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Sugarのアルバムね

ライブに結び付いていない音源です。
ライブへ向かう、向かわせる方向性とは、とりあえず一旦は切り離されている。

一般的に、インディーズの、特にビジュアル系の音源は、「ライブのための音源」だと思います。
ライブの予習用。もしくは特典目当て、インスト券目当て。

でもこのアルバムは、一つの音源として確立している。
聞いていて楽しい。
聞くことを楽しめる。

バンドがライブバンドであることは当然のことであり、必要条件、最低条件です。
バンドにとってライブの見せ方が重要であることは、当たり前のこと。

そしてそれとは別に、音源「だけ」も素晴らしいと、いいね。素敵ね。


音源の音をそのままライブで再現できますか?っていう質問は、プロとしての合格ラインより下にいるバンドに対するものだと思うよ。

音源の音は、音源の音。ライブの音は、ライブの音。

例えば、「ライブでSnow Whiteを演奏すること」は可能だけれど、「音源のSnow Whiteをライブでそのまま再現すること」は不可能でしょ。
少なくともバイオリンとサックスとピアノが入っていなければ無理。
ただし、そこにこだわる必要はあるのか。

インディーズ界隈でよく言われている「音源とライブが全く違う」という言葉は、「音源ではうまく演奏できているように加工されているけれど、実際の演奏能力は低いので、ライブでは下手くそ」という意味で使われているでしょ。

でも、それって、程度の低い投げ掛けよね。

音源のSnow Whiteが「音源のSnow White」として素晴らしいことと、
音源のSnow WhiteとライブのSnow Whiteが別物であることとは、
両立しうることだもの。

カバーも、そう。
Spainという曲は世界中のミュージシャンにカバーされていて、甘く愛しい砂糖バンドもその一つ。
「ピアノのないSpainなんて」なんて、そんなツッコミを本気でする人、いないでしょ。
Re-Trickもライブの定番でカバーしてるけど、「あんなガツガツしたSpain、ねーよ!」なんて、そんなツッコミもナンセンス。

その音が好みか、好みじゃないか。
自分にとって甘いか、甘くないか。
その感覚だけでいいと思うよ。

私はSugarが演奏するSpain好きです。


私は、音がメジャー仕様かどうかなんて知らないし分からないけれど、
このアルバムは「音源の在り方」がメジャーっぽいな、と思います。

こういった音源の在り方は、メジャー仕様。

なぜなら、音源だけで成立しているから。
CDという商品として様になっているから。

音の問題じゃないと思うんですよね。
「ライブの予習用の音源」、「フリを作る(練習する)ための音源」って、良くも悪くもインディーだわ。


そういうところの「ズレ」が、おもしろいなぁって思います。

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