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見えない何かに踊らされて考え込んだりしたけど、地に足つけてみたら、収まってしまった何か。
赤い靴、履いてた。
足首は木こりにちょん切られてどっか行っちゃったかもしれないけど、自分の身は無事でしたよ、と。
「別に○○じゃなくてもいいじゃん」
と、思ってしまった。
際立つものが消されてしまったのなら、そこにこだわる必要はない。
例えば。
「なんで俺と付き合ってんの?」と聞かれて、
うーん、うーーんと考えながら、理由を挙げていったら、
「それ、俺じゃなくてもよくね?」
と言われてしまった。
そういう時、「そんなことないよ!」と力強く言えるかしら。
「あなたじゃなくちゃ、ダメなの!」とか、言えるのかな。
言ったら言ったで、「なんで?」って言われそうだし。
そしたら答えに詰まっちゃう。
そもそもね、「あなたじゃなくちゃダメ」であることに、理由なんてないんだよ。
明確に答えられる理由など、ない!
直観だよ。
思い込みだよ。
妄信だよ。
だから私は、自分の気持ちが導くままに、妄信して盲進することにしました。
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嗜癖性の特徴の一つ、
自己中心性について。
自己中心的な人は、「自我境界」が曖昧である。
「
自己中心的な人びとは、自己の始まりと終わり、他者の始まりと終わりがどこかまったくわからなくなります。自己中心的な人びとは、自己が独立した存在だということに気づかないために、他者を尊敬することができません。
」
「明確な境界が引かれていないため」、「自己の拡散」と「世界の暴走」が起きる。
全てが「自己」だから、他者の立場になって考えることはできないし、他者の視点でものを見ることもできない。
この「自我境界」についてはよく耳にするし、自分の皮膚感覚でも体感することができる。
時々、気を抜いてフッとしていると、どこまでが自分なのか分からなくなるの。
自分の中身が、浸透圧みたいにして皮膚からジンワリ染み出して、外の世界と溶け合っていくような感覚になることがある。
「あたしが漏れてる!」って。
このままどんどん溶け出していったら、最後に残るものは何だろうなぁ?
最後に残るものが、「本当の自分」かしら?
それなら、その「本当の自分」以外のものは、元から要らないんじゃないの?
とか言って、最後に残ったのが鼻毛だったりしたら、嫌だなぁ・・・
「本当の私は、鼻毛でした!」
いや鼻毛は大事だけれども。
自分がどんどん溶け出していって、外の世界に飲み込まれていく。
という感覚は、反対から捉えてみれば
自分がどんどん膨張していって、外の世界を侵食していってる。
ということでも、あるわけだ。
そうすると、「全てが自分」になって、「自分とは別の独立した存在である他者」の存在は認められなくなる。
昨今、若者が起こしている事件には、この「自我境界の曖昧さ」を感じるのよ。
自分という存在があり、母親という存在があり、父親があり、姉があり、弟があり、同級生があり、、、
それぞれは皮膚で隔たれた別個の存在である。
ということが皮膚感覚で分かっているかどうか。
どこまでもが「自分」になっているから、他者の存在を尊重することができなくなってしまったのでは。
「できない」っていうのは、努力が足りないという意味ではなく、不可能という意味で。
私は、ごく普通の当たり前の感覚として、存在の独立性を感じることができるけど、その感覚は常に自然にあるものではないしね。
既述のように、気を抜くと自分はどんどん溶け出していってしまうもの。
自分を外界に溶け出させていいのは、ごく限られた私的空間だけ。
というか、ある一定の限られた私的空間では、自分を溶け出させることが求められていたりもする。
こわいのは「自己の境界が分からなくなる」ことではなく、「自己の境界が分からない」こと。
これが国家レベル、世界レベルまで広がると、現代の米国のようになるわけです。
共依存
=「他者あるいは他者の抱える問題への嗜癖、あるいはその問題との関係性への嗜癖」
つまり、相手の世話を焼くことで、相手が自分に依存するように仕向けて、依存してくる相手に依存する、ということ(?)
共依存者は、「自分を価値の低い者と感じ、自分が他者にとってなくてはならない者であろうと努力」するものである。
結果として共依存者はワーカホリックとなり、殉教者のように仕え、自ら犠牲になろうとする。
なぜか。
そこまで努力して仕えることで、共依存者は何を得るのか?
