ。
スキップしながらお立ち台の回りをグルグル回ってて・・・
もうダメです。
その光景、おかしすぎる。
これから先、この曲聞いたらスキップしか思い浮かばない。
だって、スキップだよ?
D'espairsRayのボーカルがサブリミナルでスキップ!
イカレタキミ・・・だよ!



<アンコール2>

4人おそろいで赤いツアーT着て出てきた。
おそろい!

H「7月からヨーロッパツアーに行ってきます。全部で13箇所。発表してたものから1箇所増えたので、13です。うちらにとっての海外ツアーって、修行みたいなもの。今の自分らに何が足りないのか、何ができていないのかが分かる。メンバー間で話し合いもするし。いっぱい力つけて帰ってくるんで・・・帰ってきたらまた騒ごうぜ!」
マ「いってらっしゃい!」
H「ありがとう。なるべく早く帰ってくるから!」


なるべく早くってなんだよ!ニュアンスの問題だろ!そんなん分かってる!
いちいちこんなこと言わなけりゃいいのに。
でも言ってくれるから・・・

フン。

海外かぁ。



H「最後にもう1曲だけ聞いてください。」

ラストはCocoonだな。
という勝手な予想。
MIRRORも浮遊もやっちゃったから、残るパターンはコクーン終わり。だよね。
Cocoonで〆るのはまだまだ予想外な展開なので、きっとどこかに意味があるはず。だってCocoonって・・シングルのカップリングだし、マニアにとってもそうじゃなくてもマイナーな曲だ。Cocoon。なぜCocoon・・・。

でも、たびたび聞いてるうちに好きになってきた。

この曲ではひたすら跳ぶ。最後の力を振り絞って跳ぶ。



ほんと、やり切ったよなぁ。
いいツアーだったし、いいライヴだった。満足満足。

サイケデリックパレード最高でした!

拍手[0回]

<< 前のページ 次のページ >>
プロフィール
HN:
硝子
性別:
非公開
自己紹介:

硝子の箱


本、ライヴ、映画、靴、洋服


GRAPEVINE
D'espairsRay
Sugar
SUICIDE ALI
Re-Trick
g.o.d
1TYM
G-dragon

UNBILICAL
BELLY BUTTON
LOGAN
メッセージ
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
最新コメント
[07/21 微☆少女戦士さくや]
[02/06 微☆少女戦士さくや]
[09/21 後藤]
[08/29 微☆少女戦士さくや]
[05/27 藤汰ゆき(仮)]
最新記事
(11/01)
(10/29)
(10/29)
(10/25)
(10/25)
カウンター
アクセス解析
忍者アナライズ
バーコード
twitter@yurisangja
忍者ブログ [PR]