「普通のOL」は何に癒されているのか？

「普通のOL」がﾀｰｹﾞｯﾄの商品開発だか何だかで、「「普通のOL」にｳｹるものは何か？」という話題で揉めたらしい。私じゃなくて、知人が。
それで、私も聞かれたんです。「普通のOLって、何に癒されるの？何を楽しみに日々生活してるの？」と。
まぁ、ねぇ。私に聞いてもしょうがないと思うよ。

どうやらそこで言われている「普通のOL」というのは、「結婚を目標としている一般職OL」のようなものらしい。
でも、今どきそんな一般職もいないと思うんだけどなぁ。


で。
「普通のOL」がすること、しないことについて、A氏（♀）とB氏（♂）が揉めたんだと。

例えば、新聞を毎日読むかどうか。
A氏曰く、「普通のOLは、新聞なんて読みません。」
B氏反論。「金融関係の職場に勤めていたら、日経くらいは読むでしょ。」

例えば、ﾀﾞｲｴｯﾄをする目的について。
B氏曰く、「ﾃﾚﾋﾞに映る芸能人や、雑誌のﾓﾃﾞﾙなんかを見て、こんな風になりたいって思うんじゃない？」
A氏反論。「そんな夢みたいなこと考えません。普通のOLだって、もう少し現実的ですよ。」
B氏曰く、「じゃぁ・・・理想の自分に近付きたいから、とか？」
A氏反論。「そんなんじゃありません。「かわいくなりたいから」です！」


簡単に考えてみれば、「普通のOL」なんて、この世には存在しないんですよね。

だって、自称「普通のOL」である私が何に癒されているかって、、、ねぇ。
癒されているものの中に「ﾛｷさん。」とかも、あるんですよ。

「普通のOL」が、「ﾛｷさん。」

　（　？　）b

でも私は何ら特殊でもないし、変わっているわけでもないの。
ただ普通に生きていて、ﾛｷさんに癒されているだけ。


そのA氏（♀）は、「自分は「普通のOL」ではない」という前提からｽﾀｰﾄしているから、何だか話がややこしくなってるんだ。
そして、それはつまり、「自分は「普通のOL」よりも高等な人間である」ということ。

高等も下等もあるかよ！ないよ！反語だよ！


「「普通のOL」って、どんな音楽聞くの？」とも聞かれた。
だから、それ、私に聞いても・・・
考えた末、「ｽｷ*ｽｲｯﾁ。」と答えておいた。

ちょっと前の「普通のOL」だったら、R&Bとか聞いてたんだよねぇ。雑誌の読者ﾓﾃﾞﾙみたいなのが、そんなこと言ってたもの。
今は何なんだろう。


「普通のOL」などと軽々しく語ってしまうところが、罪深い。

ﾌｧﾝに貴賤がないように、
職に貴賤もないのです。