Live
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青山のBLUE NOTEに行ってきました。
Mike Stern(g) マイク・スターン(ギター)
Randy Brecker(tp) ランディ・ブレッカー(トランペット)
Dave Weckl(ds) デイヴ・ウェックル(ドラムス)
Chris Minh Doky(b) クリス・ミン・ドーキー(ベース)
来日公演の最終日、最終公演ということもあり、会場は満員。隅から隅までお客さんが詰まってた。
驚いたのは、客のほとんどが若年層だったこと。20代後半くらいの人が多かったな。ジャズというからには50代以上の渋いオジサマが多いのかと思っていたら、意外と若い。バンド側も比較的若いから、かしら。
業界人っぽい人も少なかったし、いかにも楽器やってます風な人も少なかった。
地味なメガネの文科系男子が多い。ジャズのこととか語らせたらうるさいんだろーなー、この人ら、、、と、余計なお世話なことを考える。
開演時間の9:30を少々押して、40分過ぎにメンバーが登場。
ウェックル先生、クールです。
客に愛想を振りまきません。
服装は、黒のTシャツ(ピタピタ)、黒のパンツ(ピタピタ)、オールバック(テカテカ)、でした。
かっこいいっちゃ、かっこいーけど、なんかヌメッとした印象が否めない。
ターミネーター2に出てくる、悪い方のターミネーターに似てます。
「女いっぱい泣かせてきたな、オマエ。」って感じの風貌。(ごめんなさい。)
セットリストは後日HPにアップされるようなので、その時に載せる。
楽器のこともジャズのことも全く分からない私が耳にした感想です。
マイク・スターンのギターは、音が超絶にきれい。
ジャズっぽくない。
ギターがね、すんごいきれいな音を出すんだ。あんなにきれいにうねる音は、聞いたことがない。「どこのギター?」と思ったけど、遠くてよく見えなかった・・・。オフィシャル見たら分かるのかな。
私は今までに何回かジャズのライブを聞きに行ったことがあるのだけど、このバンドの演奏は今まで聞いたのとは違ったのよね。
それで、「ジャズっぽくないなぁ」と。
そもそも、白人が奏でるジャズ、というものを聞いたのが初めて。
黒人のジャズプレイヤーとは、リズム感が微妙に違うのかなぁ。
ウェックル先生のドラムは、テクニックは相当にすごいのだろうけど、思っていたよりも繊細な音じゃなかった。
繊細になりすぎていない。
それと、ほんの少しだけ音を引きずるの。
舐めるような音
なのです。
(あっくんと比較するのもナンだけど、)
あっくんのドラムは、「痒いところに手が届くようなドラム」だと感じてるのね。
気が狂うほど細かい。
ウェックル先生はそこまで細切れにしていなくて、曲全体をダイナミックに押していくようなイメージ。
でも、「機械みたいなドラマー」という点では共通しているかもしれない。
ウェックル先生、ドラムセットと一体化した機械みたいだったもん。
あっくんもね、、、人間に見えないことがあるから。
時折、ウェックル先生が、ドラムを叩きながら目をつぶって上の方を仰いでた。あれはきっと、上空からステキフレーズが降ってくるのを待っていたんだわ。ドラムの神様の指令を受け取っていたんだわ。
ジャズっぽくない、と言えば、"音のうねり"が感じられなかったことも印象的。
なんて呼べばいいのか、、、
グルーヴ感?
みたいなものが。
音に音がかけ合わさって、どんどん上昇していって、高揚していって、ぐわーーーっとうねる!
というものが、ほとんどなかった。
いや、盛り上がるポイントは何度かあったんだけどさ、、、
技術屋さん達が完璧な演奏で合わせてますよーって印象が強くて。
有名なスタジオミュージシャンを集めました!という感じ。
まぁ、、私の好みの問題なんだろうけど、きれいにまとまっちゃってるものを見ても興奮しないのよ。
汗ダラダラで体力の限界超えながら、グッチャグチャになってかき鳴らしてる!みたいな姿に感動を覚えるわけで。
前に聞きに行ったジャズライブのドラマー(若い黒人)は、あとちょっとで人間としての何かが振り切れるんじゃないか?ってくらいにシャカリキだったよなぁ。あれはよかった。かなり興奮したもの。
プロの仕事としてはマイク・スターン・バンドのようなあり方が正しい、、のかなぁ。うーん。
たぶん、、、もう見に行くことはないかな、、、。ジャズを聞くなら、もっとコテコテのが好きだし。フュージョンやコンテンポラリーにはあまり魅力を感じない、ということが分かった。
連れて行っていただいた方も、終わった後に「これはジャズというよりフュージョンだねぇ。次はもっと黒いのを聞きに行きましょう。」と言っていた。
それでも、ウェックル先生を拝めたのは、とてもとてもいい経験でした。
一度見てみたかったので。
帰り際、ロビーでサイン会をやってた。CDを買うと、その場でサインを入れてくれるらしい。でもウェックル先生がいなくて、店員さんに聞いてみたら、「楽屋にいらっしゃいます。こちらにはいらっしゃらないので、サインをご希望でしたら一度CDをお預かりして、後日サインを入れたものを取りに来ていただく形になります」とのこと。
目の前でサイン(というかファンサービス)してくれなくちゃ意味がないわよーと思い、ささっと帰路につきました。
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