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1.qf
2.The prayer
3.Singin'in the rain
4.in chain(仮)
5.カルメン
知り合いの「出し物」を見に行くんだ、ネタ楽しい!
↓
バンギャルの経験とセンスがステージから溢れ出ていて、やろうとしていることがものすごいかっこいいのは分かる!
↓
曲かっこいいし音のセンスいいし、それが伝わるくらいの技術も伴ってきてるし
なんだか本気でかっこよくないか?
通りすがりに見ても、こりゃ絶対にチェックするな!
という変遷を短期間のうちに経て、Chikloが本当におもしろい。
ランプゆらゆらしながら登場。
あぁそうだった私は「ゆらゆら」と「小道具」に弱いんだったそうだった。ヴィジュアル系やってるなら、登場の見せ方にもこだわった方がいいと思うよ。そうだよね、そうだよね、忘れていた。
魔導師みたいに黒いマントを羽織って、おっきなフードをすっぽり被って、ふらふらしながらランプゆらゆら揺らしながら登場するのとか、いいよなぁ。そういうのいないのかしら。
バンドマンがChikloを見てセンスを学んでくれればいいのに。バンギャルがどんな雰囲気作りに弱いか、どんな音を喜ぶか、どんな小ネタを好むのか、学んで!掴んで!そしたら「私好み」のバンドになるから。というワガママ。
ライヴの曲目は前回とほぼ同じか。1曲づつきちんと印象があるので、ちゃんと覚えられる。
2曲目、耳に残るメロディでかっこいい。
あと5曲目も派手。
重くてずるずるした曲のかっこよさと、見え方が派手で音が動く曲のかっこよさと、どちらも素敵ね。
1曲目みたいな曲で始まるライヴが好き。
私は後ろの方で見ていたのだけど、たぶん出演バンドのどれかのメンバーらしき人が隣りにいて、chikloのギタソロを首伸ばして背伸びして眺めてた。ギターの人なのか。
そうやって、別のバンドの人が「今日対盤するとこのギター、どんなだろ」って覗いてる。そういうところで、より一層、「あーチクロってバンドなんだよな。私がいつも客として見に行ってるようなバンドと同列にいるバンドなんだよな。」って実感した。
うぉーーーーー
バンドーーーーー!
衣装かわいかった。
かぐやさんのかわいさに涎が出そうだ。ヘアメイク全てがかわいい。
ChikloですよーChikroじゃありませんよー
音源ほしいです。
【バンギャル今年の活動指針】
1:今年の参加ライブ本数を予想して下さい。(できれば内訳も)
★2010年の参加実績
1月 4本(うちV系2本)(インスト1本)
2月 2本(うちV系1本)(インスト1本)
3月 2本(うちV系1本)
4月 2本(うちV系2本)(インスト1本)
5月 3本(うちV系1本)
6月 2本(うちV系1本)
7月 9本(うちV系5本)(インスト1本)
8月 3本(うちV系3本)
9月 3本(うちV系2本)
10月 2本(うちV系1本)
11月 5本(うちV系4本)
12月 4本(うちV系3本)
計 41本(うちV系26本)(インスト4本)
全然行ってないと思いきや、まだまだパンピには程遠い結果になりました。
少なくとも月に1回はV系のライブを見ている自分に満足です。自分自身に満足です。
これを踏まえて2011年は、
・月に最低1回はV系のライブを見る。
・最低1回は遠征する。(旅行も兼ねて)
ということを目標にします。
現在のところ行くことを決めているのはこんなところか。
・D'espairsRayの99 (やると信じている。)
・D'espairsRayの3月インスト (やると決めつけている。)
・D'espairsRayの秋冬ツアーのどこか (やるでしょ。)
・D'espairsRayの年末横ブリ (既に予約してるはず。)
・chiklo(できる限り)
あとは行ける範囲でスイアリ、dieS、DISH、Moran、amber grisあたり。
なので、V系だけで年24本(インスト2本)!これでどうだ!
2:今年の遠征回数を予想して下さい。(できれば内訳も)
1回。内訳はディスパ。
3:今年一番、個人的にアツいバンドは?
D'espairsRayだね。
次点でchikloだ。
4:今年一番、世間的にアツいバンドは?
