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アカデミー賞だし。
どんなもんかと思ってたけど・・・
理由がね、私なりにきちんと落ちてないと、スッキリしないのよね。
どうしてこの映画がそんなにウケたの?
この映画の云わんとしているところが私には分からないんですが。というか、「云わんとしていること」はあるのか?
スラム育ちの少年が、なぜかクイズに勝ち進んで、大金を手にしました。
ストーリーの中のその面だけを切り取ってみれば、そこには何のトリックもない。
急激に変わっていくインド(ムンバイ)の状況を伝える、とか
インドのスラムでの生活の現状を伝える、とか
そういう面もあるんだろうけど、そういう社会派な面を押すにはいまいち弱い。
弱いなら押さなけりゃいいのに、たぶんそういうことを言いたいんだろうなぁと感じるから、見ていてもどかしいよ。
「スラムでは子どもたちがこんなにひどい暮らしをしています」ということを映画にしようとしたら、生半可な気持ちでは見られないような生々しいものになるんだろうけど、この映画はそこまでのものは求めていない。
一方で、
少年はラッキーなことに(クイズで)大金を手に入れて、初恋の美女も手に入れました
というハッピーエンドなファンタジーという側面もある。
ファンタジーならファンタジーで突っ走ればいいのに、そこに中途半端にリアリティも盛り込んじゃうから、どっちも中途半端になるんだよなぁ。
でもまぁ、中途半端なのが特徴なのかも。
だってアカデミーだし。
クイズのラスト問題で、主人公が正解できたのは、なぜ?
ライフラインで電話を使ったけど、ラティカは答えを知らなかったじゃん。
それなのにどうして「A.アラミス」って正解できたの?
その理由を「偶然です」で済ませちゃっていいのかなぁ。
だって確率4分の1だしさぁ。
ファンタジーって・・・
キャストが見たかったの!
と胸を張って言える。
あたし顔ファンだから!
とか言う奴はいない。(ネタ以外で)
桐谷くんがおそろしくかっこよくて、この人はなぜにこんな若返った?と疑いを持つほど。
あの時生って役は好きじゃない!と思ってたけど、今回はそこそこバカキャラになっていて楽しかった。
あーそしてなによりも
金子兄。
兄だよ。
なぜこんなところにRIZEのドラムがいるんだろう。
しかもかっこよすぎる。
キモカッコイイ。
でもちょっときれいすぎるのが難かと。
やっぱり男の人はゴツッと、ムキッとしてないとね。
漆原凌っていう、傘差してる人。あれはやり過ぎ。狙い過ぎでしょ。ひ弱に見えて実はケンカ強いだなんて、今どきそんなGAPには小学生女子だってだまされないぞ。
主役の小栗旬もかっこよかったなぁ。
なんというか、こう、「むき出し」な感じがして。
諸々が曝け出されてるような。
映画のストーリーは全く知りません。
なんか・・・いっぱい殴り合いしていたような。
台詞は「オリャァー!」しかなかったような。
でもそういう映画も好きです。
需要があるところに供給もあるの。
ディスパさん、5月31日の新木場スタジオコーストが終わったら、7月末まで国内ライヴはない・・んだよね。てことは私もライヴなしの日々かな。
さみしいなぁ。
どこでもドアがあればいいのに。
2009 EU TOUR決定!
PSYCHEDELIC PARADE IN EUROPE
2009.7.10(fri.)
Apolo,Barcelona Spain
2009.7.11(sat.)
Rockstore,Montpellier France
2009.7.13(mon.)
La Cigale,Paris France
2009.7.15(wed.)
Academy3,Manchester UK
2009.7.16(thu.)
Eddie's Rock,Birmingham UK
2009.7.18(sat.)
Garage,London UK
2009.7.19(sun.)
Werkstatt,Cologne Germany
2009.7.21(tue.)
Knust,Hamburg Germany
2009.7.22(wed.)
Ucho,Gdynia Poland
2009.7.24(fri.)
Klubben,Stockholm Sweden
2009.7.25(sat.)
Nasturi,Helsinki Finland
2009.7.26(sun.)
Gaudi,Moscow Russia
ナカマユキエとクリヤマチアキ、共通点は何でしょう?
違うところはどこでしょう?