世話を焼いた相手が、共依存者に依存するようになること、です。
共依存者は騙されやすい。
「嫌われたくない」、「仲間でいたい」という願望があまりにも強すぎるので、真実か否かを判断する力が鈍り、嘘をつかれていること、裏切られていることを分かろうとしない。
結果として、共依存者は他人を尊敬することができない。
なぜなら、「自分をありのままに見つめる時にだけ、自分を受け入れ、尊び、責任を持つことができる」から。そして「自分が何者であるかを自覚してこそ、別のものを受け入れることができる」。
つまり、ありのままの自分を見つめることができていない時は、他人を受け入れることさえ、できていない。
そして問題は、共依存者であることが、現代社会のシステムから強制されている、ということ。
現代社会のシステムにおいては、他者との関係性において共依存であることが求められている。
共依存者の犠牲的精神は「美徳」とされ、共依存者の不誠実さ(不正直さ)は「善良」、「理解力」とされる。
ちなみに、現代の米国では人口の9割以上が共依存らしい。
(ま、これは、何をどう定義するかによるのだろうけど。)
嗜癖的な関係性とは、"真実の愛"と呼ばれるものである。
「真実の愛とは、相手なしでは機能できない、あるいは生きてさえいけない二人の関係性」のこと。
「あなたなしには生きていけない」という考えが、すでに嗜癖的なんだって。
子どもの頃から、「大人になったら「君なしでは生きていけない!」、「私も!」と言い合って、結婚してハッピーエンド」というストーリーを聞かされ続けていると、すっかりシステムに順応させられてしまうんだと。
「あなたしか見えない!」っていう乙女心は、嗜癖という「症例」なのさ。
乙女は症例!
なんてロマンティック・・・
嗜癖的な人間関係とは、「安全な人間関係」、「静的な人間関係」、「非プロセス的な人間関係」である。
しかし、そもそも人間関係とは不安定で、動的であり、結果ではなくプロセスである。
「安定した人間関係」なんてないと、私も思うわ。
特に、恋人同士などの密な人間関係においては。
それぞれのバロメーターは、常に変動してるでしょ。「やる気」とか「意欲」とか「関心」とか。それを総じて「好きという気持ち」と言うのかもしれない。
自分が100で相手が30の時もあり、自分がマイナスなのに相手は120って時もあり。自分のバロメーターが10くらいしかないのに、相手の120に引きずられてテンションが上がることもあり。
「倦怠期」などと呼ばれる、落ち着いた時期というのも、それぞれのバロメーターがたまたま70~80前後をウロウロしているというだけで、そんなバランスは一瞬にして崩れるよ。(70~80前後って、「相手のことをそこそこ好きだし、別れるほどの理由もないし、適当に流しとけ」っていう数字だと思う。)
男の人はロマンチストだから、「今が永遠に続く」とか信じきっちゃってる(もしくは信じたいと願っている)ことが多いけどさ。
関係性はダイナミックに変化するものだから、今日は「すごく好き」でも、明日には「なんかいまいち」になってることは往々にしてあるもので。それでも「義理」とか「情け」とか「惰性」とかがあるから、そんなことは言わずにいるわけだ。
その変化が醍醐味でもある、と思うんだな。
永遠なんて信じてないし。
って、そんなことは恋人(男性)には口が裂けても言わないけど。
でもさ、永遠なんて信じていないからこそ、今、相手に優しくなれるんじゃないの?
いつまでも永遠に優しく世話をしてあげなきゃいけないと思ったら、やる気なくすよ。
リミットがあると分かってるから優しくできるんだと思うけどなぁ。
言葉にすると、とても薄情に聞こえる。
私は、今、ここにあるものを、そのまま丸ごと肯定しよう、受け入れようと思ってて。
でも「今」は絶えず変化しているから、今の「今」を受け入れている事実と、その次の「今」を受け入れるかどうかの判断は、別ものですよ、と。
いつまでも
あると思うな
愛とカネ
私にとって今一番気がかりなニュースは、南オセチア情勢なんです。
だから昨日の夜はテレビのニュース番組を見てたのに、扱いが小さいですね。
北京で米国人観光客が殺害された事件も、かなり大変なことだと思うんですけど。
どこ見てもヤワラちゃんの銅メダルがトップニュース。
ヤワラちゃんはすごい人だと思います。すごい選手であり、人間としても凄まじいな、と。これだけ全国民の期待や重圧を背負って闘うことは、普通の人にはできないよ。
なんだかんだ、5大会連続のメダルって、常人じゃないでしょ。
しかも個人競技で。
きっと、前の大会で引退したかったんじゃないかなぁ。でも周りがそれを許さなかったんじゃないかと思うんだ。
「がんばって」って口で言うだけなら簡単だよねー。他人事だし。
報道によれば、今度こそ引退したいみたいね。ほんと、引退させてあげればいいのに。もう休ませてあげればいいのに。
銅メダルの速報について「街の人の意見は?」みたいなインタビューをやっていて、「残念です!でも、また次がんばってほしいです。お子さんのためにも!」と答えている人がいて。いやいや、、それは逆だろ!と。子どものためにも、もう「ヤワラちゃん」を解放してあげようよ!