世間とか知らない。
5:今年中にメジャー行きが決まるバンド予想
2010年はキラキラ幼稚かわいい系バンドが揃いも揃ってメジャーにいったみたいです。lynch.は違うか。だからといって暗黒系がメジャーいくかっていったらそれもない気がするしな。Moranとかamber grisがメジャーっていうのも・・・amber grisはそこを目標にしてない雰囲気だし、Moranはまず今年一年を乗り切るかどうか。
てことで、新しくなった少女-ロリヰタ-23区のメジャー行き、ってのはどうでしょう。
6:言うだけならタダ!
今年どんなコトがあったら嬉しいか、願望をどうぞ。
HIZUMI復活。
それと
ライブの途中で、「うあああ゛あ゛あ゛あ゛!!!バンギャルやっててよかったあああ!今この瞬間、あちらの世界が見えるくらい幸せだぁぁあああ!!!」と叫びたくなるくらいの、脳みそが沸騰するような興奮を味わいたい。
7:今年のバンギャルとしての抱負をどうぞ。
HIZUMIを待つ!
8:今年のブロガー/サイト運営者としての抱負をどうぞ。
続けることに意味がある。
提供:バカ水溶液
1. Red
2. AGONY
3. Hyena
4. 赤いワンピース
5. Psychedelic Heroine
6. SHIVER
7. ガンジスに紅い薔薇
8. PLEDGE
9. bath Room
10. DIM SCENE
11. HEADACHE MAN
12. VERMIN
13. HESITATING MEANS DEATH
14. COCKROACH
15. DISCHARGE
16. Filth in the beauty
EN
1. Ride with the ROCKERS
2. Nausea & Shudder
3. SWALLOWTAIL ON THE DEATH VALLEY
4. Ruder
5. 関東土下座組合
6. LINDA~candydive Pinky heven~
EN2
7. 枯詩
8. 未成年
見ておきたいと思ったので、そそくさと見に行ったのよ。
セットリストも雰囲気も、前に見た時からあまり変わってなかった。一番新しい(と思われる)アルバムは聞き流すくらいにしか聞いてないけど、それでも曲目のほとんどは分かったな。私の浅ーーーい知識でも分かる程度に。
あまりにも「想像していたガゼット」すぎて
あー
うん、かっこよかったし。
なんにせよ、初モノはいい!
あのガゼットが東京ドームだよ!
会場内は、アリーナと1階スタンドが埋まってて、2階以上は潰してた。ステージの裏側は潰してるから、実際に使ってるのは全方位360度のうち240度分くらい。後日の報道では「4万人の客」って書いてあったから、それが本当ならすごいことだよな。360度全部使ってスタンドも全部埋めたら5万5千人、240度分のみ使ってスタンド全部埋まってたら5万人、だと思ってる。おおよそ。
ステージセット。
前日までのルナシーとはちょっと違って、こちらは3方向の花道のみ。(ルナシーの時は、上手&下手の花道+円形になっていて一周できる花道、だったはず。)
定刻18時、そろそろ開演・・・ワクワクする・・・どうしようドキドキするわ~
周りの若い客が「やーっべぇえ!まーじ緊張してきたやばい!どうしよう!!」って叫んでて、「うんうん、わかるよそのきもちわたしもいっしょ」と心の中で呟くんだ。ドキドキの種類が若干違うか。
ほぼ定刻時間どおりに開演しました。
メンバー登場の時のステージの照明。
(雑だけど雰囲気こんな感じ。)
登場したメンバーさんは
うるはさんがボブ
ドラムの人がチャイナみたいな編み込みみたいな
うるはさんがかわいい
葵さんがおかっぱ外ハネ
るきさんが赤茶色のボブ(ややウルフカット)
うるはさんがきれい
って感じでした。
るきさんかわいいなぁ。赤いベロアのスーツで、メイクも濃くて上品で、全体的にきゅっとしてた。
1. Red
以前に渋谷の街中をガゼットで装飾された大型バスがいっぱい走ってて、そこで流れてた曲。聞き覚えあるある。
2. AGONY
3. Hyena
・・・わ、わかるよ!
4. 赤いワンピース
まさかの4曲目でこれ。ライブのどこかで必ずやるだろうとは思いつつ、聞きたかった曲なので嬉しい。ラストの振りをキレキレでやりきるのが好き。(だが私はやらない。)
5. Psychedelic Heroine
この曲って始まる時に振りがなかったっけ。あれ。既に記憶が・・・?
