忍者ブログ
Live
[359]  [358]  [357]  [354]  [356]  [352]  [353]  [350]  [351]  [347]  [346
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


私は歩くのが好きで、気が向くと延々と何時間も歩いたりするのですが、歩いてる間にいろんなことを考えたり妄想に耽ったりするんですね。
先日、テクテクと歩いていた時、「○○が××に変わる頃」という言葉について考えておりまして。
この「○○」と「××」にあてはまりそうな単語をいくつも考える、という一人遊びです。

夜が朝に変わる頃
→とても好きな瞬間

嫌いが好きに変わる頃
→少女漫画

「分からない」が「分かる」に変わる頃
→快感と全能感と、少しの寂しさ

キラキラがフワフワに変わる頃
→倦怠期

緑が茶色に変わる頃
→腐ったピーマン

妹が女に変わる頃
→下ネタ

と、ここからどんどんエゲツナイことばかり考え始める。





仕事関係の知り合いで、私がずっと苦手だなーと思ってた人がいます。
男性、30歳。
この人は、私が気に入っていた朴訥とした後輩の男の子に向かって、「お前な、俺を見ろよ?俺を!俺、女に不便してないだろ?俺みたいになればいいんだよ!」と言いやがった。
まぁそれ以外にも、仕事のやり方云々で苦手なんです。

そんな彼とたまたま二人で話す機会があり、出身地の話になりました。

そんな彼 「硝子さんはどこの出身なんですか?」

硝子 「東京です。」

そんな彼 「あーーー!!そんな感じだよねぇ!いかにも!」

硝子 「・・・」

そんな彼 「僕、どこの出身だと思います?」

硝子 「(興味ないよ・・・)どちらですか?」

そんな彼 「僕ね、福井。」

硝子 (いきなり目が輝く。)「福井!・・・福井のどちらですか?」

そんな彼 「知ってるかなぁ?鯖江市ってとこなんだけど。」

硝子 (吹いた。)

そんな彼、改めサバエ 「あれ?鯖江、知ってるの?」

硝子 「いえ知りませんが・・・嶺北の方ですよね。」

サバエ 「そうそう!なんで"嶺北"とか知ってんの!?」

硝子 「福井って嶺南と嶺北とで言葉や雰囲気がだいぶ違うって・・・」

サバエ 「そうなんだよ!詳しいね!」

硝子 「食べ物の名物とか、あるんですか?」

サバエ 「やっぱり魚がおいしいよねー。若狭湾の魚がねー」

硝子 「ヨーロッパ軒とか・・・?」

サバエ 「はぁ!!!なんで知ってんの!?」


苦手だった人とも、こんな小さなきっかけで距離が縮まったりするんですね。




最近は本のことを全然書いてなくて、
でも一応読んでます。


『暗夜』 残雪

中国の、文化大革命の時代に青春を過ごした世代が、今熱い。
と勝手に思ってる。
言葉を抑圧されていた人間が、自分たちの言葉を取り返そうとする過程。


『ブレードランナーの未来世紀』 町山智浩

映画に関するハウツー本は、どれがいいですか?と周囲の先輩に聞いた時、必ず名前が挙がるのが町山さん。
早速読んでみたところ、さすがに分かりやすい。しかもおもしろい。読み物としても、参考書としても。
映画や音楽の指南書は、「分かる奴だけついてこい」風な偉そうな本が多いけれど、これはそうではありません。
私のような素人でもだいじょうぶ。
そして何より、取り上げられている映画が私の好きなものばかり。
私、ターミネーターとロボコップが好きなんです。そしてテリー・ギリアムとリドリー・スコットも。
中学生くらいの頃、ターミネーターとロボコップが好きで、映画の解説書を読んだりしてました。映画の中に散りばめられている小ネタを拾ったり、元ネタになっている映画がどれなのか書いてあるような本。
町山さんの本を読んでたら、久しぶりにまた見たくなった!ターミネーターもロボコップも2が好きです。ま、それはみんなそうか・・・。


『できそこないの男たち』 福岡伸一

題名からして、いかにも私が好きそうな。
著者は分子生物学の教授で、遺伝子という生物学的視点から書かれた本です。
男はできそこないの女である。
ボーヴォワール、間違っちゃった。


これ以外に、ふと思い立って家にある吉本ばななを一気読みしてみた。
全著作の中で私が持ってるのはほんの一部だけど。時々読み返したくなるの。
「好きな作家」に吉本ばななを挙げることは、ないのよね。
でも小学生の時に初めて読んでから、今になっても何かあるごとに読み返したくなるんだから。
何がすごいんだかいまだに分からない、だから読んでしまう、やっぱり分からない、とりあえずまた封印しておこう、、、その繰り返し。
その繰り返しをさせてしまうところが、偉大なる所以か。


北村透谷の詩集をパラパラめくっていたら、「一点星」が心に沁み入った。

眠りては覚め覚めては眠る秋の床、
結びては消え消えては結ぶ夢の跡。


中原中也に囚われた思春期というのもあるだろうけど、私の初恋は北村透谷だったわ。
だってまず顔が好みだし。
北村透谷の書いたものを、もっとちゃんと読みたい。読まなくちゃ。と思い続けて時は過ぎ・・・だって、難しい・・・。





恋。

と言えば、私、とあるバンドに恋をしかけています。

まだこれが恋なのか自分でも分からないので、ライブに何回か行ってみて確信が持てたら、


持てたら・・・

どうするんだろ?


ここに書きます。(!)

書かなかったら性格の不一致により物別れに終わったということで。


拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
プロフィール
HN:
硝子
性別:
非公開
自己紹介:

硝子の箱


本、ライヴ、映画、靴、洋服


GRAPEVINE
D'espairsRay
Sugar
SUICIDE ALI
Re-Trick
g.o.d
1TYM
G-dragon

UNBILICAL
BELLY BUTTON
LOGAN
メッセージ
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新コメント
[07/21 微☆少女戦士さくや]
[02/06 微☆少女戦士さくや]
[09/21 後藤]
[08/29 微☆少女戦士さくや]
[05/27 藤汰ゆき(仮)]
最新記事
(11/01)
(10/29)
(10/29)
(10/25)
(10/25)
カウンター
アクセス解析
忍者アナライズ
バーコード
twitter@yurisangja
忍者ブログ [PR]