人のことを目にした時に何をまず感じるか、という点については、人によってそれぞれ違うみたい。
先日ある方と話していて、芸能人やモデルの噂話になった。「あの人がかわいい」とか、そういう話。
その方は、どの芸能人の話になっても「その人は目の二重の幅がちぐはぐでおかしい」とか「その人は肌が汚くてファンデを厚塗りしてる」とか「鼻の先が出っ張り過ぎてる」とか、細かく細かいところばかり指摘する。
パーツごとに指摘する。
むしろパーツしか見ていない。
「パーツばっかりですね」と言ったら、「そうなの。パーツごとにしか見られないの。細かいところには気付くんだけど、全体を見ることができないの。だから誰かが整形したらすぐに分かる。」と。
そういった会話をしていて、思い出したことがあるんだ。
以前に男性数名と飲んでいて、「好みの芸能人は?」という話題になった。
一人目が「ナカマユキエ」と答え、
二人目が「クリヤマチアキ」と答え、
三人目が「ダンレイ」と答え、
四人目が「アオイユウ」と答えた。
その中で、「ナカマユキエ」と答えた人と「クリヤマチアキ」と答えた男性は、それぞれお互いの好みを聞いて、「へぇ~。俺にはそれ全然分かんない。」と言っていた。(つまり、ナカマユキエを好みだと言った人はクリヤマチアキが全く好みではない、ということ。)
そこで私が「でもナカマユキエもクリヤマチアキも、黒髪のロングヘアですよね。目が大きくてはっきりした顔だし。外見は似てませんか?」と言ったら、2人とも口をそろえて「全然違う!!」と。
ナカマユキエを好きな人は、「黒髪のロングヘアの女性が好き」なのではなく、「ナカマユキエのような雰囲気の女性」が好きなわけ。クリヤマチアキも然り。(もちろん、黒髪ロングヘアが好きだという部分も多分にあるだろうけど。)
あーそうか。なるほどなっとく。
「ナカマユキエが好き」、というのは、静かに微笑みながら自分(男)の話を聞いてくれる女の子が好き、という意味。決して声を荒げたりせず、下品なことも言わず、母のように自分を受け入れてくれる女の子が好き。白やパステル調の色合いのワンピースを着て、清楚な佇まいで日傘でもさしているような女の子が好き。だから、全身黒づくめでヴォーーーイッ!って言いながら頭振ってるような子は嫌い。・・・おぉっと(!)
それに対してクリヤマチアキが好きというのは、ちょっと尖がった子が好き。クリエイティブでアーティスティックな雰囲気が好き。一風変わっていて生意気そうな子が好き。そういう意味。
実際は逆かもしれないよね。ナカマユキエは、12mgの煙草吸いながら焼酎を瓶から飲んで泥酔する日々かもしれないし、インディーズバンド追っかけてバンドマンと繋がりまくることを生きがいにしてるかもしれないし、家の中では「片付けられない女」かもしれないし、もしかしたらあの黒髪ロングヘアはヅラかもしれない。クリヤマチアキは家の中では割烹着着てるかもしれないし、毎朝5時起きヌカ床をかきまぜてるかもしれないし、下着は常に白いコットンかもしれない。
全てはイメージだ。
そしてあの場にいた男性陣は、そのイメージを愛している。
それはある意味で当たり前なんだけどね。だって芸能人の噂話なんだし。「実際のところ」なんて分かりはしない。
でも、「あの人(芸能人)はああ見えて実は○○だと思う。」とか「でもあの人は~~だから。」っていう見方をする人も多いじゃん。「あの人、すごいきれいだよね~」って話をしている時に、「でも鼻の形が~~だよね」って難癖つける人。鼻の形なんてどーーーでもいいだろっ!全体的に見てきれいなもんはきれいなんだから!と言いたくなる人。
男性4人の好みの話を聞いていて、男の人はこういう人の方が幸せになれるだろうなーって思った。全体のイメージだけで「好き」か「好きじゃない」かを決められる人。細かいパーツパーツを挙げて「この人のここの部分が嫌だ」と言わない人。
男性だけじゃなくて女性もそうなのかな。
ダンレイを好きだと言った人は、ダンレイが元宝塚だということも知らなかったし、「武士の一分」も見ていない。知ってるのは金麦のCMだけらしい。あの「金麦冷やして待ってるからぁぁーーー!」にやられたらしい。
そういうの、いいよね。
ああいうベタなものに、ちゃんと筋書きどおり騙されてくれる人って、いいな。
幸せに生きていけると思う。
彼らの彼女や奥さんは、本物のナカマユキエや本物のダンレイと比べればだいぶ違うのだろうけど、それでも彼らにとってはナカマユキエでありダンレイなんだろうな。イメージは。
「○○さんって知ってる?」という噂話をする時に、「あぁ、あの口元がキツそうな人ね。」と言うか、「あぁ、あのほんわかしてて優しそうな人ね。」と言うかは、評価される側ではなく評価する側の裁量なのではないかと、そう思う。
私は、自分で言うのも何ですが(と言うのも何ですが)、雰囲気やイメージで捉えている方だと思います。と言うと、パーツで捉えているのがダメなように聞こえるか。そんなことはないのに。
視覚に頼ってないんだ。たぶん。その人の顔やら服装やらの個々パーツが目に入っても、それを全体像に結びつけて「だからこれはあの人だ」と認識することが遅い。鈍い。それよりも「気配」の方が確信を持って「あの人だ!」と思える。
その人をその人だと認識する最大のきっかけは、歩き方、だね。足音や歩く速さや歩く時の空気の動きなどなど。だから背後にいても誰だか分かることがあるし、はるか前方を歩いていても気付くことがある。(それなのに目の前にいる人に気付かないこともある。)
という話をしたら、「座頭市みたいですね」と言われたことがある。かっこいいじゃないか!
一緒にいて居心地がいい雰囲気って、あるじゃないですか。
その人の目の形や脚の長さがどうこういうものじゃなくて、隣にいてしっくりくる空気。自分の波長が変に乱されることなく、共鳴して響くことができる空気。
それがいわゆる「気が合う」っていうものだよね。
雰囲気は大事だよ。
理由付けや説明ができないからこそ、大事に感じられる。
硝子の箱
本、ライヴ、映画、靴、洋服
GRAPEVINE
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