6. SHIVER
聞いたことはある、はず。
7. ガンジスに紅い薔薇
アルバムの曲だったと思うけど、なぜに?そんなに人気ある曲なのか。
8. PLEDGE
どうやら新曲。
9. bath Room
水がポトポト垂れる音がして、その時点で周りのお客さんから歓声が上がってた。
10. DIM SCENE
11. HEADACHE MAN
Vロックフェスで聞いた、、と思う。
12. VERMIN
13. HESITATING MEANS DEATH
どっちだか忘れたけど、なんだかちょっと前の自分たちの曲に似てないか?ネタ切れか?自らの曲を再利用かしらね。
14. COCKROACH
ゴキブリ野郎!
15. DISCHARGE
ディスチャで回転ヘドバンは、もはや古典芸能。歌舞伎の親子獅子のような、「ありがたや~」な雰囲気あり。
16. Filth in the beauty
で、ラストがこれか。意外。私がライブ行かないから知らないだけで、この曲で本編終わるのが定番なのかな。なんとなく、始まりの曲ってイメージがあるのだけど。地味に暴れ倒す曲なので、客席がどんどん崩れていく・・・アリーナ担当の警備員が柵を抑えるのに必死・・・
1. Ride with the ROCKERS
2. Nausea & Shudder
メンバーが登場して、ドラムの周りに4人が集まったので、これはこれはー!
なんだか懐かしい。西へ~って、西はどっちだ。
3. SWALLOWTAIL ON THE DEATH VALLEY
これも意外。アルバム曲の中で、これか。うるはさんの曲で、どことなくおっさん臭いなーと思った印象しかないわ。
4. Ruder
アイアム!
やー。やっぱりこれを聞かないとライブ来た甲斐がないね。
5. 関東土下座組合
地獄へようこそー、で、客が一斉にペタペタ這いつくばるのが壮観だ!上から見てるとアリーナが凄まじいことになってた。円陣・・土下バン・・?
久しぶりに「暴れるバンギャル」っていう生き物を見た。バンギャルかくたるべし!若さはこのように消費すべし!有り余る体力気力精力は全てライブに注ぎ込むべし!
6. LINDA~candydive Pinky heven~
お決まりんだー
7. 枯詩
8. 未成年
「これは、俺達と、君達みんなの曲です」みたいなことを言っていたので、あぁ枯詩か、と。
なので枯詩をるきさまと一緒に歌う。
大トリはいよいよ未成年だ!
てことで未成年を(涙で歌えなくなってる)るきさまと一緒に歌う。
MCでは、東京ドーム公演まで準備が大変だったこと、ここまでこれたのはスタッフとファンの力のおかげだという感謝、これからもどんどん突き進んでいくぜガゼット!っていうようなことを、繰り返し語っておられた。
相変わらず、るきさんは言ってることがよく分からない。だって自分でも、「それが何なのか、それは俺にも分からない」って言っちゃってるし。話している言葉をまともに受け止めて理解しようとすると行き詰まるけど、なんとなーくニュアンスで捉えれば大丈夫。感動した!
この「捉え方」と同じことが、ガゼットっていうバンドそのものに対する捉え方にも通じる。
何ができる、何ができない。
何が上手い、何が足りない。
そういったことを一つ一つ数え上げて、「○○よりもレベルが低い」とか「○○よりも下手」とか、そういう定量的な相対評価をするべきバンドじゃないんだよ。
というか、そもそもバンドやら音楽やらの評価って、そういうものじゃないじゃん。
「演奏が上手い」という点に絞って音楽を評価したいのなら、どこか別の業界へいってらっしゃい。
「演奏が上手いヴィジュアル系」を求めるなら、かわいそうだけどあんまり売れないかもね、と言いたい。
一つ一つの要素を詳らかにして突き詰めると、より一層、その根拠や理由が分からなくなる。
でも実際にライブを見ると、「なんでこのバンドが売れてるか」は分かる。すぐに理解できてしまう。
今回ガゼットを見ていて、「あぁこのバンドが今売れてるのは分かるな」と思った。思ったけど、「だから、」も「じゃぁ、」もない。ガゼットは今売れてます、という事実だけで、それ以上でもそれ以下でもない。
そもそも私は「売れている理由」を確認するために見に行ったわけじゃないし。
私はディスチャと赤いワンピースとRuderと土下座と未成年を見て、聞きたかったんだ!それと、うるはさんが泣いてる顔を見たかったんだ!
