Live
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延々と電車に揺られ続けて、柏。
着いたら柏を探索しよう!と思っていたのに、着いてみたらなぜか時間ギリギリだった(というか過ぎてた)。
会場のお店(Cafe Line)は雰囲気のいいレストランで、意外と若者向けでした。店員も二十歳前後のフリーターっぽい人が多かった。
今回のイベントトは、タワレコ柏店とのコラボだったようです。
周りの様子を伺ってみるに、地元の人が多かったみたい。タワレコ柏店でたまたまCDを聞いて、良さそうだったから来てみました、という方々。
お店の中は、テーブルを全部片付けて即席のステージが作られていて、その前に椅子が4列くらい並べられてました。カウンター席と合わせても、座れるのは25,6人くらいかな。
空いている席を探していると、他のお客さんはみんなおずおずと後ろの方から座っていて・・・
女の子同士で来ている子たちも、「前、行っちゃおうか!」と言いながら、なぜか2列目とか3列目とか・・・
誰も最前列に座らないので、ドラムの目の前の席に座ってみました。
目の前!
視界の全てがドラムセット!
Re-Trickのステージは下手側からドラム→ベース→ピアノ、の並び順です。
ドラムって、上手側から見るとシンバルの影になってほとんど見えないので、下手側からの方が見ていて楽しいと思うんですよ。
今回は私としては最高にいい場所で見ることができたので、本当に満足です。(音はうるさいけど。)
ちなみに、上手側の最前列はメンバーの知り合いの方、センターの最前列も関係者?でした。
最前列には行きづらいものなのかしら。まぁ、その気持ちは分かるような・・・。
始まる前にドラムセットを眺めていたら、足下にセットリストの紙が置いてありました。
客に見えたらダメなんじゃないのー?と思いつつ、こっそり覗き込む。
相変わらずセットリストは覚えられないんだけど
1部の1曲目が「Extension」、3曲目が「JustKidding」、ラストが「Skech」。
2部はアルバム「Trio」の曲をやって、「Reflection」や「L.V.」があって、カバー曲やって、ラストが「Incentive」、「Picasso」。
アンコールは新曲と「Spain」でした。
「Reflection」は、ものすごく綺麗な曲だな、と。CMで流れてそう。
新曲は変な曲でした。
こないだ聞いた時に「ハチナナで・・・」とか何とかいっていたので、8分の7拍子の曲?なのか?そんなのは私の耳には分かりませんが、リズムに乗ろうとすると乗れない感じがするので、それが「ハチナナ」というものか!ってことにしとく。
コード進行がものすごく複雑らしい。井上くんがカンペ見ながら弾いてた。まーしもカンペ広げてた。作曲者は敏さん。
何とも掴みどころのない曲です。とにかく変。変態。
新曲がアレ、ってところがおもしろいと思います。綺麗な曲ではなく、激しい曲でもなく、どこで盛り上がるんだか分からないような変態曲ですよ。
ラストの「Picasso」は何かしらひねってくるのが常態になっているらしい。それ、遊びすぎだろ!と突っ込みたくなるほど。
イントロのピアノでは敏さんが世界にどっぷり浸って弾きまくっていて、あとの二人がコソコソと「今日、長くね?」「長いね」「長いよね」って言い合ってました。
「Spain」ではまーしが暴走して、あとの二人が爆笑(苦笑)、それを見てまーしも笑ってた。暴走っていうか、小ネタっていうか、なんかかっこよさげなフリみたいなの。
いやー
とにかく
おもしろい。
この人はなんで両手両足がバラバラに動くんだろう?とか、
なんでスティックを高速で反転させて持ち替えることができるんだろう?とか、
シンバルを叩きながらスティックの反対側でタムを叩いてるのがかっこいいとか、
そんな素人目線です。
曲芸師を見ているような。
打楽器でも弦楽器でも、間近で見るとおもしろくて飽きないです。
ギター好きな人は、ギター弾いてる人の手元を集中して見るんだろうし。
それにしても、来てる客が若くて驚いた。20代前半くらいの女の子が多い!どーした!
