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サブタイトル
「嗜癖は中毒ではない。
 人は好きで嗜癖する。」


嗜癖(しへき)=Addiction


著者の主張には賛同しかねるけれど、分析されていることは興味深かった。




嗜癖システムにおける根本的な嗜癖は、無力と非生命性への嗜癖である。他のすべての嗜癖は、この二つの根本的な嗜癖から導き出された二次的嗜癖にすぎない


アルコールやドラッグなどへの嗜癖は、「無力と非生命性への嗜癖」に係る、二次的嗜癖である。

私たちに残された選択肢は、3つ。
・生きないで、死ぬ
・死なないで、生きる
・死なないで、生きない
嗜癖システムに支配された現代社会では、私たちは三つ目の選択肢を選ぶことを強要されている。


この後、現代社会がいかに私たちを支配して蝕んでいるか、という話が続くのだけど、それはさておき。


アルコールにしてもドラッグにしても、それに嗜癖する人というのは、「アルコールに嗜癖している」のではなくて、本質的には「無力と非生命性に嗜癖している」。
つまり、自殺願望?


ちなみに「嗜癖」と「中毒(Intoxication)」は異なるらしい。
主体が好んでそうしているのが「嗜癖」。
主体が好むか好まざるかに関わらず、結果として生じた"好ましからざる変化"が「中毒」。

だから、「アルコール中毒」と「アルコール嗜癖」とは、違うもの、、、ってことだよなぁ。


お酒が好きで飲みまくっていて、でもその深層にあるのは自己破壊願望である。
というのが「アルコール嗜癖」。

もはや酒が好きなのかどうかも分からず、でも飲まずにはいられなくて、体を壊している。
というのが「アルコール中毒」。

この理解が合ってるのか知らんけど。


別にアルコールに限らず、人間関係への嗜癖(=共依存)もあるしね。

何かに嗜癖していると、自分ではない何か大きなものにコントロールされているような感覚があって、心地良いもの。


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