ごちゃごちゃ言わず、ライブはとてもとても楽しかった。すごくヴィジュアル系って感じがした!
すごく今更ながら、「NAMELESS LIBERTY」っていい言葉だね、て思う。るきさんは「それが何なのか、それは俺にも分からない」って言ってたけど。
まず前提として、
スノボはやりません。
「スノボ楽しいよ」「なんでやらないの?」「やってみるとはまるよ」「一回行ってみようよ」
言われることは大体同じ。
断り文句もいつも同じ。
「スノボは楽しいかもしれないけど、集団生活が無理です。」
それはそれとして。
楽しいこと、って、何でしょう。
スノボってものは、私にとってすっごく「楽しい」ものかもしれない。
楽しくないかもしれない。
周りから「楽しいよ」と煽られ、煽られ、「じゃぁ」と思っていざやってみたら、結果として楽しくない。かもしれない。
楽しい。かもしれない。
やってみないと分からない。
そういう選択の繰り返しが、人生ってもん?
スノボとはちょっと違うことで、周りの大多数が「楽しい」と口をそろえることがあって
半信半疑でやってみたら、想像以上に楽しくなかった。
絶望だー。
そしてそれが人生だー。
だから、楽しいことはつくる方が確実なんね。
楽しいと分かっていることを、自分が楽しいようにつくれば。
楽しいことをつくるのは、つくっている過程も楽しい。できあがったものも楽しい。できあがったものを眺めるのも楽しい。客観的に見ても楽しいし、主観で感じても楽しい。
楽しいこと、つくろう!
そう口に出せば、それだけでワクワクして目の前がパァーっと明るくなるね。
それでもさ
他の誰かに押し付けられたものが、初めはイヤイヤだったのに、格闘して取り組んでいるうちに「あれ?どうやら楽しいぞ?」って思い始めて、いつのまにかなくてはならないものになっていた。
っていうのも捨て難い。
めんどくさいなーって避けていたことを「えいやっ」とやってみたら、意外と楽しい!わーい!
っていうのも、これまた有り難い。
新しい発見はいつだって楽しい。
新しいこと、新しい楽しさ、ドキドキ、新鮮な気持ち、驚き、目の前が開けるような感覚、
開眼!
あの感覚が忘れられなくて、次が欲しくて、あちこち彷徨うのだな。
それも人生。
私は先日初めてジャニコンに行って、あまりの楽しさに何かが目覚めた。覚醒だな。
ルナシーはデジャヴがかっこよくてフェーってなった。
V系バンドのライヴに来たはずなのに、途中からディナーショウを見ているような感覚になってたな。10年経ってもかっこいい。たしかにかっこいいのだけれど。距離感というか、、、「すごいもんが出てきますよー!」「来ましたすごいのー!」「どうですかーすごいでしょー!」「ほんとだすごいですー!」っていう盛り上がりと、「待ってました!」っていう期待感と、「なかなか見られないものを見た」というお得感と。
年末のディナーショウです。
ばんぎゃるもジャニもヅカもKPOPも韓流もキヨシも、どれでもいける気がする。どれもはまれる。
様式美が好き。
お約束が好き。
客のたちが悪いのも、実は好きだな。
ほーら、楽しいことはいっぱいさ!