「がんばってください」って言うだけの人は、オリンピックとオリンピックの間の4年間に、ヤワラちゃんのことを何回思い起こすわけ?4年に1回、「がんばってください」って言うだけの人は。その間にも、ヤワラちゃんは毎日毎日練習して、プレッシャーと闘って、重い期待を背負って汗を流してるわけじゃないですか・・・。みんなが望む「ヤワラちゃん」を演じることにキュウキュウしてるわけじゃないですか・・・。
谷選手(旦那様)のコメントに、なんだかジーンとしました。
国民的英雄の妻を持った男性が、こんなコメントを出せることに、感動。
南オセチア情勢については、どちらが先に仕掛けたのかは知りませんが。
アブハジアでも戦闘が始まったとかで、グルジアに限らず、これからどんどん自治独立の動きが活発化するんじゃないかと懸念されてますねぇ。
今年に入ってから、コソボの独立宣言だったり、カラジッチが逮捕された(させた)ことだったり、情勢が動いてる。
大丈夫なんかな・・・いや、大丈夫じゃないんだけど・・・
オリンピックのグルジア代表が出場取りやめを検討してるとかで、それも非常に残念だ。
北京で米国人が殺害された事件ね、あれすごいことだと思うんですけど。
すごく大きい事件ですよねぇ。外交問題。
あまりに大きな問題だからなのか知らないけど、ブッシュ大統領のコメントに仰け反った。
“Laura and I were also saddened by the attack on an American family and their Chinese tour guide today in Beijing,”
「悲しい」って!!
しかも主語は「Laura and I」!
あんた(と妻)の主観は要らんよ!!
今回の北京五輪は政治的要素が絡み過ぎて、そっちのが悩ましいです。
サブタイトル
「嗜癖は中毒ではない。
人は好きで嗜癖する。」
嗜癖(しへき)=Addiction
著者の主張には賛同しかねるけれど、分析されていることは興味深かった。
「
嗜癖システムにおける根本的な嗜癖は、無力と非生命性への嗜癖である。他のすべての嗜癖は、この二つの根本的な嗜癖から導き出された二次的嗜癖にすぎない
」
アルコールやドラッグなどへの嗜癖は、「無力と非生命性への嗜癖」に係る、二次的嗜癖である。
私たちに残された選択肢は、3つ。
・生きないで、死ぬ
・死なないで、生きる
・死なないで、生きない
嗜癖システムに支配された現代社会では、私たちは三つ目の選択肢を選ぶことを強要されている。
この後、現代社会がいかに私たちを支配して蝕んでいるか、という話が続くのだけど、それはさておき。
アルコールにしてもドラッグにしても、それに嗜癖する人というのは、「アルコールに嗜癖している」のではなくて、本質的には「無力と非生命性に嗜癖している」。
つまり、自殺願望?
ちなみに「嗜癖」と「中毒(Intoxication)」は異なるらしい。
主体が好んでそうしているのが「嗜癖」。
主体が好むか好まざるかに関わらず、結果として生じた"好ましからざる変化"が「中毒」。
だから、「アルコール中毒」と「アルコール嗜癖」とは、違うもの、、、ってことだよなぁ。
お酒が好きで飲みまくっていて、でもその深層にあるのは自己破壊願望である。
というのが「アルコール嗜癖」。
もはや酒が好きなのかどうかも分からず、でも飲まずにはいられなくて、体を壊している。
というのが「アルコール中毒」。
この理解が合ってるのか知らんけど。
別にアルコールに限らず、人間関係への嗜癖(=共依存)もあるしね。
何かに嗜癖していると、自分ではない何か大きなものにコントロールされているような感覚があって、心地良いもの。
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