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こないだ1月9日に見たSugarが約3か月ぶりでした
前回最後に見た時にガックリきたので今回はどんなもんかと思っていたら、ガックリもしなかった!

怒り→ガックリ→平常心

ものすごく冷静に「あぁ・・・つまらんな」って思ったんだけど、どうしてつまらなかったのか原因を探りたいんです


なので、セットリスト全曲分析します

当然ながら、独断と偏見です
こんな注釈は不要なほどに、独断と偏見のみです
(いつものことですが)




「独断と偏見ですよ」とちゃんと注意しましたが
もしかしたらあまり美しいものではないかもしれないので
折り畳みます

開くかどうかは自己責任でどうぞ




って書かれてると見たくなるのが人間の性分よね






※さすがにそこまで言わなくてもいいだろ!と思われる感想も、中にはあります



始まりは
白日に抱かれた愛しき影

これが、白日に聞こえない

私の耳には、この曲が、白日に聞こえなかったですよ

真悟のベースだから?
でも真悟になってからも何回かやってるはずだし
私にとっては「真悟が弾く白日」は初見だったかしら

とにかく、あれは白日にあって白日に非ず
認めない
私にとって記念すべき特別な曲なので、尚更認められない

この曲はラテンなの
ラテンの何たるかなど私には知らないけど、私が持っている印象がラテンなんです


私は屋外に立ちつくしています
気温40度の炎天下
辺りは砂ボコリが舞っていて、目に入るもの全てが砂の色
あまりの熱気で風景の輪郭がユラユラ揺らぐ
周りの音が一切聞こえなくなるほど、思考回路がショートするほど、暑く、暑く、照りつける


これが白日という曲に持っていた印象
(相変わらず私は歌詞を読まないので、歌詞の内容は考慮してません)

ジリジリと照りつけられている感覚を、サビ前のドンドコいってるリズムがさらに盛り上げて高めて、
「それはただ無差別に・・・」と「あれはそう微かに・・・」で急降下して緩やかになる

気怠く回転する、キメでピタリと止まる、再び気怠く動き出す
そんなメリハリが美しい曲

それが、どうでしょう
緩急もメリハリもなく、キメがバラバラにズレていて、ただドカドカとうるさいだけの、コレ
(おそらく上記と同じ文句をこれから何度も繰り返します)

よりにもよって白日
私が大好きな白日が、久しぶりに見るライヴで1曲目
それなのに喜ぶどころか悲しくなっている、この結果

でもギターは好きです
白日のギターが一番好きです



浴槽

これも久しぶり

私の印象は、かわいい曲、です

かわいらしい女の子(10代後半~20代前半の、ふわふわで華奢な子)が、
日が昇るか昇らないかくらいの朝方に
バスタブの中で体育座りして、
泣きながらクスクス笑ってる

そういうイメージを持ってます

聞きどころの1つは、曲の出だしです
コロコロ転がるギターと、それに続くドラム
あの音は、女の子の涙がポロリと落ちる音なんですよ

そしてLokiの歌
Lokiの歌の下手さを目立たせる曲なので、そこが聞きどころなんです
鼻つまんで唸ってるみたいな歌

演奏も歌も中途半端でハッキリスッキリしないのが、この曲の魅力
ですが、
この日のライヴではなぜか演奏も歌も主張しまくる

浴槽はすすり泣く乙女の歌ですよ?



rotten words fo dear.

息が上がったままのやっつけ仕事のrottenなんて聞きたくねぇ!

どうして、そんなふうに、雑なんだ?
雑!
甘くも美しくもない!

この曲はSugarにとって特別な曲なんでしょう?
何も悲しいことのないライヴでも、この曲をやるだけで客が涙をこぼしてたじゃない?

歌詞が心に届きません


rottenの後、SWEETESTのrottenのイントロに入っているインストをやってました

Sugarは、曲と曲のつなぎが素敵よね

これはSugarを見始めた時からずーーーっと思ってた
つまり、ドラムです
曲と曲とをなめらかにつなぐドラムが素敵すぎて胸が張り裂けそうでした
1つ1つの曲の空気を壊すことなく、きれいに展開させていくつなぎが

この日だって、同じことやってたんだよ
それなのに何が違うんだろう?