今年一年を振り返り、心に残る言葉、そしてこれから先にも引き継ぎたい言葉を、考えました。
「お前と狂いたい」
これです。
dieSのボーカル、荒瀬(注:天才)が編み出した名言。
「お前と狂いたい」
これよりも一文字でも少なければ、愛に狂うに足りず。これよりも一文字でも多ければ、胸やけを起こして嫌悪感。
絶妙なバランスをとっている。
ではなぜ、「お前と狂いたい」なのか。
おそらく、助詞「と」に大きな力が秘められていると予想します。
助詞が変わると印象はどのように変わるのか。
・「お前に狂いたい」
「お前と狂いたい」と言う場合、言葉を補足するならば「俺はお前と狂いたい」となります。「お前に狂いたい」の場合も同様に、「俺はお前に狂いたい」です。両者の違いは、「お前と狂いたい」は主体と客体が曖昧ですが、「お前に狂いたい」はそれが特定されている、という点です。「お前と狂いたい」でも、よくよく考えれば「狂っているのはお前と俺」なのですが、同じスピードで同じ程度で一緒に狂っていくので、「誰と」「誰が」「どのくらい」というあたりが明確にならず、曖昧に、しかし強く深く狂っている様子が「なんとなく」読み取れます。特にライブ会場の熱気と人込みの中にあっては、どちらが主体でどちらが客体なのかが分からないほど混沌としているので、「お前と狂いたい」と言われても、ステージの上にいる人も下にいる人たちも分け隔てなく、みんなで狂っちまおうぜ、な雰囲気が盛り上がります。「お前に狂いたい」ですと、「俺は!」「お前に!」「狂いたい!」と強調され、特定のギャの一本釣りのような空気が生まれてしまいます。危険。
・「お前を狂わせたい」
こちらも、主体と客体がより明確になっているパターンです。ただし、「お前を狂わせたい」の文脈では、相対的に主体の方が客体よりも強くなっています。つまり、主体(狂わせる方)のパワーばかりが強調され、客体(狂わせられる方)のパワーは感じられず、むしろ後者は机上に乗ってすらいません。この文の中では客体の力の有無など問題になっていないのです。主体側の意思とパワーと強制力しか、そこにはありません。ナルシストである主体の、自己陶酔と思い込みと自己中心的な妄想が、「お前を狂わせたい」という文の背後にあります。そう、今流行りの自己愛すらも。「お前を狂わせたい」と言われれば、「お前にゃ狂わねーよばーか」と答えますし、ライブで言われたならば「キメェwww」とせせら笑うことでしょう。
・「お前が狂わせた」
言葉を補足するならば「お前が俺を狂わせた」となります。「お前と狂いたい」などと異なり、主体の願望を表した文ではありません。「お前が狂わせた」という事実を述べたものです。しかし、形としては単なる事実を述べているだけですが、事実を述べているだけように見せているだけで、その先にある感情をより強く表現しています。お前が俺を狂わせた、俺はお前に狂っている、お前のことをこれほどまでに思っている俺をどうにかしてくれ、という欲望や渇望につながります。「頼むから、お願い!」という外に発信された願望とは違い、あくまでも主体の中で悶々と渦巻いている欲望をえいっと押し付けたものなので、とても内向的で変質的です。言葉をさらに補足するならば「お前が俺を狂わせた...ブツブツ」といったところでしょうか。
・「お前に狂っている」
上記と同様に、事実を述べた文です。そしてこちらは本当に事実を述べただけの文です。「俺がお前に狂ってるのはお前のせいなんだからお前どーにかしろよ」といった陰湿的な押し付けは(それほど)感じられません。相手の目を見ながら「お前に狂っている」と言うのはバブル期の口説き文句です。それかフランス人か。事実を述べる文は、ライブでの煽り文句に適しません。「お前に狂っている!」と煽られても、握った拳をどう振り挙げてよいのか困ります。デスヴォイスでどのように返答したらよいのか分かりません。「俺も!」でしょうか。間抜けなコールアンドレスポンス。よって、一対一の関係性で使うには適した文ですが、多勢を相手にする場での使用は難しい、ということが分かります。
以上の比較より、「お前と狂いたい」がいかにライブの煽り文句に適しているか、理解できました。
色気がありつつも、色事の現場を感じさせすぎず、
客体として特定名指しされている不快感がなく、
それでいて「狂いたい」という強い願望は伝わり、
結果として、この言葉により一体感が急速に強まる。
すばらしい!
荒瀬すばらしい!
2011年も、荒瀬が紡ぎだす言葉から耳が離せません。
硝子の箱
本、ライヴ、映画、靴、洋服
GRAPEVINE
D'espairsRay
Sugar
SUICIDE ALI
Re-Trick
g.o.d
1TYM
G-dragon
UNBILICAL
BELLY BUTTON
LOGAN
05 | 2025/06 | 07 |
S | M | T | W | T | F | S |
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29 | 30 |