３月。

３月。忍耐の時期。

引き続きツワリが辛くて、それでもまだ信じたくなくて「このツワリらしきものに対抗しよう！」という元気があった時期です。
食べられそうなものを探して、グレープフルーツジュースを飲んでみたり、大根おろしにポン酢をかけて食べてみたり。「マックのポテトなら食べられた」という話をよく聞いたから、何年ぶりかにマックに行って食べてみたりもしました。味の濃いものや、カレーなど香辛料の効いたものなら、比較的食べられた気がします。

この頃によく食べていたのが、
・サッポロ一番の塩ラーメン（塩じゃないとダメ）
・鮭のおにぎり（鮭じゃないとダメ）
・ワンタンスープ
・キーマカレー
・アジア料理（ガパオとか）
・果物

麺類はよく食べました。ラーメン、焼きそば、ビーフン、トマト系のパスタ（油ギトギトのナポリタンとか）、坦坦麺など。

朝は体調が良いので、朝ごはんは妊娠前と変わらずパンやヨーグルトを食べてました。
昼はおにぎり半分とスープ、お腹がすいていればパスタやカレーなど。
気持ち悪くなってくる１５～１６時頃に、またおにぎりを頬張ったり、カップスープを飲んだり。職場の席で食べるのは難しいので、こっそり席を外しておにぎりを口に詰め込んだりしてました。
夜はほとんど食べられず。吐き気を抑えるためにガムを噛んだり、レモン系の飴やグミをなめるのが精いっぱいでした。

夜は気持ち悪くて眠れないのに、日中はまだ元気なので、眠くて倒れそうになってました。

ツワリが軽くなることは何でもやろう！ということで、いろいろやってみました。
・背中や肩甲骨のマッサージ（椅子と背中の間にテニスボールみたいなものを挟んでグリグリ刺激したり、揉んでもらったり。）
・ツボ押し（手首の内側にある、吐き気止めのツボを刺激）
・ビタミンＢのサプリ
・エビオス錠
どれも、やり始めた時はツワリが軽減されたような気がして、効果あり！と思うんだけど、それで１００％よくなることはなかったです。一進一退。

後から振り返ると、ツワリは３月下旬～４月初旬がピークだったと思います。８週～１０週くらい。一般的にも、８～１０週がツワリのピークと言われているから、確かにそのとおり。
全く食べていないわけではなかったし、ひどい吐きヅワリというわけでもなかったけど、それでも体重はかなり落ちて、それまで着ていた服が着られなくなりました。

そんな感じでツワリのことばかり思い出されるけど、他にもいろいろありました。

病院に検診に行って心拍が確認できたこと。その時は「おおおおお！」と衝撃がありましたね。楕円形の何かがピクピク動いている！現金なもので、病院で超音波で見てもらっている間は吐き気も忘れました。

病院に行く前に妊娠検査薬を使ってみたんですが、終了ラインが出る前にくっきりと線が出て、これにも「おおおおお！」と感動。汚いとか思うことなく写真撮りましたね。旦那にも見せましたが、見せられても何が何だか分からないらしく、説明しても「ハイテクだね～」と言っていてピンときていない様子。

そして母子手帳をもらってきました。病院に検診に行って、もう母子手帳をもらってきてください、と言われたので。
私は、母子手帳というのは妊娠手帳みたいなものだと思っていたら、違うんですね。むしろ産まれた後についての内容の方が多いほどで、乳児や幼児がかかる病気のことや、予防接種のことや、はたまた赤ちゃんのウンチの色が色彩チャートになってカラー刷りされていて、「この色のウンチがでたら危険！」とかいう知識も得られます。
母子手帳と一緒に妊婦検診の助成クーポンなど、いろいろ貰いました。マタニティマークも。
私は助成クーポンを貰う前の妊娠初期から病院に行っていて、その通院のたびに安からぬ診察代（たしか６，０００円くらい）を毎回払っていたのだけど、妊娠に気付くのがもっと遅ければその出費はなかったんだなーなどと思ったり。

肌荒れもひどかったです。寝てなかったからか、ホルモンのせいなのか。
気分が悪いと化粧をする意欲もなくなるので、ますます酷い顔になってました。すっぴん隠しとツワリ対策と風邪予防のため、ほぼ毎日マスクしていて、ツワリがピークの時は家にいる時以外ずっとマスクしてました。周りからは花粉症だと思われてたらしい。

そんな感じで、３月は耐えて耐え抜いた時期でした。