常連さんはけっこう年齢層が高いけど、数人しかいないしなぁ。
私は、知り合い(関係者みたいな人)がいれば一緒にいて、いなければ一人でいるので、なんだかフラフラした立ち位置です。
別に何も悪いことはしてないけど、若い女の2人連れを見ると、無意識のうちに警戒してしまうのです。女が苦手なのか、女の2人連れ(もしくはグループ)が苦手なのか、よく分からないんだけども。
うーん・・・でも最近は前にも増して女嫌いになってる気がする・・・。私が勝手に神経過敏になってるだけだと思うんだけど、なんとなく、なんとなく。
当然ながら、Re-Trickの客はバンギャルではないのですが、「大して売れてないインディーズのバンドのライブを見に来る女」なんて、ジャンルに関係なくバンギャル風味です。精神がバンギャル。
顔を見合わせて「ねー!」「ねー!」って言い合ってる感じが、どうにも苦手で。そこらへんはめんどくさがらずに適応力を発揮すればいいのに、どうしても「めんどくせー」と思ってしまってダメです。
私が話し掛けてるのに仲間同士(女同士)でアイコンタクトしてイジイジしてるのを見ると、「おめーに話してんじゃ聞こえてんのかこのぼけぇっ」と胸ぐらを掴んでよろしいかな?と思うわけですよ。できることならそんなことはしたくないし、そもそもそんなタイプの人間と付き合わずに日々を過ごしたいと願っているので、危ない道は避けて通ります。
話が逸れた。
ライブが終わって、トイレに行ってから飲み直そう~と思っていたのに、出てきたら店員が店内を片付けてる・・・客がみんな帰ってる・・・あああ・・ああ・あ?
店の出口ではメンバーがお見送り(のようなもの)をしていて、サインしてもらってる人もいて、「あぁいいなぁ」と指くわえて眺めます。
サイン・・・私、サイン書いて貰うヒマがあるならしゃべりたい派、です。
でも見ていたらサインが欲しくなったので、次の機会に頼んでみよーと。
この日、Cafe Lineでは特別に「レトニック」というカクテルを出していたんですよ。Re-Trickライブの記念に。
硝子「これ(レトニック)、飲まないんですか?」
まーし「え?なにこれ?」
硝子「え?これメンバーが考えて作ったんじゃないんですか?」
まーし「あ!そうそう!うん、これね、レモンが3つ入ってるからレトニック・・・」(※まーしは日本語が不得意です。)
硝子「え?レモン?」
まーし「そうそう。レモンが(ゴニョゴニョ・・・」(※レモンを絞ったのとかレモンのお酒?みたいなのを、トニックウォーターで割ったもの。レモンとトニックとレトリックの語呂合わせで、レトニックです、と言いたかったらしい。)
硝子「へぇ・・おいしいんですか?」
まーし「いや、知らない!」
硝子「・・・そっか。」
なんだろうこの幸福感。会話が続かない幸福感!もどかしさが楽しいです!ヤケクソじゃないです!
(結局メンバーは生ビール飲んでて、レトニック飲んでませんでした。)
まーし「柏、遠かったでしょ?」
硝子「うん。延々と電車に乗り続けました。」
まーし「1時間くらい?」
硝子「1時間ちょっと、ですねー。柏は近いんですか?」
まーし「いや、全然。」
硝子「どれくらいかかりました?」
まーし「2時間くらいかなー」
硝子「○○線?」
まーし「ううん。」
硝子「○○線?」
まーし「ううん。車。」
硝子「・・・あ・・・そう。」
うん・・・
もうこんな実のない話はやめて、ライブとか音楽の話をしよう、そうしよう・・・
帰り道、寒空の下で
「ミュージシャンって難しいな・・・」
と、一人で頷きながら帰りましたですよ。
ベストポジションでドラムを見られただけで、行った甲斐がありました。
また行きます。
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吉祥寺という街は
誰かにとっては地元で、
誰かにとっては「我が家の最寄りの繁華街」で、
また誰かにとっては遊び場である。
私の今年の吉祥寺出没率は高い。
吉祥寺Strings
席数28、ってことになってるけど28人入ったらギチギチです。そんなちっちゃなレストランバー。
Re-Trick、前回は予約だけでソールドアウトしてたから、もうこのキャパでは足りないのかも?
