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5月29日公開の映画「ヒーローショー」を、見ました。
見終わると、いやーーーーな鳥肌と嫌悪感と、中途半端に飲み切れなかったような詰まるような感覚が残っていて、
「どうだった?」と聞かれると、「一言では言えないところが、いい映画だと言えるかもしれない、かもしれない・・・」と答える。
感想を語ったり、長々と書き連ねたりしたけど、
いくら歩いても、「この作品はこうです」っていう出口、落としどころに辿り着かないので
スッパリ辞めることにした。スッパリ。
1回見たところで私がまず感じたのは、「薄ら寒くなるような皮肉」でした。
「いい奴」もいなかれば「悪い奴」もいない。
「バカ」もいないし「利口」もいない。
ただの「自己中心的な奴」もいないし、「自己愛しかない奴」もいない代わりに、「俯瞰で状況を捉えようとする奴」もいない。
つまり、みんな当たり前の人間なの。
印象に残ったシーンは
ツヨシをみんなで生き埋めにするところで、拓也が「消えろおおーーー!!消えろおおおーーーー!!」と叫ぶところ。そこ、「消えろ」って感覚なんだ?と。
私は、映画やドラマを見るときに、役者さんの中で「役」よりも「自己」が優位に立ってるのを感じると興醒めする。
つまり、「私(僕)かわいい」の押し売り。
そういうものを演技力で抑え込むこともできるのかもしれないけど、今の日本の映画を見てると、おおよその役者さんが「私」の押し売りをしてくる。あぁいやだいやだ。
お前なんて見てねーよ。映画見てんだよ。
ジャルジャルの後藤さんが無駄にかっこつけちゃってて、あぁこの人はナルシストなんだろうな、と思った。
彼の所作のかっこよさに目がくらんで、本当に見せるべき(見えなければいけない)クズ具合が浮かび上がってこない。
はじめから、どんなアホが見ても明らかに「かっこ悪い役」だったら、「かっこつけよう」だなんてバカなことしないだろうに。
って、この余計な「かっこつけ」も演出のうちかしら。そうかしらね。
エンディング曲、ピンクレディの「SOS」で、これがまた笑えないくらい皮肉で
乾いた笑いと脱力感と嫌悪感。
よくもここまで「SOS」って曲が引き立つシチュエーションを・・・
お馴染み、木下ほうかさんや光石研さんも出演してる。
初日舞台挨拶も見た。
ジャルジャルの人気がすごくてビックリしたよ。
私なんて
私なんて
ジャルジャル知らないし。テレビでも見たことないし。
お笑い芸人がアイドル並みの扱いなのね。女の子たちに「かっこいい~!」とか言われちゃってさ。
あの
正直、ジャルジャルだろうが、その他の若手俳優だろうが、みんな一緒くたに「その他大勢」にしか見えないんです。
たぶんみんなかっこいいというか整った顔というか、そういう容姿に恵まれた人たちなんだろうけど、今の私(年食った私、とも言う)にはそういった方面での「容姿の持つ神通力」みたいなものが全く通じないのです。
みんな等しく、「若いおにーちゃん」。
監督のことは大好きです。
舞台挨拶もね、鳳華さんや光石さんや、羽原さんはじめとするスタッフの人たちが出てくるようなトークショーの方が見たい。
みんな早く、「ただの若いおにーちゃん」や「ちんけで薄っぺらい子」から、分厚くて臭くてエロとヒゲと煩悩と肉にまみれたオトナになればいい!
彼らのファンの若い子はそう願ってないだろうから、まぁいいんだけどさ。いいんだけどさ。
見終わると、いやーーーーな鳥肌と嫌悪感と、中途半端に飲み切れなかったような詰まるような感覚が残っていて、
「どうだった?」と聞かれると、「一言では言えないところが、いい映画だと言えるかもしれない、かもしれない・・・」と答える。
感想を語ったり、長々と書き連ねたりしたけど、
いくら歩いても、「この作品はこうです」っていう出口、落としどころに辿り着かないので
スッパリ辞めることにした。スッパリ。
1回見たところで私がまず感じたのは、「薄ら寒くなるような皮肉」でした。
「いい奴」もいなかれば「悪い奴」もいない。
「バカ」もいないし「利口」もいない。
ただの「自己中心的な奴」もいないし、「自己愛しかない奴」もいない代わりに、「俯瞰で状況を捉えようとする奴」もいない。
つまり、みんな当たり前の人間なの。
印象に残ったシーンは
ツヨシをみんなで生き埋めにするところで、拓也が「消えろおおーーー!!消えろおおおーーーー!!」と叫ぶところ。そこ、「消えろ」って感覚なんだ?と。
私は、映画やドラマを見るときに、役者さんの中で「役」よりも「自己」が優位に立ってるのを感じると興醒めする。
つまり、「私(僕)かわいい」の押し売り。
そういうものを演技力で抑え込むこともできるのかもしれないけど、今の日本の映画を見てると、おおよその役者さんが「私」の押し売りをしてくる。あぁいやだいやだ。
お前なんて見てねーよ。映画見てんだよ。
ジャルジャルの後藤さんが無駄にかっこつけちゃってて、あぁこの人はナルシストなんだろうな、と思った。
彼の所作のかっこよさに目がくらんで、本当に見せるべき(見えなければいけない)クズ具合が浮かび上がってこない。
はじめから、どんなアホが見ても明らかに「かっこ悪い役」だったら、「かっこつけよう」だなんてバカなことしないだろうに。
って、この余計な「かっこつけ」も演出のうちかしら。そうかしらね。
エンディング曲、ピンクレディの「SOS」で、これがまた笑えないくらい皮肉で
乾いた笑いと脱力感と嫌悪感。
よくもここまで「SOS」って曲が引き立つシチュエーションを・・・
お馴染み、木下ほうかさんや光石研さんも出演してる。
初日舞台挨拶も見た。
ジャルジャルの人気がすごくてビックリしたよ。
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ジャルジャル知らないし。テレビでも見たことないし。
お笑い芸人がアイドル並みの扱いなのね。女の子たちに「かっこいい~!」とか言われちゃってさ。
あの
正直、ジャルジャルだろうが、その他の若手俳優だろうが、みんな一緒くたに「その他大勢」にしか見えないんです。
たぶんみんなかっこいいというか整った顔というか、そういう容姿に恵まれた人たちなんだろうけど、今の私(年食った私、とも言う)にはそういった方面での「容姿の持つ神通力」みたいなものが全く通じないのです。
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