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PARADOX 5
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夜空

(EN1)
「浮遊した理想」
MIЯROR

(EN2)
Tainted World




ライヴハウス向けの音とホール向けの音は違うのね。そうか知らなかった。
ディスパさん、音がぐちゃぐちゃです。
ライヴハウスの密閉された空間で聞くとちょうどよい音も、ホールだときれいに拡がらない。
D'espairsRayのライヴは、洪水のように押し寄せる音の中でひたすら運動して、熱気と水蒸気で息がむせて、朦朧とする中で気付いたらそこらへんにメンバーがいました、というものだと思っていて。でもバンド側はそういう形態を変えたいようで、「観賞に耐えるライヴ」をしたいらしい。ディスパのくせに。
観賞用のバンドか否かというのは、なろうと思ってなるものではなくて、そもそものバンドの属性によるものなんじゃないかしら。
D'espairsRayは、「観賞しよう」と構えて見ると、途端に泡となって消えてなくなるようなバンド。
ベース&ドラムだけの重低音でズルズル引っ張ってメロディをほとんどつけない曲、打ち込みを多用すること、完成度の高いシャウト、ネタギリギリの線にあるライヴコンセプト、それでいて見た目が揃っていて衣装を着こなせているメンバー。
それらを全て捨てて「これがやりたい」と進んでいくには、まだまだ解消できない軋みがある。
ホールでD'espairsRayを見てみると、その軋み具合や段差が露骨に感じられてアァと思ったり。
それをメンバー的に言えば「理想とのギャップ」てことになるのかもしれない。
でもその「理想」の先にあるものが私には見えなくて首を傾げるのですよ。

2年くらい前にここでSugarを見て、Sleepyと黒猫を聞いて、やたらと美しかったのを覚えてる。



2曲目くらいでHIZUMIがお立ち台に上ろうとして足ひっかけて後ろに転んだ。かなり派手に後ろに吹っ飛んだよ。ターミネーターみたいに起き上がってたけど。

「D'espairsRayがこのC.C.Lemonホールのステージに立つのは、これで3回目です。次の曲は、初めてこのステージに立った時に、初めて演奏した曲です。聞いてください、Squall。」

声がボロボロで全く歌えてないのに、琥珀やって、しかもSquallまで。誰かあいつを止めてくれ!
別の意味で泣きたくなったSquall。

客席がドン引きするくらいボロボロのSuallは当然ながら本人にも不本意だったはずで、客席に広がった戸惑いをわざと打ち消すかのようにMASQUERADEのイントロで「うgyryyaraeggggg!」てシャウトしてた。分かりやすい人だ。

初披露のARK IN THE STORMは、今度またベストの状態で改めて聞きたい。


月の記憶は、ねぇ
あれを歌いあげるHIZUMIが好きなんだが
声を張り上げることができないので
あぁあぁ月の記憶・・・


「10年やってきて、ここにこうやってみんなが集まって。この中には、D'espairsRayがなければ知り合わなかったような人で、今ではかけがえのない人になっている人も、いると思う。それはもう、運命と言っていいんじゃないか。ぶっちゃけ運命だと思う。そんな運命に感謝して、夜空。」

ダメだ酷過ぎる。


アンコールをかけながら
「これ、アンコールかけていいのか迷う感じだね」
「出てきてほしいような、出てこなくていいような」
「何やるのかな」
「浮遊やってないね」
「最後はミラーかな」 

アンコールはきっちり浮遊とMIRRORでした。


「さっき、最後、みんないろいろトチりました。だからみんなの頭の中でうまいこと映像を切り貼りしてつなぎ合わせておいてください。」
「年末の横浜BLITZは外せないよなぁ!また騒ごうぜ!」
「それと、急に決まったことがあります。12月にインディーズベスト発売。そして、今日のこのライヴのDVDを発売。D'espairsRay、いろいろ出します。」

えええ今日のこれ、出しちゃっていいの!?って動揺が・・・

なんか
浮遊とか、やってました。
MIRRORで煽られたような気がします。

1回目のアンコールは出てくるのがかなり遅かった。たぶん裏で打ち合わせして曲数減らしたんじゃないかと。Hollowとか。Forbiddenとか。

2回目はすぐ出てきた。


「今日は本当にありがとう。うまく伝えられるか分からないけど・・・長くなるけど、ちょっと話していいですか。このライヴっていう場所は、現実を忘れて騒げるところで、でもライヴが終わって外に出ると、一歩でも外に出ると、そこには現実があって。現実は時にものすごく残酷です。その残酷さに押し潰されそうになります。孤独を感じることも。俺は今、喉に問題を抱えています。そのことですごく孤独を感じたり。正直、逃げ出したいと思ったこともあります。人はみんな孤独を抱えています。それは、俺らも、みんなも、同じこと。でもみんな一人じゃない。俺たちはここにいます。俺は、一人では絶対に乗り越えられない。このメンバーと、ここにいる仲間みんなと、・・・」

なんとなーく、そんなことを語ってた。
私はこの手の語りを好まないので、むしろ嫌いなので、
嫌だなーお前はキリトかよ?と思いながら聞いていて
途中の「喉に問題を」の一言でアー。て・・・吹っ飛んだ。

気付いたらTainted Worldのイントロが始まってました。
この曲、HIZUMIの高音キーのギリギリまで高いのに、どうやって歌うんだよーて思って、そしたらサビ以外は1オクターブ下げて歌ってた。もはやTainted Worldじゃない。

こういう場面でしくしく泣いたり同情だか何だかで胸を痛めたりできる人間ではないので・・・まぁ、かわいそうだとは思った。こんな状態になることが分かっていてもライヴをしなければいけないことが。マイナスの状況を逆転させて、反動で大きなプラスに持っていく。そういう器用なことが、ディスパにはできないんですよきっと。思い描いていた初ホールワンマンは、もっと違うものだったろうに。
そういう方向に行きたいのなら、そういう方向について行って見届けるしかない。躓いたとしても。


楽しめなかったなぁ。私のせいなのかなぁ。
歌えるか歌えないかをヒヤヒヤしながら聞いているのは、もう嫌なんだよ。楽しむ以前の問題だ。
Karyuさんのギターもなかなかに酷かったし。(ギターぎゃんぎゃん弾きならしてる間、しっかと耳を塞いでました。)
私は上手にいたんだけど、HIZUMIが上手に全然来なくて「なんだよオキラでもいんのか?」って思ってたら、マイクのシールドが上手まで届かなかったらしい。なんと・・・しょぼい・・・
降ってきた銀テープには「01.AUG.2009」て書いてある。OCTです!「10th ANNVERSARY」とも書いてある。愛が足りない!あ、これはラジオネタか?


ふぅむ。
今後も年に1、2回くらいのペースでホールワンマンやって、だんだん良くなっていくものなんでしょうか。

ライヴハウスで見慣れてたから、こういう規模でライヴすることにこっちも慣れてないってことかなぁ。


でも、なんか

このしょぼさがディスパっぽいな!て思ったらおかしくなってきた。


10月のイベント数本が終わったらしばらく休業で、12月にFC旅行やって、年末にBLITZかな。
11月と12月、ヒマだ! 



・・・ライヴも酷けりゃ感想も酷い。
 

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