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殊のブログを読んで、暗欝した気持ちになってしまった。

重々承知していることを敢えてああやって書かれてしまうと、残念に思う。

「殊だから」という訳ではないのよ。「お前が言うなよ」とも思っていないし。


ああいうことは、表立って書かない方がいいと思うんだけどなぁ。

「暗黙の了解」で済ませておく方が、いいと思うんだ。私の感覚では。


ああいったこと(説明なり、解釈なり、守ってほしい了承事項なり)を丁寧に語ってくるバンドマンもいるけど、語れば語るほど、バンドマンが俗世の人間に見えてきてしまって、嫌なの。


そう。

私の暑苦しい理想(笑)を押し付けるのならば、

「語らないでほしい」のではなくて、

「気付かないでいてほしい」のよ。

こちら側、つまり客(俗世)の面倒くさい諸々を見たくないから、ステージを見てるわけ。

そちら側、つまりステージ側に、夢だとか虚構だとか幻想を見出しているからこそ熱中するわけ。

それなのに、ステージに立つバンドマンにあんな俗っぽいことを言われちゃうと、さぁ・・・


「距離を保つべき」と言われても、私からすれば逆効果なんですよ。

ステージを見ながらも、「あー、この人は今、「僕はバンドマンだから、目の前のファンの子とは距離を持たなくちゃ」と思ってるんだろうなぁ」って考えてしまうと、萎える。


そんなくだらないことを全て一切合財無視して、客なんてそっちのけで、ほんとにもう好き勝手に暴れ回っていてくれればいいのに。


バンドマンの住んでる世界にミクシーとかありません!
にちゃんもありません!
殊はお菓子しか食べないし
シズナは嘘ついたことがないし
ロキは家の中でフルメイク&素っ裸だし
あっくんはダンボールに住んでます!

バンドってそーゆーもんです。

だって私の頭の中ではそーだもの。



もっと言ってしまえば、
同じ人間同士、同じ時代に生きている者同士、どこでどう出会うか分からないわけじゃん。
"バンドマンと客"という関係性に限らず。

そういうものと、どうやって境目を付けるわけ?



あ。
なんかイライラしてる?



ともかく、
ああいうことは語れば語るほど墓穴を掘るので、


黙ってらっしゃい。


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凡庸っていうイベント自体が、けっこう楽しいということを知りました。曲が分かると楽しい。有村は特に好きじゃないですが、彼の選ぶ曲は好きな曲ばかり。
楽しいのですが・・・座らせてほしい。椅子のあるところでお願いします。あ・・・ダメ?

曲目はどっかに載ってるはず。

ネジのギターをやってるhiroを初めて見た。前屈しながら弾く姿にニヤニヤしてしまうわ。シモキタ出身のキノコ頭がバンギャルにコールされてる・・・(笑)


バンドと出会った時、フィーリングってものがあるのよ。
その場で恋に落ちることもあるし、ジワジワと浸食されることもある。何度出会ってもピンと来なくて空振りすることも、往々にしてあるしね。

プラって、、、ねぇ。
有村って、、、ねぇ。

「頭では「よいね」と理解できても、どうにもこうにも食指が動かない」存在です。
私、プラ(というか有村)というのは、
「"不完全"を完全にやりきったもの」
だと思ってたのね。

だって不完全だし。穴がそこここにいっぱい開いてる。
歌も下手だし、しゃべりもダメで、ルックスだって「まんまL」だと思わせといて結構ゴツいし。(ゴツいよね?細いと予想させといて、実はゴツい。)
常に不完全、不十分なところが魅力か。
「不完全だ!」と指さして指摘しようにも、「そうだ!俺は不完全だ!」と開き直られてしまったらそれまで。言い返せません。
不完全であることを曝け出すことで、あれだけの人を惹きつけられるのかー。

作品が魅力的だということは、分かるんです。歌詞もきれいだなーって思うし。でも「分かる」って、なんかおかしくないですか。「いいですね。分かります。」って、そんなの分かってねーよ!と自分で自分に突っ込むもの。

プラ好きな人のうちバンギャル比率はどれくらいですか。
プラが好きで、
それ以外はUKロックや北欧の歌手を聞いてます、
服装は原宿系です、
原宿や表参道の美容院に詳しいです、
趣味はカメラです、、、
みたいな人、多いんじゃないのー?