この至近距離でRe-Trickを見て聞くことができるのは、大いなる喜びです。
Stringsは音がとても良いのです。音がきれい。音が潰れない。ピアノの音がきれいに聞こえるのって、素敵ね。
ライブは休憩を1回挟んだ2部構成。1時間+休憩30分+1時間。MCとアンコールを入れて、きっちりと時間内に終わる。
そう、きっちり。
後ろからマネージャーさんがきっちりと目を光らせてるよ。
なんてメジャー・・・。(メジャー云々って発想が既にメジャーじゃない?)
いやほんと、マネージャーがいつもいつもきっちりしててさ。一番最後に店内に入ってきて、後ろから客席を見回してるの。(常ににこやか。)ライブが終わったら店の人に挨拶して回って、メンバーを呼び出して取り急ぎの注意事項(たぶん、ライブの出来について)を伝えて、メンバーが機材を片付けるのを手伝って、タクシーを拾ってきて、機材を積んで・・・
そして何よりすごいのが、ファンの顔を覚えてる。しかも挨拶までしてる。
すごいねマネージャー。
こうやって大きくなっていくんだ。
いつものように、私の視線はドラムに釘付けなわけです。ジャズドラマーってこんな感じなのかー、と。
まーしがドラムソロを叩く時、井上くんと菅原さんがすごくおもしろそうに見つめてる。「くるよ、くるよ、くるよぉー・・・ほーらやっちゃった!」みたいな。
まーしは過剰に自分の世界を持っている人のようです。
たぶんきっと礼儀正しくていい人だし、ちゃんと相手の目を見て話すし、まともな人っぽい。
が、それとは乖離したところがアーティスト。
アーティストっていうのは、きっと、「生まれながらの」という人もいるのだろうけど、それ以外の大勢は「アーティスト的な世界に浸っているうちに、思考回路の一部がアーティスト仕様になってしまった人」だと思うよ。
これと同じことは誰しもに言えることだけど。営業マンは営業仕様の思考回路。広報マンは広報仕様の思考回路。
それをアーティストにまで拡大してしまうのは夢がないとか、職業アーティストは真のアーティストじゃないとか、そんなこと
は言えないでしょ。
アーティストという肩書きを持つ人が全てアーティスティックではないのと同じように、
アートとは全く違う世界に身を置いているのにどうしようもなくアーティスティック、
という場合もある。
だからつまり・・・
朱に交われば赤くなる。
Re-Trick、
音源を聞いていると音のバランスがよいですが、生で聞くとけっこうドラムがドコドコいってます。うるさい、というほどではないけれど。
Re-Trickはまずピアノありきのバンドなので、圧倒的な存在感を持つのはピアノです。
ドラムも個性と主張が強い。
結果として、ベースが目立たない。(井上くんは顔に似合わず優男なベースを弾くのです。)
こないだSugarのアルバムの解説本を読んでいたら、自腐でドラムを2つ入れたことについて、
「1つの曲にドラムを2つ入れるのは、普通ならドラマー2人でやるから、その2人の相性が悪いとめちゃくちゃになる」
「でも今回はドラマー1人だからね」
「でもその1人の個性が強いでしょ」
っていう話が出てた。篤人と真悟との会話で。
篤人のドラムは、個性が強いんだ?あ、そう。
他と比較してどうとか、これとそれはどう違うとか、私には分からないです。こと、ドラムに関しては。(弦楽器の方が、機材による音の違いが分かりやすいと思う。)
例えば
ライブの転換で、ドラムの一打を聞くだけで篤人だと分かる。
それはあります。
でもなんで自分が分かるのか、なんで聞き分けられているのか、理屈では分からない。
習うなり研究するなり、どうにかして理屈が分かるようになる方法はあるのかもしれないけど、そこについては「分かるようになること」を意識的に放棄しているので。
あのナイーブなドラミングを「発展途上だ(=下手)」と解す人もいるでしょーね。
もしかしたら、あの音は年齢とともに消えてなくなるものかもしれない。
そう考えたらなおさら愛しくなります。
いろんなものが絶妙な割合でブレンドされて、ああなる。
いろんなものって、例えばラルクとかね。
そしてきっと、まーしになるためには、いろんなものを溶け込ませた「まーしブレンド」が必要なんだわ。
なんつーか
シチュー?