「さて。ようやくrottenまで終わったなー。えーと次は何だったっけー?」
そんな声がメンバーの脳内に浮かんでいることが、私の耳には音で聞こえてきました

まるで流れ作業
これ終わりましたーはい次ーって

心がこもっていないということは、こうまでも空気で伝わってしまうものなのかと
恐ろしく感じる



劣情、鮮やかなる秘め事を

テンポの速い曲なので人気があるみたいね

速いテンポと、そのテンポがぐいっと落ちて、緩やかになる
そのダイナミックな展開が好きでした

「愛してるよ」の後にピタリと止まるところが、好き

「過ぎればすぐに冷めてしまう・・・」でゆったりして、その後に急上昇するところが、好き

こういう曲のことを「跳ね曲」って言うんでしたっけ
確かに跳ねてました
跳ねた上にさらに跳ねて、着地せずに飛んでった



antlion

ワンマンツアーでもantlionのSugar ver.はやってたのかしら
私にとっては去年夏の仙台振り
やはりどこか物足りなさを感じるのはサックスとピアノの音がないからか、それとも

緩急がないです
antlionに緩急がないのって、致命傷じゃないですか
だってantlionって緩急を聞くための曲じゃないですか
緩急のないantlionなんて、バケツ一杯の素パスタみたいなもんです
食っても食ってもでんぷんのみ
そんなものでも誰か食べる人はいるだろうけど、私は結構ですごめんあそばせ的な



Blossom

新しいSugarの始まりを告げるような、明るい方向へ盛り上がっていく曲

SIZNAのギターソロは、SIZNAのギターソロでした

この日のSugarに感じる違和感は何だろう?って、一つ一つの要素に分解して「これかな?」「ここがおかしいのかな?」って確認して回ってたんですが
SIZNAのギターはSIZNAのギターだったんですよ
違和感はない
音も、以前に聞いていたのと変わらない
なので、問題はここではないらしい

「全ては美しく ただ ただそこにあるのに」
これは名文句だと思います
Lokiが意図しているものは知りませんが、私にはかなりツボです、この言葉

「消せるように」の「ように!」で声を張り上げるところで、聞いているこちらのテンションもグイッと上がるじゃないですか
それが、なかったんですよねぇ



afterglow

まずい・・・

これはまずい・・・

篤人が輝いてない・・・

afterglowは、輝く篤人にうっとりする曲なのに、肝心の篤人が輝いてない
篤人自身もテンション低めだし
「俺かっこいい!いぇい!いぇい!!」って調子に乗ってバシバシ華麗に叩いている姿を眺めてニヤニヤしたいのに
叩ききるところで得意げな顔して、でもそれを押し殺すように下向いてスティック回してるのが好きなのに
生意気な若造がちょっとキャーキャー言われただけで調子に乗って、気分良く叩きまくっちゃうぜぇ~!ってのが見たいんだよ私は!
(で、いざ本気で調子に乗り始めると、その鼻を力任せに折ってやりたくなる。そんな性分です)

どうしたのかなあっくん
テンションが上がりきってないのはなぜかなあっくん

答えは聞いてない!(夢人)


それと、真悟のカウントはやめた方がいいと思ってます
気分が下がっちまうので、カウントするところでは耳を閉じるようにしてますんで


これは私の問題ですか
そうですね



Snow White

いつになったらLokiさんは白雪姫のコスプレしてくれるんですか

ドタバタとなだれこんで、転びかけながらもなんとか転ばずに耐えて、でも誰もまともに走る気がないから、グダグダのドタバタで帳尻合わせて終わらせました

サビのところなんか、君らは何をそんなに慌ててるんだ?と不思議に思うくらいに、走ってた
「走る」というか「転げ落ちる」

Snow Whiteって曲は、聞いていると雪が降る景色が見える曲
そういうのをイメージしてるんじゃないの?
そういうのを目指してるんじゃないの?
そんなんじゃ雪降らないよ
乾燥してカラッカラだよ

Lokiさんの衣装は、白雪姫よりも雪の女王の方が似合いそう



JAM

唯一盛り返した曲

唯一盛り返した曲がJAMって・・・

困った時のJAM頼み

かわいくて、のりやすくて、SIZNA見てれば笑えるし、みんなニコニコしてて「わー楽しい!」な雰囲気だし、
お手軽に盛り上がれる曲よね

私もね、JAMの時だけ笑顔になれました
あっくん、ユラユラしてた
まいすうぃーとって言ってくれなかったけど、
でも笑顔でユラ~ユラ~って揺れてた

心なしか、JAMだけはキメがきちっと決まってたような気がする


ライヴが進むにつれて心がどんどん冷えてきて、こんなに冷えてるのは私だけか?と不安になったから、周りのお客さんが盛り上がってるのか後ろから様子を伺ってたんだけど
JAMになってようやく、体を揺らしたり首を振ったりしてる客が出てきた