そういう人もいつつ、
ロリータちゃんもいつつ、、、っていうのがおもしろいのかもしれないけれど。

有村を好きな人は、藤原基央や加瀬亮や松山ケンイチも好きなんじゃないかと思ってるんですが、どうでしょ。
好むキーワードは、
カフェ

眼鏡
毛玉のついたセーター(古いか?)
変形ニット
キモカワ
昼下がり

手作りパン
、、、などなど。
そういうものが好きでありつつ、毒の部分がないと嫌、という人。裏の顔がないとダメ、という人。
普段はフワフワしたしゃべり方の有村が、突然「いけるがぁぁぁぁ!」って煽る、あの転換スイッチ。あれがそういうのを端的に表してるような気がするのよ。

ずっと前に、バンプファンの集いにて「職場に藤くんがいたら、嫌だね~」って話になったんだわ。有村もそうだな。「つべこべ言ってないで、さっさとやれよ!」などと怒鳴ってしまいそう。イライラして、仕舞いには「お前の前髪にイラつくんだよ!」ってキレるんじゃないかと。
(あ、そういえば有村さんは髪が短くなってた。)


結局なんだっけ。
ライブ見てたのに「有村(のようなアーティスト)とは。」ってことしか考えてなかった。

うーん。

うーーーーーん。

何が違うんだろうね。

たぶんきっと、相性なんだろうなぁ。私が求めているものが足りていない。言ってしまえば、色気です。有村に色気を感じる人はいっぱいいるんだろうけど、私には分からないんです。私のセンサーには反応しないんですよ。
だから、相性。

私は田中さんが好きで、あの人の色気に惹かれるわけです。「色気」というか「エロ」。直情的なエロが、「これでもか!」ってくらい放たれまくってる。

だからまぁ、繰り返しになりますが、相性です。



ネジのライブの時、ふと周りの客を見たら、みんなものすごくウットリしてステージを見てたんだよねぇ。
あー。きっと有村のことを好きなんだろうなぁ。
と思った。

笑いながら、指差して「相変わらず下手だねー!」などと言いながら、「でも好き。」と心の中で密かに思う。
そういう愛で方をするのが、あまり許されていない感じがして、恐縮だ。

Wアンコールの途中で退席しました。
すごくいいライブだとは思ったんだけど。

外に出たらキテるバンドの人がいました。



 

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曲目

百万本のバラ(加藤登紀子)
みずいろの雨(八神純子)
Masquerade(Kaya)
私は私よ(高田渡、夏木マリ)


衣装はおおよそ、アンプラグドの衣装と同じ。

篤人
黒いプリントTシャツ、白シャツ、黒いパンツ、黒いハット、金髪

真悟&吉野さん
黒スーツ、白シャツ

Kayaさん
白いフリルシャツ、コルセット、黒いロングスカート、黒髪、お花のコサージュ



転換中にセッティングする音を聞いてウットリ・・・。転換中の音からライブは始まってます!
幕が開いて、板付きで始まり。

百万本のバラは"いかにもKayaさん"って雰囲気。
みずいろの雨の後、MC。


ごきげんよう。皆様ごきげんよう。
本日は凡庸に参加させていただきまして。わたくし大好きなイベントですの。
本日はこのようなセッションという形でやっておりますが、わたくし、普段は一人で歌ったり踊ったりしております、Kayaと申します。
(客「あ~~!」)
「あ~~!」って!!え!?知らなかったの!?そうよ!Kayaよ!!
こちらのお二人はSugarというバンドの方々で、こちらはサポートピアノの吉野さんです。
少し自己紹介させていただいてよろしいかしら?わたくし、いつもは一人で歌ったり~~踊ったり~~しております。そうよ、踊るのよ、こんなふうに。
そしてこちら、Sugarのベース、真悟!そしてこちらは、わたくしのペット、ドラムの篤人!ほほほ!かわいいでしょぉ!?ペットなのよ!(篤人、顔を逸らしながら苦笑い)
そしてピアノの吉野○○くんです!
ここで少々告知を。わたくし、明後日の19日金曜日、すぐそこのO-WESTでワンマンライブを行います。(パチパチ!)もし今日見て「いいな」と思っていただけたら、ぜひ足をお運びください。ぴあなどのチケットはもうなくなっているみたいですが、今日は先行チケットを物販に持ってきておりますので、よろしかったらどうぞ♪
それではSugarさんからの告知をどうぞ。どっち?こっち(真悟)?こっち(篤人)?(真悟が篤人を見る)こっちなのね。はい、どーぞ(はぁと)