大鍋で煮込まれたシチュー。
何が入っているのか知りたくて、鍋を覗き込んでみる。
見ているだけじゃ分からないから、匂いをかいでみる。味見してみる。
何が入ってるのかしら。
何が、入って、いるのかしら。
今のところ、ぶつけてみてヒットしたのはスライとガッドだけです。むむむ・・・。
きっとものすごい隠し味があるはずなのに。
(こないだ話したジャズドラマー君をつついた時は、「初期ディルが好き」という隠し味があったよ!)
いつまで経っても具体的な言葉が出てこないけれど、
「これを見た」とか「あれを聞いた」とか言えないけれど、
そういうライブがあったっていいじゃないか。
何もかもをそのまんま全て吐き出して書き尽くしたいと思わせるような、そういったものじゃない。
「BLUENOTEの雰囲気って素敵だよねぇ」
「そうだね。いつかは、ね。うん。」
素直になってくれる人に対しては、私も素直になれます。
そして演奏を聴いていても、素直に「あぁ、いいね。うん。」と思える。
それ以外のことに心を煩わされることに、少し疲れたみたい。
ラストは激しめの曲で〆るのは、まーしの趣味らしい。
アンコールはSpain。
先日、渋谷AXにてディスパがライブ。
レコーディングの合間に、2ヶ月ぶりに表に出てきた、らしいです。
久しぶりのライブだのに
私ってば。
行った方の話によると、歪さんはアー写の髪型で登場したらしく
「ひずみがイケメンになりやがった!デコ!デコ全開!」
と。
しかし、
「でもよく見たらチャック開いてた!やっぱり歪は歪だった!よかった!!」
とのことです。
相変わらず、残念系。
セットリストも楽しかったそうなので、冬ツアーも期待できるかなーと思ったらほとんどの会場がソールドアウトしてるしー関東だけ回るツアーをする意味とか、また詮索好きな人に突かれるよー大人しく東名阪やってればいいのにー
でも歪のデコは見てみたかった。
ヤキモキモキ・・・
蜜柑の木=バンド
とすると、もうちょっと複雑になりますね。
だってバンドは妄想の産物だから。
ファンが100人いたら、100通りのバンドがある。100通りの妄想がある。
私は、囲いの話を読んだ時、
囲いを付けた人=一部のファン
とは思わずに、
囲い=ファン
だと受け取ったんですよねー。
ファンというか、常連というか、グルーピー(死語?)というのか。
「囲いのせいで蜜柑の木が見えねーよ!」ってことも、あるじゃないですか。
「囲いが嫌いだから蜜柑の木を見に行く気が失せる」ってことも、あるじゃないですか。
だからって、囲いの中に入ろうとしない人が
「あんな囲いが付いちゃって、蜜柑の木にとってはいい迷惑だね」
と言うのも、どうなんでしょーね。
もしかしたら蜜柑の木は喜んでるかもしれないよ。その囲いに。
「この囲いのせいで新規の客が付かない」と思っているのか、
「こんな素敵な囲いが付いて嬉しい」と思っているのか、
はたまた何にも思っていない、何にも考えていないのか、
それは誰にも分からない。
自分は囲いの一部なのか、
囲いを付けた人間なのか、
囲いのはるか外側から眺めている人間なのか、
それとも兼好法師なのか、
自分自身がどの位置にいるにせよ、
蜜柑の木の素晴らしさを知ってしまった人間であることは確かなんです。
知ってしまったらもう時間の後戻りはできないので、どこかしらに自分の居場所を見つけるしかないですね。
今いる自分の立ち位置が居心地悪くなってきたら、また別の場所に移動すればいい。
そこで、「なぜ私は移動したのか」を考えたり分析したり(ブログに書いたり)すれば、楽しくていいんじゃないでしょーか(!)
ウロウロしているうちに道に迷いそうになったら、蜜柑の木だけを見ればいーんです。
「あー。今日もやっぱり、素晴らしい」と再認識できるから。
しょうがないですよ。惚れた弱みってことで。
私は私がやりたいようにしか行動できないし、行動しないし、
これもまたしょうがないんだわ
長い長い、脳内独り言でした。
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