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一分の隙もなく、好き。


私が認識する「かっこいい」の基本形かつ完全形が、ここにはある。



鶏が先か、卵が先か。って話よ。

私がバインに心酔して、「これこそが最高である」という信念のもとに立っているからなのか、
バインが常に私の想像の範囲を逸したところにいるからなのか。

私は毎度毎度、バインは常に想像を絶するかっこよさを見せつける、と思う。
でもそれは、バインはバインとしてただやりたいことをやっていて、それを見聞きしたシンパ(私)は「これこそが私が求めていたかっこよさだ!」と感激する、ということなのかもしれない。



ライブのたびに、自分がバインに心酔していることを再確認する。

ステージと客が断絶されている状態が好きなのも、バインの影響。
こっち(客)のことなんて無視してくれ。

田中さんが言うところの
「一緒に歌ってくれ!なんて思わんしな。むしろ歌うな!黙れ!聞け!いや聞かんでもえぇ。お前らがおらんでも俺らはやるし。今までバインやってきて、一体感なんてものを求めたこともない。」
という言葉に、私は深く頷く。
10年前に聞いた時も、つい最近聞いた時も。
田中さんが言ったことがきっかけで私も「そうだそうだ!」と思うようになったのか、
もともと私もそういう考えを持っていて、田中さんに同感したのか。
どっちだかもはや分からない。


余計なことはしゃべらない。
客の顔色を窺わない。
やりたいことをやる。
楽しむ。

それが徹底されてるから、私は安心して眺めていられる。

転換の時も誰もMCでつなごうとしないし。
(だからってザワザワするな!と客席に言いたくなる。)



ほぼ半年振りのバインを見て、そんなことを再確認したのです。



曲目は、ほとんどがアルバム「Sing」から。
「Glare」、「超える」あたりで始まった。

それ以外では、「Virus」と「KINGDOM COME」を聞けたのが嬉しかった。

「FLY」もやったね。
「COME ON」もやったっけね。

「Sing」では田中さんを筆頭にみんなヤバいとこにいっちゃってて、最高にかっこよかった。

本編ラストの「B.D.S」で、いつもの「カモンBDS!」を聞けた。

途中から長田監督も合流して一緒に。

アンコール1曲目はニコスと一緒にストーンズ。

本編で「懐かしいのを。」って言ってやった曲、何だっけ。
アンコール2曲目の、ラストにやった曲、何だったっけ。

「懐かしいの」って言うからどれだけ懐かしいのかと思ったけど、そうでもなかった気がする。


田中さん、ステージ上で缶ビール3本消費。たぶんサッポロ生だと思われるよ。
西川さんのステージドリンクは焼酎だったみたい。
亀ちゃんが髭でかっこよくなってた。
キーボードは高野さんでベースは金戸さん。




いつもどおりだった。

いつもどおりでもあり、
今までに見たことのないものでもあり。

「あぁ、いつものバインだ」と思いつつ、
想像を絶するステージでもありつつ。

矛盾してるけれど、その矛盾さえも飲み込んで突き進む。


笑っちゃうね。
笑っちゃうほどかっこいい。







前座はNICO Touches the Wallsでした。

ボーカルは田中信者のようで、
バンドサウンド自体はそれほどバインっぽくないのに、彼だけが田中を意識してること丸出し。
歌い方も、声の出し方もそっくり。

あのボーカル、ねぇ。
かわいそうなほどに、顔がきれい。
あんなに顔が整ってると苦労するだろうに。特にミュージシャンとしては。
かわいそうだ。

2曲目にやったロデオっぽい曲(前にここに動画貼った気がする)
あれ、「俺の彼女はリストカッター」っぽい。
時と場所が許せばヘドバンしたい。
でもNICO Touches the Wallsのライブでヘドバンしてる人、いなかった。そりゃそうだ。

上手かった、と思う。
歌も上手い。
演奏も上手い。
ちょっと文学少年意識してるところも、ボーカルの「甘いマスク」も、それでいて「ロックがやりたいんだ!」っていう主張もあり、音のバランスもよくて、ギターもベースもドラムも等しく上手い。
売れてもいいだろう。

とても上から言っている。

だって、もう、私の耳には「バインのフォロワー」としか認識されないからさー。

「バインっぽいもの」を聞く時間があるなら、その分だけバインを100回聞きこんだ方がいい。

嫌な言い分かもしれないけど、そういうものじゃん。
歴史はそうやって繰り返すんだよ。

そして今、私は、「バインのライブで、最高列の壁に寄りかかって見ている、怖いお姉さま方」の位置に付いたわけだ。
いつぞやは「後ろで偉そうに見てるババァがうぜー」とか言ってたのに。





そういった諸々全てを飲み込んで、

えぇと・・・


バインは神!ってことで。







<セットリスト>

NICO Touches the Walls

1.image training
2.THE BUNGY
3.ビッグフット
4.トマト
5.April
6.行方
7.風人
8.武家諸法度
9.Broken Youth





GRAPEVINE

1.Glare (「Sing」)
2.COME ON (「From a smalltown」)
3.超える (「Sing」)

「夏くらいにアルバムが出ます。ただいまレコーディング中。ということで、新曲を。」

4.新曲

「みたいな!のが、入る予定です。」

5.新曲

「みたいな!のも、入る予定です。」

「懐かしいの、やります。」

6.Sabbath (sg「ぼくらなら」)
7.アナザーワールド (「another sky」)

「鬼プロデューサーの長田さんが来てくれています。みんなで「監督~」って呼ぼう。」

8.Midnight Blues (Dr.Strange Love)
9.The Apple Tree Song (Dr.Strange Love)
10.アメリカのアリゾナ (Dr.Strange Love)
11.風-Lun (Dr.Strange Love)

12.エレウテリア (sg「超える」)
13.VIRUS (「deracine」)
14.Sing (「Sing」)

「あとはうるさいのが続くからー」

15.KINGDOM COME (「deracine」)
16.フラニーと同意 (「Sing」)
17.FLY (「From a smalltown」)
18.CORE (「Sing」)

「南部のオトコになってくれ!Come On B.D.S.!!」

19.B.D.S. (「Circulator」)

EN.

「踊れるストーンズを。」

20.Undercover of the Night (The Rolling Stones)

「最後にもう1曲だけやるね。」

21.Everyman, everywhere (「Everyman, everywhere」)

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