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定番の本を、改めて読み返したくなる病。

北村透谷を読んでいたら、ふと、藤村が読みたくなった。

10年振りに『破戒』を読んだよ。
こんなに美しい小説だったのか!?
目から鱗。

無駄がない。
言葉が華やか。
情景が目に浮かぶ。

そしてなによりも、台詞が美しい。
台詞だ。
台詞が、すごい。

行間がすばらしい小説もあるし、情感がすばらしい小説もあるけれど、『破戒』は台詞。
人物が語る言葉、人物に語らせた言葉に、一分の隙もない。

この小説の一番の読みどころは、丑松の父親が丑松に語った言葉なのだと思ってる。(そうよね?)
語った言葉が秀逸、荘厳で、思わず見とれた。読み惚れた。


読み返してみることって、大事だわ。
中高時代には分からなかったことが、今は分かったりするもの。

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