よかった

JAMは鉄板



媚薬

媚薬ってこんな曲だったっけ・・・
afterglowなんかよりも、媚薬こそヘドバン曲だと思うんだけどなー

Lokiがかわいくないから、媚薬がエロかわいくない
喘いで!



Candy

「このまま最後まで」の後のダッダッダン!が好きです
ドラムのかっこいいポイント

ドカドカうるさいのが団子になってどんどん転がってきて、
どこからどこまでがCandyなのか、もはや判別つかん



ベリー

本編で自腐の代わりにCandyをやったことにより、アンコールは自腐でしょうという予想

自腐→ベリーの流れは定番ですが、
自腐は自腐としてあって、ベリーはベリーとしてあって、それぞれが独立していて、
その上で、ラストに向けてなだれ込むような流れが、あるべき姿だと思います
自腐の代打がCandyであっても、それは同じこと

ベリーは形があまり崩れない曲なので、それほど違和感はなかったです
Lokiさんもちゃんと声出てたしね

ベリーはベリーでした
という感想しかないです

ベースとドラムの掛け合い×2も無難でした



アンコール

その前に

アンコールを受けて、まずはSugar楽器陣3人が出てきました
真悟がMCし始めて、漾さんをステージに呼び込む時に、客に向かって
「(漾さんを)呼んであげてください
って言ったんだよね

それがものすごく気になりました

私、引っかかりすぎ?
でもそういう些細なところが気になるの



malicious (Vo.漾)

合コンの2次会でカラオケに行きました
あなたにとって、男性陣はみんな初対面です
その中に一人、顔は地味なのに眉毛がない人がいます
カラオケが始まって、その彼が歌い始めた途端に、あなたは気付いてしまいました
「こいつ、ヴィジュアル系だ(もしくはバンギャル男)」

漾さんが歌うマリシャスは、そんな感じでした

歌が上手い
のではなく
歌がヴィジュアル系

ライヴなのにカラオケ風味


私の隣の部屋の住人は、私の部屋から微かに漏れてくる音で、私が聞いているのがヴィジュアル系か非ヴィジュアル系かを聞き分けられるそうです
理由を問うと、「粘着質で鼻にかかった声が響いてたら、ヴィジュアル系」という判断基準があるらしい

漾さんの歌い方は、まんまヴィジュアル系だなー
この人がカラオケ言ったら、1曲目の歌い出しだけで「あんたヴィジュアル系でしょ」ってバレるんだろーなー
合コンでカラオケには行けないね!
つーかすっぴん私服で合コンやらカラオケやらに行ってる漾さんは見たくない!

と、
こんな笑い話を気楽な気持ちで考えていられるのは、選曲がマリシャスだからです

これさー選曲を誤ってたら、大火傷だったよね!
怖い!怖い!
でも私は怖いもの知らずだから、それもまた聞いてみたい!
漾さんが歌う・・・錆!



自腐

ボーカルが3人
歌うパートはあんまりきちんと割り振りしてなかったみたい

豪華
なんだろうねぇ

Sugar楽器陣+Loki&漾&nigu

字面だけ見ると、すごいインパクト
好きな人にとっては涙を流さんばかりに豪華布陣でしょこれ




ライヴ全体を通して見ていて、
これはどこかで見たことがある・・・聞いたことがある・・・デジャヴ・・・
と思っていたんだけど、
思い出した

これ、去年のドレミ團ワンマンを見た時と同じ感覚です

全部がくっついて団子になってて、全体的にドカドカうるさいだけで、緩急も間もなくて、曲間の静寂もなくて、詫び寂びもなくて、どこを切っても同じで、変化がない


バケツ一杯の素パスタ・・・

そのまま放置したら、パスタが全部こんがらがって冷えて固まって、
ただの巨大なでんぷんの固まりになりました



調味料をくれ!








よし

書ききった


2月1日が楽しみだ!

 

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