あっくんの方を見つめながらドラム台に腰掛けるKayaさん。

あ「・・・近くないっすか?」

か「アラ近い?近くないわよ!(と言いながらドラムセットの裏に回り込む)近いって言うのは、こぉ~ゆぅ~~のを言うのよぉ!(あっくんを後ろから抱きしめた・・・(ワナワナ)・・・(フルフル)・・・腕をあっくんの首にグルーーッと巻き付けて・・・(ナンテコトダ)・・・(メラメラ)・・・。構図としては、以前にジャケ写で真悟にやってたのと同じ。)」

あっくん、Kayaさんの腕を、モノを扱うようにガシッと鷲掴みにして払い除けて、
「そーゆうの無理なんで。」
とハキハキ言い放ちました。
「やんわり手をどけた」とかじゃない。あの掴み方は「女の子の手を掴む仕草」ではなかった!肩に落ちてきた荷物を払い除ける仕草だよ!しかも躊躇なく「あ。無理なんで。」って・・・。あっくんすごいな。さすがだよ。顔が愛想笑い(=薄ら笑い)だったところが、余計に本気っぽくて怖いわ!真剣に必死な表情で「む、むりです・・・」って困ってくれたら「キャハ~かわい~」って言われるのかもしれないけど。

えー。
そうゆうところも好きです!嫌なものは嫌だと正直に言ってしまうところが。
大人な対応ができない篤人に、「まだ飼い慣らされていない感」を垣間見るんですよ・・・フフフ・・・

ここ、今日のハイライトだった。

腕を払い除けられてドラムセットから降りたKayaさんが、「じゃ、告知どーぞ」と言うと、
あっくん「え。このタイミングで・・・?」

お前がこのタイミングを作ったんじゃないかぁぁぁ!

あ「えーと。ワンマンツアーやります。」

か「まぁ!ワンマンツアー!!なんてオシャレ!」

あ「おしゃれ?・・・おしゃれか?ま、いいや。ワンマンツアーやって・・・そうそう、それで、ミニアルバム出すんですよ。」

か「ミニアルバム!どんな感じなの?」

あ「あ~あのぉ~・・・今回もいいですよ。」

か「今回、いいのね。どんなことやってるの?」

あ「どんなこと、ですか?うーん。これ、、、いややっぱ言えません。あ!俺、叫んでるんですよぉ~」

客(え!?)

か「叫んでるって!?う゛ぉーーー!って?」

あ「そうそう。曲の最後のところでコーラスしたりしてるじゃないですかー。そこを録らなきゃいけなかったんですけど、すっかり忘れてて。最後のMixの時に気付いたんですけど、その時にスタジオに残ってたのが俺だけだったんです。で、「じゃ、ちょっと入って!」って言われて。」

か「ロキの立場を脅かすわけね!」

あ「そうそう。」

真悟「俺はレコーディング中の3日しかスタジオにいませんでした。すみません。」

か「あら男らしい。」

真悟「自分の仕事だけして、帰りました。」

か「・・・そうゆうキャラだったっけ?で、そのミニアルバムはいつ出るの?」

あ「知りません(即答)」

か「は!?」

あ「だって・・・ほんの2日前に録り終わったばっかりなんですよ。」

真悟「(すかさず)11月2日です。」

あ「(!)・・・ずるいよね~~~。それ、ずるいっすよ~~~~」

でも間違ってるから。11月5日ですから。真悟残念。

そう言えばKayaさんがお客さんに向かって「Sugarのファンの人~?」って聞いてた。手は挙がってた。ちらほら・・・ほんとにちらほらと・・・少ないなオイ。かくいう私も手を挙げてないので、ほんとのところは知りませんが。


「Masquerade」と「私は私よ」ではKayaさんが華やかでした。あっくん、本領発揮!(あっくんの得意分野とは、またちょっと違うのかな?)

「私は私よ」は夏木マリバージョンしか聞いたことありません。ジャズ?ファンク?ソウル?とにかく迫力。
ピアノソロ、ベースソロ、ドラムソロを振る時のKayaさんのステージングが華やかで、かっこよくて、思わず見とれた。


いやー
それにしても
篤人。
あれを見ているだけで、聞いているだけで、世界の動きが止まるよ。
篤人のドラムを見ていると、どんなにステージが遠くても、周囲のものの動きが一切止まる。周囲の動きが見えなくなる感覚に陥るの。
一瞬にして無音の世界に変わる。
そう。無音なの。静謐な世界。
ドラムの音は確かに聞こえているのだろうけど、音を音として楽しむというよりも、振動に引きずり込まれる。
「音に身を任せる」のではなく、もっとトリップした状態で飛び降りてる感覚。



ドラムソロもいっぱいあったよ。
どうだったかって、そんなん「どーだった」とも言えない。篤人のドラムでした。
これを見るためだけに私はここに来たんだわって、深く頷くようなドラム。

あ~よかったね~私、よかったね~あんな素敵なものを拝むことができて!

曲の始まりでカウントとってスティックを打ち鳴らす姿に惚れ惚れ。
ピアノとベースを交互に見ながら調子を窺っている表情に惚れ惚れ。
上手側を見ながら、手で弧を描いて下手のシンバルを叩く様子に惚れ惚れ。

どーよこれ。


いつものようにあっさり退場していきました。手を振ることもなく、客席をチラッと見て立ち去った。
かっこいいんだわ、これが。あっくんだったら何でもいいのか?そう、いいの。だってあっくんだから。


よかったよかった。幸せです。

 

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著者は日本生まれのイギリス人。


私の周辺で俄かにブームになっている、カズオ・イシグロ。
読んでみると、確かにおもしろいです。好む人にはとことん好かれそう。


これがどんな小説かということは、語られるべきではないこと、解説されるべきではないこと、なのですよ。おそらく。
ネタバレ禁止!というわけではないけれど・・・
もしいずれこの本を読むことがあるとしたら、何の予備知識も持たずに読んだ方が絶対にいいから。


この本に書かれている世界は、全てが緻密に設定されている。
"そこ"には完成されたパラレルワールドがある。
向こうの世界で起こっていることを、薄ーーーく切り取って淡々と綴ったのが、この小説。
3割くらいしか説明されていないので、あとは全てが読者の思考力と想像力次第ね。

読み進めていくと、「あ、そういうことなのか」ということが、途中からどんどん分かってくる。
でも全部は分からない。
全ては分からない。
おそらく、きっと、こう・・・かな?というだけで。

登場人物が全て「向こう側の人」なので、「向こう側の人」が語る時の立場も、背景も、思考回路も、全てが「向こう側」なのよ。
だから、読者(こちら側)の感覚とはピタリと一致しないの。


ものすごく抽象的だわ。



残酷な話だ、とか
怖い話だ、とか
人によって感じ方はいろいろだけど、私は「残酷」や「怖い」というよりも、「自分はどうなんだろう?」と自分に置き換えて考えこんじゃったなぁ。

「死」を、「残酷」とか「怖い」と捉えますか?
ってことなのかも。

私たちはみんな「死」に向かってひた走っているわけだけど、だからと言って「目的が死」なのではなく、目的はあくまでも生きることである。

「生きる」ってことを積み重ねて、その先に「死」というゴールがありますよー。

と、考えられるということは幸せですね。

そんな感想です。

(まぁ、でも、、、「生きる意味」を見つけることやら「生きた証」を探すことやらを強制するのはいかがなものかと思ってしまう。)




小説の世界が静かで綺麗で、しかもとても読みやすいです。
でも説明が少ない(もしくは無い)ので、ちょっとした一言や、小さな仕草の描写一つから、状況を読み取らなければいけない。さりげない言葉一つに大きな意味が含ませてあったりするから。

だからね、こうゆうのは「好きな人はとことん好き」なんだろうなぁ、と。


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うーむ。


これはもしや、燃え尽き症候群か?


楽しみがないわけじゃないけど、

・・・ないわけじゃない。



しみじみと、夏が終わったなーって思ってる。
今年もまた、夏が終わりました。

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